【日本ダービー2024】過去データ分析《傾向ピッタリは?》

過去データ

はい、皆さんこんにちは。アギョウです。

今回は日本ダービーが、どんな特徴があるレースかを解説していきます。

それじゃあ早速人気データを交えながら話しをしていきましょう。

人気データ

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 2- 3- 2- 3/ 10 20.0% 50.0% 70.0% 33 91
2番人気 1- 3- 1- 5/ 10 10.0% 40.0% 50.0% 53 78
3番人気 3- 2- 1- 4/ 10 30.0% 50.0% 60.0% 138 111
4~6人気 3- 2- 1- 24/ 30 10.0% 16.7% 20.0% 108 65
7~ 人気 1- 0- 5-112/118 0.8% 0.8% 5.1% 78 61

日本ダービーは、小波乱の余地があります。

1番人気が複勝率70%。人気どころも来るには来ていますが、回収率で見ると3~6番人気が軒並み100%を超えていました。それだけ中穴どころの台頭が多くなっているというわけです。

同じ舞台のオークスは牝馬限定戦ということもあり、2400メートルをこなせるだけのスタミナを持っている馬が数えるほどしかおらず、能力のない馬は途中で脱落。順当な決着が多くなりますが牡馬同士ではそうはいきません。牡馬は2400メートルでも大丈夫な馬ばかりです。その結果、牝馬限定のオークス以上に混戦となり、波乱の余地が生まれるのでしょう。

ダービーは、小波乱程度なら十分考えれます。

枠順データ

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1枠 2- 2- 1-15/20 10.0% 20.0% 25.0% 493 85
2枠 1- 1- 2-16/20 5.0% 10.0% 20.0% 20 98
3枠 1- 1- 1-17/20 5.0% 10.0% 15.0% 7 37
4枠 0- 2- 1-16/19 0.0% 10.5% 15.8% 0 208
5枠 1- 0- 0-19/20 5.0% 5.0% 5.0% 58 13
6枠 2- 2- 3-13/20 10.0% 20.0% 35.0% 68 102
7枠 2- 1- 1-25/29 6.9% 10.3% 13.8% 21 21
8枠 1- 1- 1-27/30 3.3% 6.7% 10.0% 41 23

日本ダービーは、内枠有利でしょう。

詳細な枠順別データを見ると、まず目に付くのが1枠の回収率の高さです。1枠は勝率10%、複勝率25%と好走率も高水準でまとまっており、人気の有無を問わずに好走が多いことが分かります。

枠順 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1~4枠 4- 6- 5- 64/ 79 5.1% 12.7% 19.0% 131 106
5~8枠 6- 4- 5- 84/ 99 6.1% 10.1% 15.2% 44 36

1枠~4枠、5~8枠というザックリした括りで見ても、やはり内枠有利の傾向で、1~4枠というだけで回収率は単複ともに100%を越えていました。過去10年では内枠の馬を適当に買うだけで儲かっていた計算です。

ここまで内枠有利になるのはCコース替わりとなるからでしょう。コース替わりによって、また内側にキレイな馬場が出現するため、そこを通れる可能性の高い内枠が有利になるという単純な話です。この内枠有利になりやすいというのも、小波乱に一役買っているかもしれません。

もちろん能力さえ高ければ外枠でも問題ありませんが、少し能力に劣る馬にチャンスがあるとすれば、内枠を引いた馬になるでしょう。

脚質データ

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 0- 1- 0- 9/ 10 0.0% 10.0% 10.0% 0 39
先行 4- 2- 2- 27/ 35 11.4% 17.1% 22.9% 329 172
中団 4- 6- 7- 71/ 88 4.5% 11.4% 19.3% 26 55
後方 1- 1- 1- 39/ 42 2.4% 4.8% 7.1% 10 12
マクリ 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0% 265 90

日本ダービーは、末脚が重要となる一戦です。

まず脚質別のデータで見ると先行・中団。真ん中辺りから競馬をする馬が良いな程度で、これといった傾向は見えてきませんが、これを上がりのデータで見れば一目瞭然です。

上がりデータ

上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 2- 2- 3- 5/ 12 16.7% 33.3% 58.3% 109 130
3F 2位 4- 1- 1- 6/ 12 33.3% 41.7% 50.0% 130 75
3F 3位 0- 1- 1- 7/ 9 0.0% 11.1% 22.2% 0 43
3F ~5位 0- 3- 1- 16/ 20 0.0% 15.0% 20.0% 0 88
3F 6位~ 4- 3- 4-112/123 3.3% 5.7% 8.9% 96 60

上がり1~2位をマークした馬は半分以上の確率で馬券絡みしており、回収率も100%を超えていました。上がり6位以下からの馬券絡みもありますが、東京競馬場らしく速い末脚を使うに越したことはないでしょう。

ダービーは、末脚重要な一戦と見て間違いありません。

基本データまとめ

簡単にココまで話した内容をまとめますと、日本ダービーは、

・小波乱の余地があるレース
・Cコース替わりで内枠有利
・東京競馬場らしく速い末脚が必要

この3点が、特徴として挙げられるでしょう。

ここからはこれらの特徴を踏まえて、具体的にどの馬が今年の日本ダービーにピッタリかというのを考えておこうと思います。

キャリアデータ①

これまで2回以上馬券圏外になっている馬は、過去10年で1頭しか勝っていません。殆どの馬はここまで4着以下になったことがない、もしくは4着以下になったのは1回までという馬でした。

ここまで何度も馬券圏外になっている馬は、単純に能力的に足りない場合が多く、大波乱を呼んだ2019年のロジャーバローズでさえ、ここまでに1回しか馬券圏外に沈んでいませんでした。失敗はあっても1回までというのが、データにしっかりと出ています。

唯一の例外は2014年のワンアンドオンリーですが、この年はこれまで3回も馬券圏外になっていたワンアンドオンリーが3番人気に支持されるなど、これといった馬が不在で極端にレベルが低いとされていた年でした。この年は例外かなという感じで、基本的にはこれまで馬券圏外になったことのない馬。馬券圏外を1回までに抑えているような強そうな馬を、素直に評価するべきでしょう。

日本ダービーは小波乱の余地があるとは言いましたが、だからといって実績的に微妙な馬が勝っているわけではないというところには要注意が必要です。

キャリアデータ②

過去10年の勝ち馬の多くは、これまで全て上がり3位以内、もしくは上がり1位を複数回出していた馬になっていました。逆にいえば大した末脚を見せていない馬は勝ちきれていないことが分かります。

上がりデータのところで、日本ダービーは東京競馬場らしく速い末脚が必要という話しをしましたが、それならデビューからここまで全て速い末脚を使っているか、上がり1位を複数記録していた馬が当然良いに決まっています。単純にここでも末脚上位の可能性が高いですからね。

これまでの戦績を見て、速い上がりを使っているかどうかは重要になってきます。

種牡馬データ

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
サンデー系 7- 9- 7- 87/110 6.4% 14.5% 20.9% 120 63
非サンデー 3- 1- 3- 61/ 68 4.4% 5.9% 10.3% 22 73

日本ダービーは、サンデー系の馬たちが好走傾向です。

父サンデー系だった馬は、そうでない馬と比べて2倍以上の複勝率となっており単勝回収率も100%を超えるなど、明らかにサンデー系の馬たちが好走傾向にありました。

そもそも日本でここまでサンデーサイレンスが大流行したのは、他にはない速い末脚が使える馬が多いから。この日本ダービーを勝てる血統だからです。

時代も進んで非サンデー系の馬たちも増えてきましたが、まだまだサンデー系の勢いは健在でしょう。

ここまで3つのデータをクリアして残っているのはアーバンシック、シックスペンス、レガレイラの3頭です。

この3頭のうち強いて1頭にするならどの馬か。最後の鍵を握るのは前走皐月賞のデータではないかと思います。

前走皐月賞データ

前走レース 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
皐月賞 8- 9- 6- 70/ 93 8.6% 18.3% 24.7% 46 55
それ以外 2- 1- 4- 78/ 85 2.4% 3.5% 8.2% 123 81

このレースは前走皐月賞組が強いレースなのですが、皐月賞が消耗戦になった年は、ダービーとあまり繋がらない傾向にあります。

まず過去10年の皐月賞、別路線組のデータを見てもらうと、やはりレベルが高くなりやすい皐月賞組が圧倒的で、基本的には皐月賞を走っていた馬の中から、どの馬を選ぶかという感じなのですが、稀に例外となる年があります。

前走皐月賞 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ラスト3Fで11秒台が2つ以上の年(瞬発戦) 6- 6- 5-46/63 9.5% 19.0% 27.0%
ラスト3Fで12秒台が2つ以上の年(消耗戦) 2- 3- 1-24/30 6.7% 16.7% 20.0%

それが皐月賞が消耗戦となった年。具体的には皐月賞のラスト3ハロンにおいて12秒台のラップが2つ以上刻まれた年です。

皐月賞は極端なハイペースになったり、極端な道悪になったりすると、中山ということもあり上がりの掛かる展開になるのですが、そういった年の皐月賞はあまりダービーには繋がらない傾向にあり、具体的な数字を見ると消耗戦の年は勝率6%台だったのに対して、11秒台のラップが2つ以上並ぶ瞬発戦となった時は勝率9.5%もありました。

ダービーは東京競馬場らしく速い末脚が必要なレース。つまり11秒台のラップが複数並ぶ瞬発戦になりやすいため、消耗戦での結果はダービーには繋がらないのです。もしかしたら消耗戦は次走へのダメージが残りやすいという側面のもあるかもしれません。

では今年はどっちだったのかと言われれば、ラスト3ハロンが12.1-11.7-12.0というラップで、12秒台のラップが並ぶ消耗戦となっていました。

その他に消耗戦だった2021年は絶対的と言われたエフフォーリアが、別路線組のシャフリヤールに負け、去年も青葉賞からハーツコンチェルトが好走。2018年はプリンシパルステークス組のコズミックフォースが激走し大波乱になるなど、皐月賞が消耗戦になった年は、素直に皐月賞上位馬で決まる感じにはなっていません。

皐月賞のレース質とローテ 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
瞬発戦だった年の皐月賞組 6- 6- 5- 46/ 63 9.5% 19.0% 27.0% 35 53
瞬発戦だった年の別路線組 1- 1- 2- 58/ 62 1.6% 3.2% 6.5% 150 42
消耗戦だった年の皐月賞組 2- 3- 1-24/30 6.7% 16.7% 20.0% 69 59
消耗戦だった年の別路線組 1- 0- 2-20/23 4.3% 4.3% 13.0% 50 186

皐月賞が瞬発戦、消耗戦だった時の皐月賞組と別路線組の、実際の数字がどの程度かというのを見ておくと、やはり皐月賞が消耗戦だった年は例年ほどは奮わず、別路線組が成績を大幅に上げていました。

今年の皐月賞は消耗戦。別路線組の台頭も十分ありえる年なのではないかと見ています。

これまで馬券圏外が1回以内、これまで全て上がり3位以内もしくは上がり1位を複数回、父サンデー系、そして皐月賞が消耗戦だった年の別路線組という4つのデータを同時にクリアした時。勝率20.0%、回収率も100%を超えていました。

今年の出走馬で、これをクリアしたのはシックスペンスしかいません。

まとめ

というわけで今年の日本ダービーにピッタリの馬は、シックスペンスではないかと思います。

この馬は前走圧勝。他馬を寄せ付けない圧倒的な走りを見せていました。スローペースではありましたが、ラスト2ハロンを10.9-10.8秒というレースラップで駆け抜けるなど非凡な末脚です。瞬発力勝負になりやすいダービーに直結しそうな走りでした。ジャスティンミラノに逆転があるとすれば、まずこの馬ではないかと見ています。