皆さんこんにちは、アギョウです！
今回は高松宮記念の追い切り診断となります。
それでは早速ナムラクレアから見ていきましょう。
ナムラクレア
1週前に強めに追いましたが併せ馬で遅れていました。最終追い切りも一杯に追って終い11.5秒と、この馬としては微妙な動きでした。
前走も一杯に追って併せ馬で遅れており、前哨戦だからこんなものかと見ていたのですが、叩き2走目となる今回もイマイチ変わった感じがしません。
今回は2走前のスプリンターズステークスの時ほど良い状態にはなさそうで、ここは前走同様までかなと思います。
追い切り評価「B」
ルガル
1週前に不良馬場を物ともせず坂路51.3秒。終い11.9秒でまとめて併せ馬を置き去りにする動きが出来ていました。最終追い切りも坂路51秒台で楽々出すなど、流石の動きを連発しています。元々調教は動くタイプですが今回も相変わらず動けていました。
不良馬場だった1週前の動きを見るとパワーのいる勝負になっても全く問題なさそうですし、今回も前走のような高いパフォーマンスに期待できそうです。万全の仕上がりでしょう。
追い切り評価「S」
トウシンマカオ
中2週のためこの中間は追い切り2本のみとなりました。ただそれでも最終追い切りでは楽々と終い11秒台前半が出るなど、決して状態が悪いという感じはしません。
前走も最終追い切りで終い11秒台前半を出すなど、状態は良かったと見ているだけに、大きな上積みまではありませんが、今回もしっかり好調キープでしょう。今回も前走ぐらいは問題なく走れそうです。
追い切り評価「A」
ウインカーネリアン
1週前に南W80秒を切る好時計をマーク。併せ馬を置き去りにする動きが出来ていました。最終追い切りは軽く流す程度でしたが、それでも時計以上に良いなと思わせるものでした。
前走も終い11秒台前半を出すなど、休み明けを感じさせない動きが出来ていましたが、今回もしっかり好調キープといった感じです。
追い切り評価「A」
ウインマーベル
1週前に南Wの自己ベスト更新。最終追い切りも終い11.2秒をマークし、併せ馬に先着する動きが出来ていました。
以前はそこまで調教で動かないタイプでしたが、前走から調教でも動くようになってきてました。前走も良いなと思いましたが今回も遜色ありません。前走ぐらいは問題なく走れそうです。
追い切り評価「A」
シャンパンカラー
1週前に南W3ハロン35秒台をマーク。最終追い切りも楽な手応えで終い11.1秒が出るなど調教の動きは申し分ありません。元々調教では速いタイムが出るタイプですが、今回もNHKマイルカップなど、この馬が良かった時と遜色ありません。
これだけ調教では動くタイプだけに、少しでもスピードの活かせる条件に替わるというのはプラスでしょうし、NHKマイルカップのような激走があっても不思議ありません。
追い切り評価「S」
シュバルツカイザー
中2週ということで速い時計は最終追い切り1本のみになりました。その最終追い切りも馬場の内側を通るなど、時計以上に負荷の軽いものになっています。前走や前々走は、馬場の外側を通って時計以上に負荷をかける形だっただけに、これはどうでしょうか。
流石に前走以上ということはなさそうで、ここは良くて近走同様までになるでしょう。
追い切り評価「B」
ソーダズリング
1週前に一杯に追われる併せ馬を尻目に楽々先着。最終追い切りは坂路50.9秒。終いも11.7秒でまとめるなど調教での動きは申し分ありません。
近走で唯一駄目だったターコイズステークスの時は、最終追い切りが坂路53秒台になるなど、この馬としては若干遅めのものになっていましたが、今回はそんなこともありません。
坂路でこれだけ動くタイプだけに初の1200mもそこまで苦にならないでしょうし、今回も前走のような高いパフォーマンスに期待できる状態です。万全の仕上がりでしょう。
追い切り評価「S」
テイエムスパーダ
1週前に一杯に追って併せ馬に遅れていました。時計としても終い12秒台になってしまうなど、3歳の頃と比べると調教では動かなくなっています。
3走前のセントウルステークスは展開が嵌って激走しましたが、やはり状態的には良かった頃に戻らない印象です。ここは前走や前々走ぐらいまでになりそうです。
追い切り評価「B」
ディヴィーナ
状態が良かった去年の夏頃はCWで速い時計が出たり、坂路でも終い11秒台が出るなど、調教の段階からかなり動いていましたが、今回は強めに追っても終い12秒台が精々になっていました。
去年の夏頃ほど動かなくなっており、どちらかというと不振に陥った頃に近い状態かなと見ています。
追い切り評価「B」
ビクターザウィナー
海外馬で過去との比較ができないため調教評価ナシとなります。状態的にどうかは分かりませんが、調教での動きは素軽いですし、いきなり好走しても不思議ない存在だと見ています。
追い切り評価「×」
ビッグシーザー
中2週のせいか追い切り1本のみとなりました。この最終追い切りもこの馬としては遅めの全体時計で終い重視の形になるなど、そこまで攻めた調教が出来ていません。
前走からの上積みがあるようには見えず、ここは良くて前走同様までになりそうです。
追い切り評価「B」
マッドクール
1週前にCW3ハロン36秒台をマーク。日曜日や最終追い切りでは坂路で終い11秒台が出るなど、休み明けを感じさせない動きが出来ています。
スプリンターズステークスの時はハードな調教をしたせいで、最終追い切りで暴走気味になっていましたが、今回はそんなこともありません。
3走前CBC賞の敗因はイマイチ分からないですが、今回も状態が悪いようには見えません。この馬なりの能力は出せる状態でしょう。
追い切り評価「A」
マテンロウオリオン
1週前に坂路一杯に追いましたが併せ馬で遅れていました。この時は終い12.9秒まで失速するなど、地味な動きになっていました。
調教の動きは前走の方が良かったなという印象で、ここは良くて前走同様まで。前走より下の状態である可能性もありそうです。
追い切り評価「B」
ママコチャ
1週前にCWの自己ベスト更新。2週前にもCW3ハロン36秒台で併せ馬にも先着する動きが出ていました。最終追い切りは終い重点で軽くやる程度でしたが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
同じような間隔だった前走が併せ馬をせず単走のみ。今回がしっかり併せ馬をやっていることを考えれば、仕上がり的にも前走以上である可能性は高いです。ここでの巻き返しは十分考えられます。
追い切り評価「A」
メイケイエール
前走はCW3ハロン35秒台を出すなど、久しぶりに調教で動いたなという印象がありましたが、今回はその反動からか調教ではあまり動けておらず、最終1週前ともに坂路強めに追って失速する形になっています。
前走でしっかり仕上げた分、今回は良くて前走同様まで。個人的には前走より少し下の状態である可能性は高いと見ています。
追い切り評価「B」
モズメイメイ
チューリップ賞や葵ステークスの時は坂路で速い全体時計が出ていましたが、今回はそこまで速い時計が出ていません。
間隔が詰まっているとは言っても、チューリップ賞の時なんかは中2週で坂路51秒台が出ていただけに、これはどうでしょうか。
今回も近走から大きく変わらずといった印象で、良かった頃の状態にはなさそうです。
追い切り評価「B」
ロータスランド
去年や一昨年は1週前のCWで速い時計を出すなど、間隔が詰まっても攻めた調教が出来ていましたが、今回は最終1週前ともに終い重点になっており、以前ほど負荷の高い調教が出来なくなっている印象です。
去年や一昨年ほど良い状態にはなさそうで、年齢的なものがあるかもしれません。
追い切り評価「B」
