皆さんこんにちは、アギョウです！
今回はラジオNIKKEI賞の追い切り診断となります。
それでは早速ウインマクシマムから見ていきましょう。
ウインマクシマム
1週前に終い10秒台。この時は横を走っていた馬たちを一瞬で抜き去るなど非凡な瞬発力を見せていました。2週前にも終い10秒台を出すなど、この中間は鋭い末脚を連発しています。
最終追い切りは流す程度のものでしたが、それでも終い11.1秒が出てしまうなど、この中間の動きは素晴らしいです。約3ヶ月ぶりのレース。休み明けだった前走以上と言ってもいい状態でしょう。叩き2走目の上積みに期待できます。
追い切り評価「S」
サトノシュトラーセ
1週前にCWで併せ馬をして遅れていました。この時は前を走っていた併せ馬が、かなり離れていたので仕方ないといえば仕方ないのですが、直線に入ってから、まるで追い付く様子がありませんでした。
2週前の併せ馬でも一杯に追いましたがドウデュースに一瞬で置いていかれてしまい、ヴィゴラスダンサーという馬にも遅れています。
前走や毎日杯。勝ったあすなろ賞の時も併せ馬にはシッカリ先着する動きが出来ていただけに、今回の動きは少し気になるところです。
前走より上の状態ということはなさそうで、ここは良くて前走同様まで。思わぬ凡走があっても不思議ない状態かなと見ています。
追い切り評価「B」
ショーマンフリート
1週前の併せ馬でソールオリエンス相手に互角の動き。最終追い切りでは格下相手ではありますが楽々先着することが出来ていました。元々調教は動くタイプですが、今回も相変わらず良い動きを見せています。
3走前の共同通信杯の敗因は分かりませんが、状態的にはしっかり好調キープ。前走や前々走ぐらいは問題なく走れそうです。
追い切り評価「A」
アレグロブリランテ
1週前に一杯に追われる併せ馬たちを尻目に、この馬は軽く仕掛けただけで先着する動きが出来ていました。最終追い切りも古馬OP馬を相手に、終始優勢の手応えで進めるなど、動きの良さは目立っています。
能力的にどうかという部分はありますが、今回もこの馬なりの良い状態にはありそうです。
追い切り評価「A」
オフトレイル
この馬で良い状態だったと見ている、こぶし賞やアーリントンカップの時はCWで併せ馬を置き去りにするなど、かなり調教でも動いていましたが、前走や今回は坂路のみの調教となっています。
多少間隔が詰まっているので仕方ないところもありますが、近走からの上積みがあるようには見えません。ここは前走同様までといった感じで、こぶし賞を勝った時ほどの状態にはなさそうです。
追い切り評価「B」
シリウスコルト
G1だった前走、クラシックへの出走権をかけてのレースだった前々走は、1週前の併せ馬でシッカリ負荷をかけて直前は調整程度という追い切りでした。
それがこの中間は併せ馬を全くしておらず単走のみ。直前の最終追い切りで強めに追って間に合わせたという感じの調教内容になっていました。前走や前々走と比べると少し急仕上げ気味な感じがします。
ここを目標にキッチリ作ってきたという感じはせず、もしかしたら夏を何度か使うのを見越しているのかもしれません。
追い切り評価「B」
ジュンゴールド
この馬は元々あまり調教では動かないタイプで、3走前に勝った時でさえ一杯に追って併せ馬で遅れ。終い12.3秒と失速してしまうような有り様でした。
今回も1週前追い切りで併せ馬に遅れていますが、これはいつものことで、そこまで気にしなくても大丈夫でしょう。むしろ終い11.0秒と時計が出ているところを見ると、よく併せ馬に食らいついていたという感じさえします。この馬なりに動けている方です。
2歳の時と比べると、だいぶ調教で動けるようになったなという印象で、前走なんかと比べても良くなっています。この馬としては良い状態になっているでしょう。
追い切り評価「A」
セットアップ
1週前の南Wで併せ馬に先着。この時は抑えきれない手応えで回ってきて、併せ馬にあっさり追い付くなど、軽快な動きを見せていました。最終追い切りも手応え十分に併せ馬をこなすなど、これは状態が良さそうです。海外帰り初戦の影響はなさそうです。
血統だけで見るとダート馬っぽい感じもしますが、調教での動きを見ると、かなり素軽い動きをするなど芝でも十分通用するスピードを見せています。個人的にはダートよりも芝の方が合っていると思います。
追い切り評価「A」
ミナデオロ
未勝利戦で苦戦していた頃は坂路CWを使ったハードな調教をしていたのですが、連勝となった近2走は芝ポリトラックなどを使った軽め調教となっていました。ここに来ての連勝は調教を軽くしたことによって、本来の能力を出せるようになったというのが大きな理由でしょう。
そして今回は調教場所こそ近走から引き続き芝ポリトラックですが、内容としては1週前に併せ馬をするなどハードなものになっていました。併せ馬をするというのは3走前以来のことになります。
これがどう出るか次第ですが、個人的には近2走というより3走前に近い仕上がりかなと見ています。
追い切り評価「B」
メイショウヨゾラ
最終追い切りで自己ベスト更新。一杯に追われる併せ馬を尻目に、楽々先着する動きが出来ていました。
中2週でもシッカリした調教をこなすなど、間隔が詰まってのデキ落ちなどはありません。むしろ前走がやや間隔が空いての出走だっただけに、ここは叩き2走目の上積みがあっても不思議ありません。
近走の苦戦ぶりを見ると、能力的にどうかという感じはしますが、今回はこの馬なりの良い状態にはありそうです。
追い切り評価「A」
ヤマニンアドホック
1週前に南Wの自己ベスト更新。この時は併せ馬にもしっかり先着するなど良い動きを見せていました。最終追い切りこそ調整程度の内容でしたが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
そこまで目立った動きではありませんが、1週前の自己ベスト更新が示すように、この馬なりの悪くない状態にはありそうです。
地味なタイプでいつも人気にはなりませんが、今回も人気薄からの激走があっても不思議ありません。
追い切り評価「A」
ログラール
2週前にCW6ハロンの自己ベスト更新。1週前にはCW4ハロンの自己ベスト更新するなど、この中間は自己ベストを連発してきました。中10週で追い切り3本と調教本数こそ少ないですが、ノーザンファームの馬ということで外厩でキッチリ仕上げてきています。
前走の最終追い切りでは一杯に追って終い12秒台。併せ馬に付いていけないといった様子を見せるなど、勝ってこそいますが決して良い仕上がりではなかっただけに、今回は前走以上の状態と見ていいでしょう。
自己ベスト連発が示すように、徐々に良くなってきた感じもあり、ここはデビューしてから一番走れそうです。
追い切り評価「S」
