皆さんこんにちは。アギョウです。
◎タイトルホルダー
・前哨戦としては万全の状態
・有馬記念組が好走傾向
・道悪は前残りと栗田厩舎
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「前哨戦としては万全の状態」
最終追い切りで終い11.2秒をマークしました。この時は調教に乗りに来ていた横山和生騎手の合図を待って、合図が出た瞬間にサッと手前を替えて、併せ馬を一気に突き放す動きが出来ていました。調教の動きは申し分ありません。
この馬で気になるのは前走の敗因だと思いますが、個人的には凱旋門賞の疲れというより、結果的に調教のやりすぎだったかなと見ています。というのも、前走はレースの約1ヶ月前から終い11秒台を出して、その後は毎週のように終い11秒台を出して本番を迎えていました。当時は入念な乗り込みをしてるから凱旋門賞帰りでも大丈夫と思っていたのですが、レースの結果を見ると調教のやりすぎもあったのかなと見ています。
今回はレースの2週前から終い11秒台を出す、通常通りの調教メニューに戻っていますし、これなら一気の巻き返しがあっても不思議ありません。去年のこのレースの時と、今回の調教を比べると、今回の方が明らかに動けていますし、勝った去年以上の状態である可能性は高いです。
前哨戦としては、万全に近い仕上がりでしょう。
推奨理由②「有馬記念組が好走傾向」
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
有馬記念G1 | 3- 3- 3- 8/17 | 17.6% | 35.3% | 52.9% |
日経賞は、有馬記念組が好相性となっています。
このレースは有馬記念と同じ中山芝2500メートルで行われるということもあってか、過去10年では前走有馬記念具を走っていたというだけで複勝率52.9%。半分以上の確率で馬券絡みしていました。
先週の阪神大賞典も、有馬記念組が直結しやすいという話しをして、僅か4頭しかいなかった有馬記念組が馬券圏内を独占するなど、今年の有馬記念はレベルが高かったと見ているだけに、ここも前走有馬記念組には要注目です。
前走有馬記念 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
◆同騎手 | 3- 0- 2- 3/ 8 | 37.5% | 37.5% | 62.5% | 86 | 132 |
◆乗替り | 0- 3- 1- 5/ 9 | 0.0% | 33.3% | 44.4% | 0 | 72 |
さらに前走有馬記念組の中でも、特に今回継続騎乗となった馬が好走傾向です。
日経賞が行われる週はドバイワールドカップがあるため、有力な騎手があちこちにバラけてしまうのですが、そんな中で継続騎乗を勝ち取った馬は、やはり騎手からの評価も高い1頭というわけです。
前走有馬記念かつ今回継続騎乗という馬は、勝率37.5%、複勝率62.5%。回収率も複勝なら100%を超えてきます。
推奨理由③「道悪は前残りと栗田厩舎」
土曜の中山は雨の予報もあるということで、道悪についての話しもしておきます。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2- 0- 0- 9/ 11 | 18.2% | 18.2% | 18.2% |
先行 | 4- 6- 4- 20/ 34 | 11.8% | 29.4% | 41.2% |
中団 | 3- 3- 6- 45/ 57 | 5.3% | 10.5% | 21.1% |
後方 | 0- 1- 0- 32/ 33 | 0.0% | 3.0% | 3.0% |
マクリ | 1- 0- 0- 1/ 2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
日経賞は、道悪になると前残りの傾向です。
まず、馬場に関係なく過去10年の脚質別のデータを見ると、逃げ切りもあれば中団からの差しもあるなど、これといった大きな傾向は見られないのですが、これを稍重以上の道悪に限定すると、傾向が見えてきます。
脚質(稍重~不良) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
逃げ | 2- 0- 0- 0/ 2 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
先行 | 0- 2- 1- 4/ 7 | 0.0% | 28.6% | 42.9% |
中団 | 0- 0- 1-12/13 | 0.0% | 0.0% | 7.7% |
後方 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
マクリ | 0- 0- 0- 0/ 0 |
こちらが稍重以上のデータですが、逃げ馬が過去2年2勝。先行馬が2着を確保するなど、道悪になると途端に前残りが顕著となってきます。
日経賞は、あくまで天皇賞春への前哨戦ということです。どの馬も余力を残した状態で、次を迎えたいため、道悪になると無理をしません。その結果、必要以上にスローペースになり前が残ってしまうという感じでしょう。
今年も次を狙える有力馬が逃げ先行馬ということで、できるだけ次に余力を残そうとペースを落とす可能性は高いですし、また前残りになるのではないかと思います。
栗田厩舎 | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
芝・ 良 | 43- 39- 49- 372/ 503 | 8.5% | 16.3% | 26.0% |
芝・稍重 | 12- 15- 5- 90/ 122 | 9.8% | 22.1% | 26.2% |
芝・ 重 | 7- 3- 4- 26/ 40 | 17.5% | 25.0% | 35.0% |
芝・不良 | 0- 1- 0- 11/ 12 | 0.0% | 8.3% | 8.3% |
また、栗田厩舎は芝の道悪で成績を上げています。
不良馬場はサンプル数が少ないせいか、低調な成績になっていますが、基本的に栗田厩舎は芝だと良、稍重、重と馬場状態が悪化すればするほど成績を上げる傾向にあります。
栗田厩舎は、美浦の中ではかなりハードな調教をするということもあってか、素軽いというよりは力強いタフな馬を多く排出する傾向にあり、それがこの道悪のデータにもシッカリ出ているというわけでしょう。
タイトルホルダーは国内では重馬場以上を経験したことがありませんが、稍重では問題なく好走していますし、栗田厩舎の傾向から考えても、重馬場以上になっても何の問題もないでしょう。
まとめ
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