皆さんこんにちは。アギョウです。
◎シュネルマイスター
・久々の勝利へ向けて準備万端
・Kingman産駒は距離短縮で激走傾向
・手塚厩舎は平坦コースが得意傾向
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「久々の勝利へ向けて準備万端」
この馬は美浦所属ですが、今回の最終追い切りは栗東で行いました。これまで栗東で調整をしたことがないので、最終追い切りは過去と比較することはできないのですが、1週前に美浦で終い11.3秒。2週前も終い11.2秒をマークするなど、1週前までの段階で良い動きを連発していました。特に1週前は前を走っていた馬たちを、並ぶ間もなく抜き去る絶好の動きでした。1週前までで仕上がっており状態は良さそうです。早めに栗東に入るなど、前哨戦にしてはかなり勝負気配も高いように感じます。
前走の中山記念の追い切り診断でも言いましたが、正直昨年は本調子にないのかなという仕上がりが多かったのですが中山記念、そして今回と今年に入ってからは調教で良い動きを見せるようになっています。前走も直線で進路さえあれば突き抜けてもおかしくないというレースぶりでしたし、今年に入って復調傾向にあるのは間違いありません。今回もこの馬の能力をしっかり出せる状態で、栗東滞在など前哨戦としては申し分ない勝負気配です。久々の勝利へ向けて準備万端でしょう。
推奨理由②「Kingman産駒は距離短縮で激走傾向」
前走距離 | 着別度数(Kingman産駒) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
同距離 | 3- 4- 4- 41/ 52 | 5.8% | 13.5% | 21.2% |
今回延長 | 2- 2- 1- 20/ 25 | 8.0% | 16.0% | 20.0% |
今回短縮 | 4- 4- 2- 18/ 28 | 14.3% | 28.6% | 35.7% |
Kingman産駒は、距離短縮の時に好走率を上げる傾向にあります。
今回距離短縮、前走と同じ距離、今回距離延長の3つを比べた時に、距離延長、同距離、距離短縮に順に複勝率は上がっていく傾向にあり、前走から距離が短くなればなるほど好走率を上げています。
Kingmanという馬自身も、唯一の負けが距離延長の時だった馬で、逆に前走と同じ距離、距離短縮になった場合は負けなしという戦績を残した馬でした。その子供たちもやはり距離延長が苦手。その逆となる距離短縮が得意というわけです。
シュネルマイスターのこれまでの戦績を見ても、まさに距離短縮の時に激走傾向にあり、NHKマイルを勝った時は弥生賞からの距離短縮。2021年のマイルチャンピオンシップも毎日王冠からの距離短縮。そして去年の安田記念もドバイターフからの距離短縮で、G1で好走した時はすべて距離短縮となるタイミングでした。
逆に距離短縮以外では去年のマイルチャンピオンシップを始めとして、案外な結果が続いており、香港マイルやドバイターフも距離短縮ではありませんでした。
そして今回は中山記念からの距離短縮。これまでの激走パターンに当てはまるタイミングです。
推奨理由③「手塚厩舎は平坦コースが得意傾向」
場所 | 着別度数(手塚厩舎の過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
東京 | 56- 46- 51- 353/ 506 | 11.1% | 20.2% | 30.2% |
中山 | 47- 57- 46- 350/ 500 | 9.4% | 20.8% | 30.0% |
中京 | 1- 1- 3- 44/ 49 | 2.0% | 4.1% | 10.2% |
京都 | 6- 0- 2- 23/ 31 | 19.4% | 19.4% | 25.8% |
阪神 | 1- 11- 1- 49/ 62 | 1.6% | 19.4% | 21.0% |
手塚厩舎は平坦コースを得意にしている節があります。
手塚厩舎の主要4場と、京都の替わりに使われることの多かった中京競馬場の成績を比べると一目瞭然です。まずホームとも言える関東圏ではもちろん良い成績を上げていますが、中京と阪神では悲惨な成績となっていました。その割に京都では高い勝率、複勝率を叩き出すなど、同じ関西圏でも阪神と京都では雲泥の差です。
コース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
急坂コース | 49- 69- 50- 443/ 611 | 8.0% | 19.3% | 27.5% |
平坦コース | 120- 92- 99- 752/1063 | 11.3% | 19.9% | 29.3% |
東京と中山でも若干東京の方が上の成績となっており、手塚厩舎は全体的に急坂コースが苦手。平坦コースが得意という傾向が出ています。
手塚厩舎は坂路で調教をすることが殆どないため、馬も急坂コースが苦手。平坦コースでこそという馬が多くなるのでしょう。
シュネルマイスターも東京では安定した成績を残している割に、阪神や中山では不安定な成績になっており、手塚厩舎らしい傾向にある1頭です。これまでは京都開催がなかった影響で京都を使うことが出来ませんでしたが、初めての京都となるココは同じ関西圏でも阪神より走れるのではないかと予想します。
おまけ「京都競馬場について」
場所 | 着別度数(過去10年の1番人気) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
東京芝 | 934- 463- 321- 907/ 2625 | 35.6% | 53.2% | 65.4% |
中山芝 | 687- 382- 279- 806/ 2154 | 31.9% | 49.6% | 62.6% |
中京芝 | 517- 284- 191- 611/ 1603 | 32.3% | 50.0% | 61.9% |
京都芝 | 637- 406- 242- 654/ 1939 | 32.9% | 53.8% | 66.3% |
阪神芝 | 837- 447- 320- 845/ 2449 | 34.2% | 52.4% | 65.5% |
今週から遂に京都開催が始まったということで、京都競馬場の特徴についても少し話しておこうかなと思います。
元々京都競馬場は堅い決着になりやすい競馬場です。過去10年、1番人気の複勝率は主要4場の中で最も高く、あの東京競馬場よりも1番人気の信頼度が高いという特徴がありました。
場所 | 着別度数(過去10年の1番人気) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
京都芝内 | 300- 195- 130- 333/ 958 | 31.3% | 51.7% | 65.2% |
京都芝外 | 337- 211- 112- 321/ 981 | 34.4% | 55.9% | 67.3% |
さらにコレを紛れが起こりにくい外回りと、立ち回りの上手さが要求される内回りに分けると、より顕著になっていました。京都の外回りは能力通り、実績通りの決着となることが多いのです。
土曜の京都競馬場も、内回りでは前が残って大波乱という開幕週らしい決着もありましたが、外回りでは比較的堅めの決着が続いていました。京都4R、6Rは1~5番人気で掲示板を独占し、京都9Rも1番人気が差して2番人気は前残りというワンツーフィニッシュ。同舞台の京都12Rも外から差しが決まって1~2番人気のワンツー決着になるなど、前有利や後ろ有利というよりは、能力通りにしっかり決まっているなという感じでした。
人気(京都時) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2- 2- 2- 2/ 8 | 25.0% | 50.0% | 75.0% |
今年マイラーズカップが行わる京都芝1600も京都の外回り。京都開催だった時のマイラーズカップでは1番人気が70%以上の確立で馬券絡みしており、勝った馬も8頭中6頭がG1好走経験のあった実績馬たちでした。
今年の出走メンバーでG1好走経験のあったのはNHKマイルで2着したことのあるマテンロウオリオン。そしてマイルG1で何度も上位争いをしているシュネルマイスターの2頭のみです。ここは京都外回りらしく堅い決着。能力通り、実績通りに決まるかなと見てシュネルマイスターを本命にしたいと思います。
まとめ
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