【札幌2歳ステークス2023】自信の本命!過去データ、追い切りなどを総合した最終結論!

最終結論

皆さんこんにちは。アギョウです。

◎ギャンブルルーム
・前走緩めで叩き2走目の上積みあり
・最終週で外差し有利の傾向
・前走北海道以外のノーザン生産馬◎

ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。

▼当ブログ実績▼

推奨理由①「前走緩めで叩き2走目の上積みあり」

この馬の新馬戦は約1ヶ月乗り込んでの出走で、1週前追い切りはCW一杯に追って終い12秒台。併せ馬に遅れるなど、まだ万全の仕上がりという感じはしませんでしたが、それでもレースに行けば目の覚めるような末脚を披露し、素質の高さを見せた一戦でした。

そこから今回は叩き2走目ということもあり、この中間は一度も併せ馬に遅れるようなことはなく、8月16日には追うまでもなく坂路の自己ベストを更新。最終追い切りも力強い走りを見せるなど、明らかに前走以上かなという動きを見せています。前走より走れて良い状態に仕上がっているでしょう。

最終追い切りの動きはダートでもいけそうなほど力強いフットワークで、いかにもパワー型という感じがしますし、最終週の札幌という舞台も合っていそうな感じがします。

推奨理由②「最終週で外差し有利の傾向」

枠番 着別度数(札幌開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1枠 0- 0- 3- 6/ 9 0.0% 0.0% 33.3% 0 53
2枠 1- 0- 0- 8/ 9 11.1% 11.1% 11.1% 123 50
3枠 1- 0- 1-12/14 7.1% 7.1% 14.3% 201 43
4枠 1- 0- 1-14/16 6.3% 6.3% 12.5% 60 32
5枠 1- 1- 1-14/17 5.9% 11.8% 17.6% 172 66
6枠 0- 1- 0-16/17 0.0% 5.9% 5.9% 0 8
7枠 3- 2- 0-13/18 16.7% 27.8% 27.8% 71 87
8枠 2- 5- 3- 8/18 11.1% 38.9% 55.6% 37 207

札幌2歳ステークスは外差し有利になることが多いです。

まずこのレースが札幌で行われた時の詳細な枠順別データを見ると、7枠が勝率トップ。8枠が複勝率50%を超えるなど、外枠でも何の問題もなく好走していることが分かります。

枠順 着別度数(札幌開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1~4枠 3- 0- 5- 40/ 48 6.3% 6.3% 16.7% 102 42
5~8枠 6- 9- 4- 51/ 70 8.6% 21.4% 27.1% 70 94

1~4枠、5~8枠というザックリした括りで見ても勝率から複勝率まではすべて外枠に軍配が上がる形となっており、単勝回収率こそ内枠の方が優秀ですが、複勝回収率も外枠の方が良いなど、概ね外枠の方が有利となる傾向が出ていました。

札幌2歳ステークスは札幌開催の最終週。使い込んだ馬場の中で行われます。そのため内側の馬場状態が傷んでいることが多く、荒れた内側よりも外側を通った馬が有利。外を通りやすい外枠が有利となるケースが多いのです。

初角位置 着別度数(札幌開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1/2頭以内 4- 4- 5- 54/ 67 6.0% 11.9% 19.4% 32 71
1/2頭外 5- 5- 4- 37/ 51 9.8% 19.6% 27.5% 150 75

また脚質についても同じようなことが言えます。初角半分より前だった馬よりも半分より後ろだった馬の方が好成績となっており、こちらは勝率から複勝回収率まで、すべてにおいて半分より後ろから競馬をした馬が上の成績となっていました。

2歳夏のこの時期の馬に、最終週の荒れた札幌1800メートルを走り切るだけのスタミナを持った馬なんてのは、本当に数えるほどしかいないため、必然的に序盤はスタミナ温存。後ろで競馬をして前がバテたところを差すような馬が恵まれるのです。

前走初角 着別度数(札幌開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1/2頭以内 5- 6- 6- 62/ 79 6.3% 13.9% 21.5% 24 63
1/2頭外 4- 3- 3- 29/ 39 10.3% 17.9% 25.6% 201 92

そして半分より後ろから競馬をした馬が有利になるなら、当然前走でも半分より後ろから競馬をした馬が良いはずで、実際に前走初角位置のデータを見ても、半分より後ろだった馬が単勝回収率201%を記録するなど、明らかに有利な傾向が出ていました。

今年の出走メンバーを見ると、前走半分より後ろで競馬をした馬は僅か2頭しかおらず、それが人気にもなりそうなガイアメンテ、ギャンブルルームの2頭です。能力的にはもちろんですが、前走後ろからの競馬をしたという経験においても、この2頭にアドバンテージがあるのではないかと思います。

推奨理由③「前走北海道以外のノーザン生産馬◎」

人気 着別度数(札幌開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 3- 1- 2- 3/ 9 33.3% 44.4% 66.7% 103 97
2番人気 2- 0- 1- 6/ 9 22.2% 22.2% 33.3% 115 51
3番人気 0- 1- 0- 8/ 9 0.0% 11.1% 11.1% 0 32
4~6人気 4- 5- 2- 16/ 27 14.8% 33.3% 40.7% 290 124
7~ 人気 0- 2- 4- 58/ 64 0.0% 3.1% 9.4% 0 57

近年はノーザンファームのエース級が出てくるように堅い決着が増えています。

まず札幌で行われた過去9年の人気別データを見ると、人気どころも来るには来ていますが、4~6番人気の中穴どころ。7番人気以下からの馬券絡みも多数あるなど、以前は波乱の決着になることも多かったですが、近年になってこの傾向は一変しました。

人気 着別度数(近3年) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 2- 0- 1- 0/ 3 66.7% 66.7% 100.0% 210 146
2番人気 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3% 156 53
3番人気 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
4~6人気 0- 3- 2- 4/ 9 0.0% 33.3% 55.6% 0 144
7~ 人気 0- 0- 0-19/19 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

こちらが直近3年の人気別データですが、近年は1番人気や2番人気の順当な勝利というのが多くなっており、あっても紐荒れ程度というケースが多くなっています。かつては馬券絡みのあった7番人気以下からの台頭も近年ではめっきりなくなっています。

近年になって札幌2歳ステークスは堅い決着が多くなったのです。

生産者 着別度数(近3年) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ノーザンファーム 2- 1- 1- 3/ 7 28.6% 42.9% 57.1% 97 112
それ以外 1- 2- 2-25/30 3.3% 10.0% 16.7% 14 37

こうなっている大きな理由は、やはり近年になってノーザンファームの強い馬が多数出走してくるようになったからでしょう。

直近3年の生産者別のデータを見ると、ノーザンファームは過去3年で7頭のみの出走でしたが、その中から4頭。半分以上が馬券絡みするという驚異的な好走率の高さを見せています。

ソダシ、ジオグリフ、ドゥアイズなど後の2歳戦やクラシック戦でも好走した馬を多数送り込んできており、以前は全くクラシックなどに繋がらないレースだった札幌2歳ステークスを一躍クラシックにつながるハイレベルレースまで押し上げました。

ノーザン生産 着別度数(近3年) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走北海道 1- 1- 0- 3/ 5 20.0% 40.0% 40.0% 94 94
それ以外 1- 0- 1- 0/ 2 50.0% 50.0% 100.0% 105 160

では、どんな馬がノーザンファームの本命。ノーザンファームのエースといえるかというところだと思いますが、これを見分ける上で分かりやすい傾向が一つありました。それが前走北海道を使っていたかどうかです。

ノーザンファーム生産馬で前走北海道を使っていた馬は来たり来なかったりで半分くらいの確率での好走となっていましたが、これが前走北海道以外を使っていた馬となると複勝率100%を記録していました。

ノーザン生産 着別度数(札幌開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走北海道 2- 3- 2-11/18 11.1% 27.8% 38.9% 57 92
それ以外 2- 0- 1- 0/ 3 66.7% 66.7% 100.0% 440 256

実は、これは直近3年に限った話しではなく、過去9年のデータを見てもノーザンファーム生産馬が前走北海道を使っていたかどうがというのが、今回の好走分けるポイントになっていました。

前走北海道を使っていた馬だと、せっかく北海道で新馬戦を勝ったし札幌2歳ステークスも使っておくかという流動的なローテになることが多く、イマイチ信用できないところもありますが、前走北海道以外を勝って今回わざわざ札幌まで遠征してくるというのは、それだけ勝算があってのことになるのでしょう。

札幌2歳ステークスを使うために札幌に行く価値ありと判断された馬は、まさに厩舎の期待馬。厩舎のエース。ノーザンファームのクラブ馬などであれば、まさにノーザンファームのエース級といえる馬になるわけです。

ここで人気になりそうなガイアメンテ、ギャンブルルームはどちらもノーザンファーム。サンデーレーシングの2頭ですが、データや個人的な主観から考えると、わざわざ札幌2歳ステークスのために札幌まで遠征してきたギャンブルルームの方が勝負気配が高いと見て、こちらを本命にしたいと思います。

まとめ

札幌2歳ステークス、自信の本命はギャンブルルームです!

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