皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ジオグリフ
・皐月賞と似てる調教パターン
・パンサラッサが作るペースは非サンデー
・東京の凡走は状態が悪かっただけ
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「皐月賞と似てる調教パターン」
ダービーの最終追い切りは本当にラスト1ハロンだけやるような形でした。これは共同通信杯の時も同じで、あまり状態が良くない、もしくは叩き台の時は、ラスト1ハロンだけの調教をする傾向にあります。
それに対して、皐月賞の時はラスト2ハロンから徐々に加速して言って、終いは11秒台前半が出ていました。
今回は皐月賞の時と同じ調教パターンです。状態としては皐月賞と同じ。もしくは皐月賞以上があってもおかしくありません。G1へ向けて仕上がりは万全でしょう。
推奨理由②「パンサラッサが作るペースは非サンデー」
パンサラッサが作るペースでは非サンデー系の馬が恵まれます。
パンサラッサは毎回、破滅的なハイペースで逃げるため、パンサラッサが出るレースはいつも消耗戦になります。
その結果、日本で主流的だったスローからの瞬発力勝負で、天下を取っていたサンデー系の馬たちが、パンサラッサの出るレースでは苦戦を強いられています。
パンサラッサが本格化した去年の秋。オクトーバーステークス以降、パンサラッサの出たレースで馬券絡みした18頭の馬たちを見ると、11頭が父、母の父ともに非サンデー系。7頭が父もしくは母の父がサンデー系という感じでした。
日本で父、母の父ともに非サンデー系という馬は、あまり多くないにも関わらず、サンデーの血を持ってない、もしくはサンデーの血が遠くなっている馬の方が馬券になっているのです。
パンサラッサの作る破滅的なハイペースは、非サンデー系の馬たちを連れてくるのです。
ジオグリフは父、母の父ともに非サンデー系です。イクイノックスやダノンベルーガなどはパンサラッサの作り出すペースに苦しめられてしまう可能性は十分ありますが、ジオグリフはむしろハイペースを味方につけられるのではないかと思います。
推奨理由③「東京の凡走は状態が悪かっただけ」
ジオグリフは東京であまり結果が出ていないということで、東京適性がどうなのか気になる人がいるかもしれませんが、個人的にはあまり心配していません。
というのも、この馬が東京で凡走した共同通信杯、ダービーの時は状態がイマイチだった可能性が高いです。
追い切り診断の繰り返しのような内容になりますが、共同通信杯やダービーの時の最終追い切りはラスト2ハロオンまでは13秒台で来て、ラスト1ハロンだけ11秒台で走るような、本当に終いだけの調教でした。
その一方で、皐月賞や上がり最速の脚を使った朝日杯フューチュリティステークスの時はラスト2ハロンから12秒台を踏んで、ラスト1ハロンで更に加速するような最終追い切りでした。
共同通信杯の時は次を見据えた余力残し。ダービーの時は余力がなく、ラスト1ハロンだけの軽め調教になった可能性が高いです。どちらも状態的に怪しい感じだったのです。
今回は皐月賞や朝日杯フューチュリティステークスのようなラスト2ハロンから加速していって、最後は更に加速するような動きが出来ていましたし、状態的な不安は全くありません。
パンサラッサの作るペースも味方につけ、高いパフォーマンスを発揮してくれる可能性が高いのではないかと見ています。
まとめ
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