皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ステレンボッシュ
・前走より上があっても不思議ない状態
・能力上位かつ速い上がりが使える馬◎
・穴で面白いのはエセルフリーダという話し
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「前走より上があっても不思議ない状態」
最終追い切りで南W3ハロン35.6秒。非常に速いラップを刻んでいます。力強いフットワークも目につき、前を走っていた併せ馬たちにグイグイ迫る動きが出来ていました。1週前追い切りでは乗り替わりとなる戸崎騎手を乗せて終い11.1秒の鋭い末脚を見せていました。
前走や前々走が栗東滞在での調整だったため、一概には比較できないのですが、前走や前々走がウッドコースで終い12秒台ということもあったことを考えると、今回の方が良いかなという感じがします。
折り合い面も全く問題なさそうで、スムーズな走りが出来ていますし、仕上がりとしては万全と言っていいでしょう。個人的には休み明けだった前走より上があっても不思議ないと見ています。
推奨理由②「能力上位かつ速い上がりが使える馬◎」
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| １番人気 | 6- 2- 0- 2/ 10 | 60.0% | 80.0% | 80.0% | 131 | 106 |
| ２番人気 | 1- 3- 3- 3/ 10 | 10.0% | 40.0% | 70.0% | 98 | 113 |
| ３番人気 | 3- 0- 1- 6/ 10 | 30.0% | 30.0% | 40.0% | 222 | 96 |
| 4～6人気 | 0- 2- 3- 25/ 30 | 0.0% | 6.7% | 16.7% | 0 | 50 |
| 7～ 人気 | 0- 3- 3-111/117 | 0.0% | 2.6% | 5.1% | 0 | 62 |
オークスは、能力上位の馬による順当な決着が多いです。
まずこのレースの人気別データを見ると、1番人気が勝率60％、複勝率80％。回収率は単複ともに100％を超えるなど、過去10年では適当に1番人気を買っていれば儲かっていたほど好走が多く、その他を見ても上位人気から順に好走率が高くなっていました。
7番人気以下から好走した6頭を見ても、後の重賞でも活躍する馬ばかりになっていました。ここを好走したものの、その後全く駄目だったのはハギノピリナぐらいのもので、人気薄からの激走も弱い馬が恵まれて好走というよりは、その能力に気づかれず人気薄になっていたという感じです。
| 上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3F １位 | 7- 2- 1- 2/ 12 | 58.3% | 75.0% | 83.3% | 200 | 127 |
| 3F ２位 | 0- 1- 4- 10/ 15 | 0.0% | 6.7% | 33.3% | 0 | 304 |
| 3F ３位 | 2- 2- 0- 3/ 7 | 28.6% | 57.1% | 57.1% | 174 | 115 |
| 3F ～５位 | 1- 4- 2- 12/ 19 | 5.3% | 26.3% | 36.8% | 46 | 173 |
| 3F ６位～ | 0- 1- 3-120/124 | 0.0% | 0.8% | 3.2% | 0 | 14 |
また上がりのデータで見ると、上がり最速を出した馬が勝率58.3％、複勝率83.3％という驚異的な数字を叩き出していました。オークスはどの馬が速い末脚を使うかを予想するレースと言っても過言ではありません。
ここまでの話しをまとめると、ここで狙い目になるのは能力上位かつ速い上がりが使えそうな馬となるでしょう。
では、具体的にどんな馬が能力上位かつ速い上がりが使えそうかという話しですが、やはり一番分かりやすいのは桜花賞を勝っていて末脚上位だった馬です。
こちらは過去10年の桜花賞馬と桜花賞での上がり順位。そしてオークスでの結果をまとめたものですが、桜花賞を勝ってオークスでも好走した馬は全て桜花賞で上がり3位以内の末脚を使った馬でした。
逆に桜花賞を勝ったものの上がり順位は低かった馬。ソダシやレーヌミノル、レッゴードンキなどはオークスで全て馬券圏外に沈むなど分かりやすい傾向になっています。
そして今年のステレンボッシュは桜花賞で上がり3位以内。リバティアイランド、スターズオンアース、デアリングタクト、アーモンドアイなど複勝率100％のグループです。
ステレンボッシュはオークスにおいてかなり信用できる馬になるでしょう。
推奨理由③「穴で面白いのはエセルフリーダという話し」
ステレンボッシュの相手としても人気になっているチェルヴィニアやスウィープフィートなどが有力かなと見ていますが、穴で面白いと見ているのがエセルフリーダです。
この馬は前走でミモザ賞を勝っているのですが、ミモザ賞を上がり最速で勝った馬。最後までバテずに差し切った馬はスルーセブンシーズ、ウインマリリン、ルヴァワールと、過去10年では後の活躍馬や素質馬ばかりになっていました。エセルフリーダもミモザ賞が行われた中山芝2000というタフな舞台を、バテずに最後まで走りきった1頭です。
また前走で記録した2分00秒4というタイムも優秀で、過去10年の牝馬においてこのタイムより速く走ったのはレガレイラ、アマゾーヌという馬の2頭のみになっています。
冒頭にオークスで人気薄から好走するなら、まだその能力に気づかれていない馬という話しをしましたが、エセルフリーダは前走の内容は優秀ですし、追い切りでもかなり良い動きを見せるなど、素質を感じる1頭です。人気馬以外でならエセルフリーダかなと見ています。
だいぶ話しは逸れてしまいましたが、ステレンボッシュは追い切りでの動きも良かったですし、ここは無難に勝ち負けしてくるのではないかと予想します。
まとめ
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