【ヴィクトリアマイル2022】追い切り評価《調教イチオシはアノ馬》

追い切り

皆さんこんにちは。アギョウです!

今回はヴィクトリアマイルの追い切り診断となります。

それでは早速レイパパレから見ていきましょう。

レイパパレ【C】

この馬を管理する高野厩舎のポイントは大阪杯や、桜花賞のナミュールの時など、何度もお伝えしています。坂路で終い重点の調教ばかりするため、坂路のラスト2ハロンから1ハロンにかけて、どれだけ加速していたが、非常に重要になります。金鯱賞の時が最終追い切りで0.5秒の加速。大阪杯が0.9秒の加速で状態アップは明白でした。それが今回は0.3秒の加速までに留まっています。絶好の状態だった前走以上ということはなさそうです。

過去3年の高野厩舎

前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
今回延長 27- 21- 19-156/223 12.1% 21.5% 30.0%
今回短縮 19- 21- 21-153/214 8.9% 18.7% 28.5%

この馬は久々のマイルというところですが、個人的にはマイルになったからと言って急激なパフォーマンスアップはどうかと見ています。というのも、また高野厩舎の話しになるのですが、この厩舎は距離短縮よりも、距離延長の方が得意な数少ない厩舎です。原因は、終い重点の調教ばかりをしているからでしょう。追走スピードの速くなる距離短縮では、上手く脚が溜まらず、終い重点の調教が活きません。逆に距離延長で追走スピードがゆっくりになると、普段から練習している、道中は脚を溜めて、終いを伸ばす競馬になりやすいのです。

前走より終いの加速幅が少ないこと。距離短縮のローテなどを考えると、前走以上は難しいのではないかと見ています。ここは良くて前走同様まででしょう。

ソダシ【B】

前走は帰厩して1本目の追い切りで、ベルクレスタ相手にあっさり併せ馬に先着。好時計をマークするなど、復活をかけて牧場でかなり乗り込んでいた印象がありました。トレセンに帰ってからは調整程度で十分で、馬なり中心の調教で見事復活という感じでした。それが、今回は厩舎でジックリ調教という調整に変わっています。

これがどう出るかというところですが、これまでG1で好走したフェブラリーステークス、桜花賞、阪神ジュベナイルフィリーズのうち、フェブラリーステークスと桜花賞は牧場で仕上げて厩舎では調整程度のパターンでした。阪神ジュベナイルこそ厩舎主導の仕上げで勝っていますが、秋華賞やチャンピオンズカップなど、G1で大敗した時は厩舎主導のパターンです。個人的には前走や桜花賞のような状態を望むのは難しいかなと見ていて、ここは良くて阪神ジュベナイルぐらいの状態でしょう。

個人的に、この馬の状態的な買い時は前走だったと見ているだけに、ここは馬の能力だけでどこまで頑張れるかと考えた方がいいかもしれません。

ソングライン【A】

この馬は軽め調教だと、レースで高パフォーマンス。ハードに追われていると、レースで低パフォーマンスという傾向があります。この馬が凡走といえる走りをした阪神カップの時は、最終、1週前ともに終い一杯に追われており、関屋記念で3着だった時も、間隔の割に乗り込み量が多かったです。それ以外、馬なり中心で調教本数も少なめの時は、ほぼ崩れていません。ノーザンファームの馬らしい傾向です。外厩でしっかり仕上がってきた時。厩舎でハード調教をするまでもない時が、この馬の買い時なのです。

今回も馬なり中心で、調教本数もそんなに多くありません。外厩でキッチリ仕上げてきた証拠です。今回は富士ステークスやNHKマイルのような走りに期待できる場面でしょう。あとは能力的に足りるかどうかだけです。

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アカイイト【C】

間隔が詰まっても、いつも通りハードに追われているのは良いと思いますが、肝心の動きは一番良いと思われるエリザベス女王杯の時と比べると、少し物足りません。近走同様でどこまでになるでしょう。

アブレイズ【C】

前走の1週前追い切りは、坂路51秒台をマークしつつ終いもかなりの高水準でまとめるなど、まさに絶好の動きでした。結果こそ出なかったですが、前走はかなり状態が良かったと見ています。今回は間隔が詰まっているので仕方ないところもありますが、前走ほど良い絶好の動きではありません。前走以上は厳しいのではないかと思います。

アンドヴァラナウト【A】

前走は愛知杯の凡走を取り戻すため、かなりシッカリ仕上げられていました。その分、今回は軽めの調教になっており、前走以上を望むのは難しいのかなと思います。悪くはない状態ですが、絶好調だった前走と同じ。もしくは少し下の好調ぐらいといった感じでしょう。

クリノプレミアム【C】

使い詰めということもあってか、追い切りは1本のみになりました。中山牝馬ステークスの時は、同じ追い切り1本でも併せ馬をしていましたが、今回は併せ馬もありません。流石にここに来ての上積みまではないと思います。ここは前走同様まででしょう。

シャドウディーヴァ【C】

4走前、府中牝馬ステークスを勝った時は坂路51秒台を出しながら、終いも11秒台でまとめていましたが、今回は52.8秒までになっています。府中牝馬ステークスの時ほど動けていません。ここは前走や前々走と同じくらいまでになると思います。

テルツェット【B】

1週前に、この馬としてはかなり速い時計を出し、最終追い切りは流す程度になりました。1週前までの段階でシッカリ仕上がっている感じでしょう。1週前の動きは良かったですし、仕上がりは上々。叩き2走目で多少の上積みがあってもおかしくないと思います。

テアリングタクト【B】

4月27日にCW80秒を切る時計をマークし、自己ベストを更新してきました。1週前にミスニューヨークを相手に優勢の手応えで回ってくるなど、調教の動きは、怪我をする前と遜色ないところまで来ています。流石に、怪我の影響が全くないとは言わないですが、現状の能力は出せる仕上がりになっていると思います。

ディヴィーナ【S】

1週前のCWで77.5秒という猛時計をマーク。自己ベストを大幅に更新してきました。最終追い切りの坂路でも終い最速でまとめており、この馬としては高いレベルの状態にありそうです。これまでで一番の能力を出せそうな感じです。

デゼル【S】

去年の秋は、終い失速ばかりで本調子にはない感じでしたが、愛知杯、前走の阪神牝馬ステークスと使う度に良くなっていた印象で、今回は更に前走以上の気配を伺わせました。最終追い切りを坂路で軽めにしか出来なかった去年と比べても、今年はCWで出来ており、去年よりも状態は良いのかなと思います。ここ最近では一番走れる状態でしょう。

ファインルージュ【C】

1週前の南Wでスカイグルーヴと併せ馬をしましたが、やや劣勢の手応えでした。この中間は終い強めに追われるシーンが多くなっており、少し動きが重いかなという感じです。個人的には馬なり中心で、追うまでなく、併せ馬に楽々先着した前走の方が良かったかなと見ています。今回は前走より少し下の状態でどこまでやれるかでしょう。

マジックキャッスル【C】

ここ最近は坂路や南Wで調教しても、併せ馬で遅れてばかりでしたが、今回は併せ馬で遅れることなく調教できていました。大敗の続きの近走の中ではマシな部類でしょう。ただ、やっぱり去年の今頃と比べると物足りない印象で、今回は前走よりは上。去年よりは下でどこまでやれるかです。

ミスニューヨーク【B】

1週前のCWではデアリングタクトに劣勢の手応えでしたが、この馬の時計は出ています。ここに来ての上積みまではないと思いますが、前走と遜色ない状態にはありそうです。ここは前走同様でどこまで勝負になるかです。

メイショウミモザ【A】

元々、調教ではよく動く馬ですが、この中間はCWラスト3ハロンを36秒を切る時計を出しています。ブリンカーをつけてから一変した馬ですが、ブリンカーをつけて唯一凡走した北九州短距離ステークスの時は、37.6秒。前走や3走前は36秒前後の時計が出ていました。今回は前走や3走前のような好状態にありそうで、2走前のようなことはないでしょう。あとは能力的に足りるかどうかです。

レシステンシア【S】

最終、1週前、2週前と一杯。この中間はかなりハードに追われています。去年なんかは馬なり中心の調教で、時計も抑えめ。高松宮記念から疲労が隠せない感じでしたが、今年は明らかに違います。前走同様どころか、前走よりハードに追われています。これは前走以上があってもおかしくありません。ここへ向けて完全にメイチという感じです。マイル適性がどうかというのは鍵になりますが、仕上がり面に関しては文句なしです。

ローザノワール【B】

この馬も一杯調教を多様するなど、かなりハードに追われています。前走以上の状態とは思わないですが、前走や前々走ぐらいの走りはできそうです。この馬の能力は出せる状態でしょう。

まとめ

というわけで、2022年ヴィクトリアマイルの調教イチオシにレシステンシア、調教からの穴馬としてデゼルの名前を挙げたいと思います。

レシステンシアは高松宮記念を使ってデキ落ちどころか、前走より調教強化。去年とは明らかに違います。古馬になってからマイルで結果は出ていませんが、去年のこのレースはデキ落ち。マイルチャンピオンシップは休み明けで仕上がりイマイチだったと見ているだけに、絶好の仕上がりの今回で改めてマイル適性を見たいところです。

デゼルも、CWの動きがだいぶ良くなってきており、ここ最近では一番走れそうな状態です。ここに来て調子を上げてきているのは間違いないでしょう。差しが決まるような展開になればチャンスがあってもいいかもしれません。

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