【京都大賞典2022】自信の本命!過去データ、追い切りなどを総合した最終結論!

重賞予想

皆さんこんにちは。アギョウです。

◎ボッケリーニ
・終い11秒台前半連発で本格化
・重い斤量を背負う実績馬が有利
・阪神芝2400得意な血統&厩舎

ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。

推奨理由①「終い11秒台前半を連発で本格化」

この馬は元々あまり調教では動かないタイプだったのですが、3走前のAJCCの時から、CWの長めから安定して終い11秒台前半が出せるようになりました。それに連れてレースでのパフォーマンスも上がってきた印象で、調教で動くようになって本格化したと見ていいでしょう。今回も最終追い切りこそ坂路で軽めにでしたが、1週前、2週前と終い11秒台前半が安定して出せており、近走の高いレベルの状態をキープできています。

今週の阪神は日曜、月曜と雨予報ということで、道悪での勝負も予想されますが、そうなった場合でもこの馬は大丈夫ではないかと思います。というのも、先程も言ったように、この馬は調教ではあまり動かないタイプで、スピードというよりスタミナが武器なのは間違いありません。道悪になってスタミナが問われるような勝負になっても問題ないでしょう。

推奨理由②「重い斤量を背負う実績馬が有利」

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
牡馬57、牝馬55キロ以上 5- 4- 8- 18/ 35 14.3% 25.7% 48.6%
それ以外 5- 6- 2- 84/ 97 5.2% 11.3% 13.4%

京都大賞典は定量より重い斤量を背負う実力馬が、斤量に関係なく高い好走率を誇っています。

牡馬なら斤量57キロ以上。牝馬なら55キロ以上の重い斤量を背負う馬たちが、普通の斤量の馬たちの比べて、約3倍近い勝率。複勝率を叩き出しています。

これは、他の重賞では中々見られない傾向です。

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
4歳 2- 5- 3- 20/ 30 6.7% 23.3% 33.3% 23 110
5歳 5- 3- 2- 29/ 39 12.8% 20.5% 25.6% 503 154
6歳 1- 1- 2- 27/ 31 3.2% 6.5% 12.9% 292 71
7歳 1- 1- 3- 13/ 18 5.6% 11.1% 27.8% 47 80
8歳 1- 0- 0- 8/ 9 11.1% 11.1% 11.1% 356 85

また、5歳以上の高齢馬の好走率が高く、穴を開けるシーンというのも多くなっています。

日曜に行われた毎日王冠なんかは3歳、4歳の活躍が目立つ傾向にあるのですが、この京都大賞典は全く違います。高齢馬が駄目どころか、回収率が非常に優秀となっており、よく穴を開けているのがデータにもシッカリ出ています。

なぜ斤量が重くても大丈夫で、高齢馬が穴を開けるのかという話しですが、おそらくスタミナ勝負になりやすいからでしょう。

スプリンターズステークスの時に同じようなことを話したのですが、スピード勝負になればなるほど軽い斤量の3歳馬。肉体的に充実している4歳馬が有利なのは間違いないのですが、逆にスタミナ勝負なら重い斤量でも、高齢馬でも大丈夫というわけです。

5歳以上 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
牡馬57、牝馬55キロ以上 4- 3- 6-12/25 16.0% 28.0% 52.0% 174 146

牡馬なら斤量57キロ、牝馬なら55キロ以上。5歳以上というデータを同時にクリアした時、勝率16.0%。複勝率は52.0%。回収率も単複ともに100%を超えています。

ボッケリーニは重い斤量の上に、今年で6歳という高齢馬ですが、スタミナ勝負になりやすいココでなら全く問題にならないでしょう。

推奨理由③「阪神芝2400得意な血統&厩舎」

阪神芝2400(過去5年) 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
キングカメハメハ 6- 2- 3-20/31 19.4% 25.8% 35.5% 149 101
ルーラーシップ 8- 2- 4-38/52 15.4% 19.2% 26.9% 127 58
ディープインパクト 14-14-14-53/95 14.7% 29.5% 44.2% 166 114
ハーツクライ 6- 8- 6-45/65 9.2% 21.5% 30.8% 97 73
ステイゴールド 4- 7- 3-33/47 8.5% 23.4% 29.8% 27 52

阪神芝2400メートルでキングカメハメハ産駒は高い勝率を誇っています。

過去5年で30頭以上の出走があった種牡馬別のデータを確認すると、キンカメ産駒が勝率1位。その子供であるルーラーシップが勝率2位になるなど、血統単位でこのレースを得意にしている可能性が高いです。

キンカメ産駒(過去5年) 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
阪神・芝2400外 7- 6- 4- 25/ 42 16.7% 31.0% 40.5% 118 97
京都・芝2400外 6- 1- 6- 32/ 45 13.3% 15.6% 28.9% 106 56
東京・芝2500 1- 1- 0- 12/ 14 7.1% 14.3% 14.3% 35 28

例年、このレースが行われる京都芝2400。前走の東京芝2500メートルと比べても、キンカメ産駒は好走率が高くなる傾向にあり、前走以上に走る可能性も十分あるでしょう。

キンカメ産駒はダートもこなすような馬を出しますが、ダートもこなせるようなスタミナが、この舞台には合っているのです。

阪神芝2400(過去5年) 着別度数 勝率 連対率 複勝率
(栗)友道康夫 8- 6- 4- 6/24 33.3% 58.3% 75.0%
(栗)須貝尚介 2- 8- 2- 9/21 9.5% 47.6% 57.1%
(栗)角居勝彦 3- 3- 0- 5/11 27.3% 54.5% 54.5%
(栗)池江泰寿 6- 4- 7-16/33 18.2% 30.3% 51.5%
(栗)音無秀孝 2- 4- 1-11/18 11.1% 33.3% 38.9%

また、この舞台は特定の厩舎に好走が偏っています。

友道厩舎、須貝厩舎、角居厩舎、池江厩舎。過去5年で10回以上の出走があった厩舎だと、この4厩舎が複勝率50%以上で、5位の音無厩舎を突き放しています。

急坂の2400メートルというタフな舞台。スタミナ勝負になりやすい舞台では、普段から厳しい調教をしてスタミナを鍛えているような馬が当然有利です。その結果、ハード調教に定評する4つの厩舎が抜けた戦績となっているのでしょう。

調教師 着別度数 勝率 連対率 複勝率
(栗)池江泰寿 2- 0- 2- 6/10 20.0% 20.0% 40.0%
(栗)矢作芳人 1- 1- 0- 6/ 8 12.5% 25.0% 25.0%
(栗)友道康夫 1- 0- 1- 4/ 6 16.7% 16.7% 33.3%

過去10年、このレースを傾向を見ても、やはり先程も名前があった池江厩舎。友道厩舎が複数回好走しており、このレースで好相性となっています。

今年は最大のライバルとなりそうな友道厩舎が不在ということで、池江厩舎のボッケリーニは最大のチャンスではないかと思います。

まとめ

京都大賞典、自信の本命はボッケリーニです!

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