皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ソーダズリング
・一休みいれてこの馬らしい動きが戻る
・オークスで人気より下の着順だった◎
・厩舎や血統的に距離短めが合う
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「一休みいれてこの馬らしい動きが戻る」
1週前にピクシーナイト相手に併せ馬で楽々先着。最終追い切りも坂路51秒台。併せ馬に楽々先着する動きが出来ています。この馬はデビュー前から調教で良い動きを見せるなど、元々調教では良く動くタイプですが、相変わらず調教では素晴らしい動きを見せていました。
オークスやフローラステークスの時は間隔が詰まっての出走になるせいか、坂路で速い時計が出なかったり、この馬らしくない強めに追われるシーンがあったりと、そこまで状態が良くないのかなという印象もありましたが、一休みを入れた今回は本来のこの馬らしい動きを取り戻しています。
これは前走や前々走以上。2週前の段階で坂路51秒台が出るなど早い段階で仕上がっていますし、今回は万全と言っていい状態でしょう。
推奨理由②「オークスで人気より下の着順だった◎」
前走レース | 着別度数(阪神開催時) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
優駿牝馬 | 5- 2- 2- 28/ 37 | 13.5% | 18.9% | 24.3% | 52 | 43 |
それ以外 | 2- 5- 5- 63/ 75 | 2.7% | 9.3% | 16.0% | 51 | 126 |
ローズステークスではオークスで人気より下の着順になった馬が巻き返してくる場合が多いです。
まず前走レース別のデータを見ると、前走オークスを走っていた馬とそれ以外だった馬がちょうど半分ずつという好走数になっており、前走オークスを走っていた馬は少ない出走数で多くの好走馬を出していることが分かります。
前走オークスで | 着別度数(阪神開催時) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
人気より上の着順 | 1- 1- 1-10/13 | 7.7% | 15.4% | 23.1% | 19 | 30 |
人気より下の着順 | 3- 1- 1-17/22 | 13.6% | 18.2% | 22.7% | 69 | 50 |
では、前走オークスを走っていた中でも、どんな馬がこのレースで好走しているのかという部分が問題なのですが、前走人気と着順に注目してみると、オークスで人気より下の着順になってしまった馬がよく巻き返すケースが非常に多いのです。
前走人気より下の着順だった馬が、人気より上の着順だった馬と比べて、複勝率以外ではすべて上の成績となっていました。
前走人気より下の着順だったというのが何を示すのかを解説するために、実際に人気より下の着順から巻き返してきた馬をみるとダノンファンタジー、ビーチサンバ、カンタービレ、リスグラシュー、デニムアンドルビーとなるわけですが、このうちデニムアンドルビー以外はこの後マイル路線に行った馬たちという共通点がありました。
ダノンファンタジーはクラシック戦線が終わった後は1600メートル以下で活躍。ビーチサンバ、カンタービレも戦績をみると1800メートルぐらいがベスト。リスグラシューも覚醒前は長くマイル中心に頑張っていました。つまりオークスでは2400メートルという距離が長く、人気に応えることができなかったような馬が、1800メートルのローズステークスでは狙い目になるのです。
今年のオークスを見ても桜花賞で好走して人気を集めたコナコーストは距離が長かったせいで人気を裏切る形になり、同じく桜花賞で好走したペリファーニアも距離が長くて人気以下の着順になるなど、やはり人気を裏切った馬はマイラーだった。逆にドゥーラやラヴェルのようなオークスで人気以上の着順を確保した馬は2400メートルの方が合っていたという論法が当てはまります。
そして今回は前走オークスからラヴェル、ソーダズリング、レミージュの3頭が出走してきますが、このうちオークスで人気より下の着順になってしまったのがソーダズリングです。
ソーダズリングはこれまでの競馬ぶりを見ても、前走は距離が長くて凡走しただけという可能性が高いですし、1800メートルになる今回は一気の巻き返しに期待できるでしょう。
推奨理由③「厩舎や血統的に距離短めが合う」
音無厩舎(芝) | 着別度数(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1000m~1300m | 38- 34- 29-196/297 | 12.8% | 24.2% | 34.0% | 99 | 101 |
1400m~1600m | 28- 11- 38-172/249 | 11.2% | 15.7% | 30.9% | 94 | 101 |
1700m~2000m | 29- 40- 20-253/342 | 8.5% | 20.2% | 26.0% | 60 | 65 |
2100m~2400m | 9- 11- 10- 88/118 | 7.6% | 16.9% | 25.4% | 81 | 68 |
2500m~ | 2- 2- 6- 27/ 37 | 5.4% | 10.8% | 27.0% | 25 | 88 |
音無厩舎、ソーマジック産駒の傾向を考えても、ソーダズリングは2400メートルは長かった可能性が高いです。
先程、オークスで人気より下の着順だったからマイラー。前走は距離が長かった可能性が高いという話しをしましたが、それはオークスのデータだけでなく、厩舎や血統のデータからを考えてもその可能性が高いです。
まず音無厩舎の距離別データをみると、距離が短ければ短いほど勝率が高まる傾向にあり、その他の数値も距離が長いよりは距離が短い方が高くなっていました。
音無厩舎の調教は、ひたすら坂路で速い時計を出すという調教のため、馬の距離適性としてもドンドン短くなってしまう傾向にあるのでしょう。
ソーマジック産駒 | 着別度数(重賞) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1400m~1600m | 0- 3- 2- 8/13 | 0.0% | 23.1% | 38.5% | 0 | 75 |
1700m~2000m | 3- 4- 2- 8/17 | 17.6% | 41.2% | 52.9% | 58 | 122 |
2100m~2400m | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% | 0 | 45 |
またソーダズリングの母。ソーマジック産駒も1600メートルから2000メートルぐらいの距離をベストにしている馬が多いです。
兄のソーグリッタリング、ソーヴァリアント。姉のマジックキャッスルなど数多くの重賞好走馬を出している血統ですが、どの馬も大体1800メートルや2000メートルぐらいを得意にしている馬ばかりで、2000メートルより長い距離となると好走は僅か1回のみ。兄のソーヴァリアントがマイル路線への転向を発表しましたが、やはり血統的に1600~2000メートルぐらいが守備範囲なのです。
音無厩舎は距離が短ければ短いほど良い、ソーマジックの産駒は1600~2000メートルぐらいがベスト、そしてオークスで人気を裏切る形になってしまったことを考えると、ソーダズリングも1800メートルぐらいで本領発揮となるでしょうし、ここで巻き返しの可能性は非常に高いと見て、この馬を本命にしたいと思います。
まとめ
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