皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ワープスピード
・休み明けから使うごとに良くなってる
・このレースは距離適性が物を言う
・高木厩舎、ディープラヴ産駒は長距離○
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「休み明けから使うごとに良くなってる」
最終追い切りで坂路の自己ベストを更新。併せ馬には劣勢気味の手応えでしたが、この馬は元々あまり調教では動かないタイプです。
休み明けだった2走前は併せ馬に遅れていた上に、一杯に追って坂路で終い13秒台。前走も併せ馬に劣勢の手応えでした。むしろ今回は最終追い切りの自己ベスト更新が示すように、この馬なりには良く動いている方で、1週前なんかは併せ馬を置き去りにする動きが出来ていました。
2走前の休み明けから叩き2走目、叩き3走目と使うごとに状態は良くなってきている印象で、今回は前走以上があってもいいかもしれません。この馬なりに万全の仕上がりではないかと思います。
推奨理由②「このレースは距離適性が物を言う」
ステイヤーズステークスは距離適性が物を言います。
まず過去10年の勝ち馬を見てみるとアルバートが3連覇。デスペラードが連覇するなど、非常にリピート性の高いレースであるのは一目瞭然です。どうしても競争能力自体は年々衰えてしまいますが、それを跳ね除けるほど高い適性が必要になるというわけでしょう。
では、どんな馬が高い適性がありそうかという話しですが、やはり単純に長い距離で勝っている馬。長い距離の重賞で好走している馬になるでしょう。過去10年の勝ち馬の殆どがこのレースまでに2500m以上を勝っている馬。3000m以上の重賞で好走実績のあった馬たちでした。
| 前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2400m以下 | 1- 7- 6- 56/ 70 | 1.4% | 11.4% | 20.0% | 4 | 54 |
| 2500~2600m | 7- 1- 4- 44/ 56 | 12.5% | 14.3% | 21.4% | 73 | 42 |
| 3000m以上 | 2- 2- 0- 5/ 9 | 22.2% | 44.4% | 44.4% | 145 | 136 |
さらに前走の距離経験も重要になると思っていて、前走のザックリした距離別データを確認すると、やはり2400m以下を走っていた馬は中々勝ちきれず、逆に前走でも3000m以上を走っていた馬は数少ない出走数で複数の勝ち馬を出しており、勝率から複勝回収率まで優秀な数字が並んでいました。
やはり前走でもゆったりしたマラソンレースを経験した。長距離戦の記憶が新しい馬は、今回の特殊なレースにもスムーズに対応しやすいというわけでしょう。
ここは長距離で好走経験のある馬。近走でも長距離を使ってきた馬を素直に高評価でいいのではないかと思います。
推奨理由③「高木厩舎、ディープラヴ産駒は長距離○」
| 高木厩舎 | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000m～1300m | 20- 20- 16- 177/ 233 | 8.6% | 17.2% | 24.0% | 32 | 58 |
| 1400m～1600m | 31- 24- 29- 280/ 364 | 8.5% | 15.1% | 23.1% | 83 | 70 |
| 1700m～2000m | 64- 65- 58- 482/ 669 | 9.6% | 19.3% | 28.0% | 82 | 90 |
| 2100m～2400m | 12- 10- 12- 87/ 121 | 9.9% | 18.2% | 28.1% | 73 | 76 |
| 2500m～ | 5- 0- 1- 15/ 21 | 23.8% | 23.8% | 28.6% | 134 | 66 |
ワープスピードを管理する高木厩舎は長距離を得意としています。
過去5年における高木登厩舎の距離別データを見てみると、概ね距離が足掻ければ長いほど勝率が高まる傾向にあり、2500m以上での距離ではサンプル数こそ少ないものの単勝回収率100％を超えていました。
| ディープラヴ産駒 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000m～1300m | 0- 1- 0- 0/ 1 | 0.0% | 100.0% | 100.0% | 0 | 460 |
| 1400m～1600m | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
| 1700m～2000m | 4- 3- 4- 7/18 | 22.2% | 38.9% | 61.1% | 101 | 120 |
| 2100m～2400m | 4- 0- 1- 8/13 | 30.8% | 30.8% | 38.5% | 156 | 81 |
| 2500m～ | 2- 0- 1- 3/ 6 | 33.3% | 33.3% | 50.0% | 161 | 141 |
またワープスピードの母。ディープラヴの産駒も長い距離をこなします。
こちらはマイル以下の距離が全く駄目。1700メートル以上の中距離から長距離を満遍なく好走しているという感じで、極端に長距離が得意という感じはしませんが、姉のディヴァインラヴが牝馬ながら菊花賞3着に好走するなど、長距離でもパフォーマンスを落とすようなことはありません。
長距離が得意な高木厩舎。長距離もこなすディープラヴ産駒。ワープスピードが前走3000mであっさり勝利したのも必然的なものだったかもしれません。ここはワープスピードに高い適性があるのではないかと見て、この馬を本命にしたいと思います。
まとめ
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