【東海ステークス2022】追い切り解説!有力馬の状態はどうか?調教S評価は4頭!

追い切り

皆さんこんにちは。アギョウです!

今回は東海ステークスの追い切り診断となります。

それでは、早速オーヴェルニュから見ていきましょう。

オーヴェルニュ【S】

約1ヶ月半ぶりのレースですが、1ヶ月半ぶりとは思えないほど入念に乗り込んでいます。そのおかげもあってか、1月6日にはCW80秒を切る時計が出ました。ここ最近の中では一番気合の入った仕上げで、前哨戦でも状態は万全に近いものがあるでしょう。

ただ、この馬はこれまでの実績通り、道悪など速い時計が出る馬場がベストです。CWで80秒を切るほどスピードのある馬は、ダートでは中々いませんからね。消耗戦のスタミナ比べより、スピード押し切れるような高速馬場でこその馬でしょう。今回も当日、どんな馬場状態になるかが鍵になりそうです。

当日の馬場で評価が大きく変わる馬だと思いますが、状態に関してはケチをつけるようなところはありません。

サンライズホープ【A】

3週続けて一杯調教をするなど、前哨戦からハードな調教が積まれています。いずれの併せ馬でも先着するなど、こちらも状態に関しては高いレベルにありそうです。万全とまではいかないですが、能力は問題なく発揮できるでしょう。

この馬は、オーヴェニュとは対象的です。オーヴェルニュが馬なりでも素軽い動きを見せているのに対して、こちらは一杯に追って、なんとか速い時計が出るような感じです。Theダート馬という感じで、パワー・スタミナが武器なのは間違いありません。良馬場の消耗戦こそがベストでしょう。

ブルベイイリーデ【A】

1週前に坂路50秒を切る時計が出ました。流石に最後は失速してしまいましたが、こちらもハードに追われ、前哨戦からキッチリ仕上げています。最終追い切りは終い重点ではありますが、しっかり終い最速ラップが踏めており、状態は上々です。近走同様の走りは問題なくできそうです。

この馬は、オーヴェルニュとサンライズホープで比較すると、オーヴェルニュ寄りの適性を持った馬でしょう。ダート馬で坂路50秒切りを中々できません。ダート馬にしては高いスピードを持っています。道悪などの高速馬場か、スローペースからの瞬発力勝負。スタミナがあまり問われない流れがベストでしょう。

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アイオライト【D】

前々走は坂路51秒台。前走は馬なりで終い最速ラップをマークするなど、この馬としては調教で動いていました。ただ、今回は終い最速ラップですが、前走よりラスト2ハロンの時計は遅い上に、強めに追ってのものでした。前走や前々走のようなデキにないと思います。ここは近走より少し下でどこまで勝負になるかでしょう。

イッツクール【D】

連闘のため、追い切りはしていません。追い切りをしていないので評価のしようがないのですが、この馬が堅実な走りをしていた頃は最終追い切りまで一杯に追われていました。割とハードな調教で結果を残してきた馬だけに、連闘でも追い切りがするぐらいの方が良かったなとは思います。

カデナ【S】

最終追い切りで坂路51.5秒の好時計をマークしました。ラスト2ハロンも24.5秒。終いも12.5秒。この馬としては終いまで良く粘っています。時計の水準としては、6着だった去年の安田記念より上です。ここ最近の中だと一番、良い状態なのではないかと思います。状態は申し分ないですから、あとはダートがどうかだけでしょう。

グレートタイム【S】

1月4日に坂路50秒台の時計を出してきました。坂路50秒台は今回と、2走前に勝ったブラジルカップの時の2回しか出したことがありません。併せ馬をあまりやらないこの馬が、今回は併せ馬もこなしてきたのも好感が持てます。初の重賞制覇を向けて、仕上げは万全でしょう。人馬ともに初の重賞制覇のチャンスかなと思います。

ケンシンコウ【D】

3走前に勝ったジュライステークスの時は、直前に南Wに入れていましたが、ここ最近は坂路オンリーです。今回も坂路オンリーとなっており、前走や2走前のような雰囲気かと思います。前走同様でどこまででしょう。

ゲンパチルシファー【B】

割と間隔が詰まっての出走ですが、最終、1週前に一杯調教を行うなど、ハードな調教が積まれています。流石に上積みまではないですが、しっかり好調キープという感じです。前走は出遅れて最後方からの競馬でしたが、スタートさえでれば2走前のような走りは出来るはずです。

シャイニービーム【C】

久々の競馬になりますが、しっかりと乗り込み、中間には坂路51秒台の時計も出ました。マズマズの仕上がりではないかと思います。ただ、やっぱり久々の影響は多少ありそうで、前走と比べると少し落ちます。一度、使ってからでしょう。

スマッシャー【B】

元々、調教ではあまり動かない馬でしたが、3歳秋以降は調教で良い動きを見せてくれるようになりました。今回も近走同様。この馬としては良い動きが出来ています。調教で動くようになった2走前から、成績が下降しているのは気がかりですが、状態としては悪くありません。今回も近走同様の走りはできるでしょう。

スワーヴアラミス【A】

1月4日にCW79.0-12.0秒。1週前にCW80.6-11.8秒。この馬としては良く動いています。この中間、併せ馬を行っておらず、勝負気配としては低いように見えますが、時計や動きを見ると、状態は良さそうです。あくまで前哨戦仕上げという感じですが、前哨戦仕上げの中では良い部類という感じですかね。

デュードヴァン【S】

今回は池添学厩舎に転厩しての初戦となります。過去との比較ができないため、主観的な意見になりますが、この馬としては良く動いていたように見えました。池添学厩舎の中でも良く動くグランレイと併せ馬をして互角の動きが出来ていましたし、時計も終い最速ラップを楽々と出してきました。一変があってもおかしくないはずで、状態は良いと思います。

ハヤヤッコ【B】

間隔が詰まっての出走ですが、中間の4本がすべて併せ馬にするなど、意欲的な調教が施されています。前走から大きなデキ落ちもなく、しっかり好調キープでしょう。ただ、ここ最近で馬券になった総武ステークス、スレイプニルステークスの時は最終、1週前のどちらかで一杯調教するなど、ハードな調教でした。今回はそれと比べると少し落ちます。あくまで前走同様で、どこまで勝負になるかでしょう。

プリティーチャンス【A】

最終追い切りで併せ馬に遅れてしまいましたが、この馬はいつもこんなものです。調教で目立った動きをする馬ではありません。むしろ、普段は単走しかしないこの馬が、併せ馬をやったという点を評価したいくらいです。自分の調教時計はシッカリ出てしますし、状態は高いレベルで安定だと思います。

ミヤジコクオウ【C】

中1週のため追い切りは1本のみで、流石に前走以上ということはなさそうです。春~夏頃と比べると、調教でだいぶ動かなくなっている印象で、冬はあまり得意ではないかなと思います。前走ぐらいでどこまで勝負になるかです。

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