【東京スポーツ杯2歳ステークス2023】自信の本命!過去データ、追い切りなどを総合した最終結論!

最終結論

皆さんこんにちは。アギョウです。

◎ショウナンラプンタ
・坂路で終い11秒台など前走以上の気配
・このレースは末脚勝負になりやすい
・キズナ産駒は大箱コースでこそ
・前走は歴代でも指折りの好内容

ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。

▼当ブログ実績▼

推奨理由①「坂路で終い11秒台など前走以上の気配」

最終追い切りで坂路の自己ベストを更新。この時は終いも11秒台でまとめる動きとなっており文句なしに良い動きだったかなと思います。

この馬を管理する高野厩舎は、いつも坂路で終い重視の調教ばかり。そのため坂路のラスト1ハロンでどれだけ良い末脚が見せたかが状態的な指標になる場合が多いです。それを踏まえて最終追い切りを見ても終い11秒台が楽々と出しており、1週前も終い11.7秒の鋭い末脚を見せるなど、高野厩舎の基準的にも良い状態なのかなという感じがします。

前走は最終1週前ともに終い12秒台までだったことを考えると、今回は叩き2走目の上積みがあっていいでしょう。坂路で自己ベスト更新しながら終いも11秒台でまとめるなど、この時期の馬としては素質的にも高いものがあると思います。ここへ向けて万全の仕上がりでしょう。

推奨理由②「このレースは末脚勝負になりやすい」

上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 6- 2- 2- 2/ 12 50.0% 66.7% 83.3% 194 181
3F 2位 3- 5- 2- 4/ 14 21.4% 57.1% 71.4% 385 161
3F 3位 0- 0- 1- 6/ 7 0.0% 0.0% 14.3% 0 17
3F ~5位 1- 2- 4- 14/ 21 4.8% 14.3% 33.3% 25 84
3F 6位~ 0- 1- 1- 57/ 59 0.0% 1.7% 3.4% 0 6

東スポ杯2歳ステークスは末脚勝負になりやすいです。

まずこのレースの上がり別データを見ると一目瞭然。上がり1位が勝率50%、複勝率83.3%。上がり2位でも複勝率71.4%を記録するなど、どの位置からだろうと速い上がりさえ出せば高確率で馬券絡みしているのが分かります。このレースはどの馬が速い上がりを使うかを予想するレースと言っても過言ではありません。

前走上がり 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 5- 6- 7- 35/ 53 9.4% 20.8% 34.0% 42 59
3F 2位 5- 1- 1- 18/ 25 20.0% 24.0% 28.0% 240 79
3F 3位 0- 1- 0- 12/ 13 0.0% 7.7% 7.7% 0 17
3F ~5位 0- 1- 2- 10/ 13 0.0% 7.7% 23.1% 0 70
3F 6位~ 0- 0- 0- 8/ 8 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

では、どの馬が今回速い上がりを使えそうかという話しですが、まずは前走でも速い上がりを使っていた馬でしょう。

前走上がり1位~2位の馬で過去10年10勝。前走上がり3位以下から好走出来たのは僅か4頭しかいません。馬券になった馬の殆どは前走上がり1位もしくは上がり2位だった馬たちです。

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
サンデー系 7- 8- 7- 43/ 65 10.8% 23.1% 33.8% 50 68
非サンデー 3- 2- 3- 40/ 48 6.3% 10.4% 16.7% 103 46

さらにサンデー系も、このレースとは好相性となっています。

日本は席巻し一時代を築いたサンデー系ですが、そもそもココまで日本で大流行したのは他にはない速い末脚が使えるから。高速上がり勝負に高い適性を示した馬が多いからです。時代も進んでだいぶサンデー系も少なくなってきましたが、それでも昨年は数少ないサンデー系の馬で上位独占するなど、まだまだその勢いは健在です。

東京競馬場の末脚勝負となればサンデー系の出番となるでしょう。

今回の出走メンバーで前走上がり1~2位。サンデー系という条件をクリアしたのはシュヴァルクーゲル、ファーヴェント、ショウナンラプンタ、シャンパンマークの4頭になります。

推奨理由③「キズナ産駒は大箱コースでこそ」

鮫島克駿騎手は、キズナ産駒と好相性となっています。

鮫島騎手は今回のインタビューで「僕はありがたいことにキズナ産駒でたくさん勝たせてもらっていますが、この馬は産駒の特徴が特によく出ています」というコメントを残していたのですが、実際に鮫島騎手がどれくらいキズナ産駒で勝っているのか確認したところ、なんとキズナ産駒の騎手別データで最多勝。キズナ産駒のリーディング騎手になっていました。

キズナ産駒(牡馬) 着別度数(芝) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
鮫島克駿 10- 2- 5-35/52 19.2% 23.1% 32.7% 117 73
ルメール 8- 3- 3- 5/19 42.1% 57.9% 73.7% 126 103
川田将雅 5- 6- 3-10/24 20.8% 45.8% 58.3% 50 72
西村淳也 2- 5- 3-14/24 8.3% 29.2% 41.7% 42 72
戸崎圭太 2- 3- 4-15/24 8.3% 20.8% 37.5% 50 88

キズナ産駒の牡馬における騎手別データを見ると鮫島騎手は単勝回収率100%以上。ルメール騎手は流石の成績ですが回収率ならあの川田騎手にも劣らない成績となっており、今回同じくキズナ産駒に騎乗する西村淳也騎手や戸崎騎手よりは明らかに激走率が高い傾向にありました。

鮫島騎手はインタビューのコメント通り、キズナ産駒の特徴をしっかり掴んでおり、その特徴を生かした騎乗が出来ているのではないかと思います。

キズナ産駒(牡馬) 着別度数(芝) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
新潟 10- 7- 14- 87/ 118 8.5% 14.4% 26.3% 127 114
東京 18- 21- 16- 115/ 170 10.6% 22.9% 32.4% 137 99
中山 11- 11- 12- 110/ 144 7.6% 15.3% 23.6% 45 64
京都 20- 11- 14- 86/ 131 15.3% 23.7% 34.4% 91 92
阪神 28- 34- 32- 202/ 296 9.5% 20.9% 31.8% 126 99

鮫島騎手が口にするキズナ産駒の特徴が何なのかという部分について考えてみたのですが、これはおそらく不器用で大飛びの馬が多いことではないかと予想します。

まずキズナ産駒の競馬場別のデータを見ると一目瞭然。新潟や東京などの直線の長いコース。いわゆる大箱コースでの回収率の高さが目につき、逆に小回りの中山では同じ関東圏でも明らかに好走率、回収率ともに低くなっている傾向にありました。

キズナ産駒(牡馬) 着別度数(芝) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
京都芝内 10- 3- 6- 42/ 61 16.4% 21.3% 31.1% 70 65
京都芝外 10- 8- 8- 44/ 70 14.3% 25.7% 37.1% 109 115
阪神芝内 12- 19- 21- 113/ 165 7.3% 18.8% 31.5% 58 82
阪神芝外 16- 15- 11- 89/ 131 12.2% 23.7% 32.1% 211 121

京都、阪神における内回り、外回りのデータを見ても同じような傾向で、小回りの内回りコースでは回収率イマイチ。それに対して直線の長い外回りコースでは明らかに激走率が高くなっていました。

キズナ産駒は大飛びで不器用な馬が多いため、小回りのコースで器用さを活かすというよりも、外回りや直線の長いコースで多少の距離ロスがあろうとも伸び伸び走るような形が合っているのです。

実際にこの馬の前走の騎乗ぶりを見ても、比較的内目の枠順からわざわざ外に持ち出すような乗り方をしており、器用さを活かすというよりも不器用ながらも外からねじ伏せるような競馬をしていました。

今回は阪神芝2000の小回りから、東京芝1800の大箱コースに替わります。これなら前走のような強引な競馬をせずとも、スムーズに走れる可能性は高いですし、舞台代わりによる上積みが見込めると見ていいでしょう。

推奨理由④「前走は歴代でも指折りの好内容」

ショウナンラプンタの前走は歴代でも指折りの内容です。

この馬は不器用そうなところがあり、あまり前走の舞台は向いていなかったというのは先程話した通りですが、その向いていないであろう舞台でも前走は非常に高いパフォーマンスを発揮していました。

阪神芝2000の2歳新馬戦においてラスト5ハロンを59秒未満で勝った馬は歴代で僅か5頭しかおらず、その5頭というのが先日のエリザベス女王杯でも見せ場たっぷりだったアートハウス。超良血であのヒートオンビートをぶっちぎる走りを見せたヴァーダイト。古い話しにはなりますがファインモーションにディープインパクト。そしてショウナンラプンタの5頭です。

ディープインパクトの57.8秒という歴代でも断トツのタイムで、新馬戦の時点でヤバすぎる走りだったのがラップを見れば分かるのですが、ショウナンラプンタはそのディープに次いで2番目に速いタイムです。

前走2着だったサトノシュトラーゼがその後未勝利戦で圧勝。3着だったシュヴェルトリリエという馬はまだ未勝利戦を走っていませんが、あのリスグラシューの子供という血統背景から考えても、おそらく非凡な素質を持っているであろう馬です。一緒に走った馬やその後のレースぶりを見ても、それらを下したショウナンラプンタが先程紹介したタイム通りの素晴らしい馬である可能性は高いです。

予想オッズの段階では言え、そこまで注目を集めていないようですが、前走の走りは非凡だと思いますし、その前走はベストの舞台ではなかったはずです。追い切りを見ても前走以上の気配を見せており、これはそこまで注目を集めていないココが最初で最後の狙い目と見て、この馬を本命にしたいと思います。

まとめ

東京スポーツ杯2歳ステークス、自信の本命はショウナンラプンタです!

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