皆さんこんにちは。アギョウです。
◎テーオーケインズ
・引退メイチで昨年以上の仕上がり
・ダートだけど内枠有利になりやすい
・去年より一昨年に近い追い切り内容
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「引退メイチで昨年以上の仕上がり」
中3週と間隔が詰まっての出走ですが、1週前にラスト3ハロン36秒台。終い11.5秒と速めの時計を出してきました。去年も同じローテーションですが、その時はココまで速い時計を出していません。今年はかなりハードな調教をこなしてきました。
今回が引退レースとの報道もあり、次を考えずメイチの仕上げなのかなと思います。イマイチ勝ちきれないレースが続いていますが、ここでの有終の美も十分考えれる仕上げでしょう。仕上がりは昨年以上である可能性は高いです。
推奨理由②「ダートだけど内枠有利になりやすい」
| 枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| １枠 | 0- 2- 2-12/16 | 0.0% | 12.5% | 25.0% | 0 | 95 |
| ２枠 | 2- 2- 2-12/18 | 11.1% | 22.2% | 33.3% | 379 | 136 |
| ３枠 | 3- 0- 1-14/18 | 16.7% | 16.7% | 22.2% | 86 | 67 |
| ４枠 | 1- 0- 0-17/18 | 5.6% | 5.6% | 5.6% | 32 | 10 |
| ５枠 | 2- 1- 1-14/18 | 11.1% | 16.7% | 22.2% | 160 | 72 |
| ６枠 | 1- 1- 2-14/18 | 5.6% | 11.1% | 22.2% | 73 | 103 |
| ７枠 | 0- 3- 1-14/18 | 0.0% | 16.7% | 22.2% | 0 | 128 |
| ８枠 | 0- 0- 0-17/17 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
チャンピオンズカップは内枠有利、外枠不利が顕著です。
巷で散々言われているとは思いますが、このレースはダートなのに内枠有利の傾向が強く、1～4枠で過去9年6勝。それに対して5～8枠で過去9年3勝。複勝率も1枠2枠がワンツーとなっています。
外枠は7枠くらいまでなら馬券絡み出来ていますが、8枠はチャンピオンズカップが始まってから3着以内すらありません。過去にカフェファラオやクリソベリル、インカンテーションなど8枠で割りと人気になった馬もいたのですが、あっさり馬券圏外に沈んでいました。
| 枠順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1～4枠 | 6- 4- 5- 55/ 70 | 8.6% | 14.3% | 21.4% | 128 | 76 |
| 5～8枠 | 3- 5- 4- 59/ 71 | 4.2% | 11.3% | 16.9% | 59 | 77 |
見る必要もないかもしれませんが、一応1～4枠。5～8枠というザックリした括りで見ても内枠有利、外枠不利であるのは間違いないでしょう。
チャンピオンズカップが行われる中京競馬場は、最終コーナーの角度が極端にきついため、コーナーでスピードを出すと外に吹っ飛んでしまいます。そのため芝、ダートを問わずに内枠有利、外枠不利の傾向があるのです。コーナーで外々を回るのが致命的になることも珍しくありません。
テーオーケインズは一昨年のこのレースを圧勝。昨年は人気を裏切って4着という感じでしたが、圧勝した一昨年は内から2列目。内枠を活かして良い競馬が出来ていたのですが、昨年は外枠だったこともあり最終コーナーでは内から4列目。ほぼ大外ブン回しの競馬になっていました。去年のような競馬では馬券圏外に沈んでしまうのも仕方ないかなという印象です。
今年は一昨年と同じ赤帽を引くことが出来てましたし、これは圧勝した一昨年のような競馬が出来ても不思議無いでしょう。
推奨理由③「去年より一昨年に近い追い切り内容」
テーオーケインズの追い切りについて少し補足します。
先程は去年の主な敗因として外を回ったことを挙げましたが、状態もそこまで良くなかったかなと見ています。
この馬は3年連続でJBCクラシックからチャンピオンズカップというローテーションなのですが、それぞれ最終追い切りのラップを見ると、勝った2021年は最初の1ハロン目から14秒台。その後も徐々に早めのラップを刻んでいましたが、駄目だった2022年は最初の1ハロンが15秒台。その後も14.5秒。そこから一気に加速する感じになっています。2022年は序盤がかなり遅めのラップだったのです。それに対して今年は最初の1ハロン目が14.5秒。その後は徐々にギアを上げていく感じになっています。今年は圧勝だった2021年に近いラップ構成です。
1週前追い切りについても2022年は道中で1.0秒も減速をして、そこから再加速していくチグハグなラップになっていたのに対して、今年は概ね綺麗なラップ構成になっており、去年のように道中で大きく減速するようなことはありませんでした。2021年は手動での計測だった参考程度になりますが、この時も綺麗なラップになっており、今年は2021年っぽい追い切りが出来ています。仕上がりとしても去年よりも一昨年に近い状態でしょう。
枠順や状態面などから、一昨年の再現があってもおかしくないだろうと見て、ここはテーオーケインズを本命にしたいと思います。
まとめ
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