【クイーンステークス2023】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回はクイーンステークスの追い切り診断となります。

それでは早速ドゥーラから見ていきましょう。

▼当ブログ実績▼

ドゥーラ

1週前に函館芝で全体63秒台の速い時計をマーク。一杯に追って終いも11秒台でまとめるなど、1週前に高い負荷をかけてきました。最終追い切りは軽く流す程度でしたが、1週前まででシッカリ仕上がっているでしょう。

昨年のウォーターナビレラはオークス以来の競馬で追い切り2本。馬なりのみでサラッと流す形だったことを考えると、この馬はオークス以来の競馬でもシッカリとした調教を積んでいます。

ここに来て馬が良くなったとか、そういうことはありませんが、これなら能力は出せていい仕上がりにはなっているでしょう。しっかり好調キープです。

追い切り評価「A

ライトクオンタム

この中間はあまり速い時計は出していませんが、この馬はいつもこんなものです。小柄な上に気性的に難しいということもあり、元々あまり強い調教ができないタイプです。

もっと強い調教ができるようになってからが本番の馬だとは思いますが前走や前々走、シンザン記念の時と比べて、調教が悪いという感じはしません。今回も豪快なフットワークで時計以上に良いと思わせる動きは見せていました。

この馬は気性的にはもちろん、大きなフットワークで走る馬なので揉まれる競馬になった時は厳しいと思いますが、逃げる競馬や追込一気など、揉まれることなく運べれば一気の巻き返しがあってもおかしくありません。状態自体はシンザン記念と同じくらいにはありそうです。

追い切り評価「A

ルビーカサブランカ

前走は中1週での出走ながら巴賞から調教強化。併せ馬を突き放す動きを見せるなど、明らかに叩き2走目の上積みがあるという感じでしたが、今回は同じ中1週でも軽めの調教を1本のみとなりました。

流石に前走以上ということはなさそうで、今回は良くて前走同様。個人的には前走がピークだった可能性が高いと見ています。ここは前走より少し下でどこまで通用するかと考えた方がいいかもしれません。

追い切り評価「B

イズジョーノキセキ

中10週と間隔が空いての出走になりましたが、この中間は追い切り2本と調教本数が少なくなっています。

前走のヴィクトリアマイルは中4週でも追い切り8本。この馬が良かった有馬記念の時は中5週で5本。府中牝馬ステークスは休み明けで9本と、これまでは間隔の割に多くの追い切りをこなしていたような馬だけに、これはどうでしょうか。

今回が転厩初戦ということもあり、これまでとは調教パターンが大きく変わっています。追い切り2本にも関わらず最終追い切りが軽く流す程度になるなど、今回はとりあえず一度使ってからという感じになりそうです。

追い切り評価「B

ウインピクシス

この馬も中13週と間隔が空いての出走ですが追い切り2本のみ。調教本数が少なくなっています。

この馬は美浦のウッドコースだと終い11秒台前半が楽々出るような馬で、調教ではよく動くタイプなのですが、今回は札幌の芝で終い11秒台後半までとなっていました。

調教に騎乗した横山武史騎手も少し物足りなく感じたのか、最後の直線では若干手が動くようなシーンもあり、ゴールしてからも緩めることなく走れさせていました。

近走は人気を裏切るような走りが続いていますが、今回も万全の状態といかない可能性が高いでしょう。

追い切り評価「B

キタウイング

今回は最終、土曜、1週前と函館で入念な調整。数多くの併せ馬をこなし、土曜日や1週前には函館ウッド65秒台という速めの時計も出しています。これなら休み明け初戦から動けていいはずです。

近走は案外な結果になっているため、能力的にどうかというところはありますが、状態自体は悪くないでしょう。しっかり好調キープです。

追い切り評価「A

グランスラムアスク

この馬も中10週で追い切り2本のみと調教本数は少ないですが、その中でも最終、1週前と併せ馬。強め、一杯に追って高い負荷をかけるなど、少ない調教本数でも中身の濃いものを消化しています。

この中間はあまり目立つ動きではありませんが、この馬は勝った前走も坂路で終い13秒台。前々走も一杯に追って併せ馬に遅れるなど、元々あまり調教で良い動きを見せるタイプではありません。

それが今回の最終追い切りでは併せ馬に先着。これはこの馬なりに良い状態となっている証拠でしょう。この馬はしっかり力を出し切れる状態になっています。好調キープです。

追い切り評価「A

コスタボニータ

1週前にCW78.7秒という好時計をマークし自己ベストを更新。最終追い切りは札幌芝で軽く流す程度でしたが、1週前まででキッチリ仕上がっているでしょう。

案外な結果だった前走は最終追い切りで3歳未勝利馬に併せ馬で遅れたり、本調子にないかなという感じがありましたが、今回はそんなこともありません。前走以上の状態なのは間違いありません。

この馬で一番良かった阪神牝馬ステークスの時と比べても遜色ない状態にありそうで、今回は万全の仕上がりです。ここでは能力的に足りるかどうかだけでしょう。

追い切り評価S

サトノセシル

この馬は元々調教では良く動くタイプで、南Wで終い11秒台前半を当たり前のように出しますし、去年の江ノ島ステークスの時なんかは終い10秒台も出ていました。

それが今回は終い11秒台後半まで。この中間は一頓挫あったとの報道も出ており、ここ最近ほど万全の仕上がりには見えません。

それでも最終追い切りの動きなどは決して悪いものではなく、好調ぐらいの状態にはありそうですが、近走ほど絶好調ではありません。ここは前走から少し落ちるぐらいの状態。好調ぐらいでどこまでやれるかでしょう。

追い切り評価「A

ジネストラ

今回の最終追い切りでは札幌芝であまり目立った時計ではありませんが、道中は抑えるのに苦労するほどの手応えで、動きの良さが目立っていました。いつも調教では良い動きを見せる馬ですが、今回も相変わらず調教での動きは良いです。

気性的に難しい馬で、今回も折り合いというのが鍵になりそうですが、状態自体は良さそうです。今回もしっかり好調キープでしょう。

追い切り評価「A

トーセンローリエ

この中間は早めに北海道に入って、7月5日から函館で時計を出しています。入念な調整をしている点は高評価できるポイントですが、肝心の動きが少し気になるところです。

というのも、今回の最終追い切りでは先行して併せ馬たちを待つ形でしたが、併せ馬が来てから並ぶ間もなく抜き去られており、あっさりと併せ馬に遅れてしまいました。併せ馬に遅れるというのは今回が初めてのことになります。

早くから函館入りしてじっくり乗り込んでいるのは良いと思いますが、最終追い切りの動きを見ると良かった頃と比べて少し物足りない印象を受けます。

追い切り評価「B

ビジン

近走は間隔が詰まっての出走でも併せ馬を入念にするなど、比較的負荷の高い調教をこなしていましたが、今回は北海道ということもあって併せ馬は1本だけ。1週前追い切りもせず土曜日と最終追い切りだけで仕上がる形になっています。

CWだと終い11秒台も楽々出るような馬ですが、今回の最終追い切りは終い12.7秒。本当に軽め追い切りになっているのも気がかりです。

流石に前走以上ということはなさそうで、ここは良くて前走同様。前走より少し下と考えた方がいいかもしれません。

追い切り評価「B

ミスニューヨーク

前走は間隔が詰まっての出走ということもあり実質的な追い切り1本のみで挑むなど、仕上がり的にどうかなという印象もありましたが、間隔を空けた今回は1週前に終い11.0秒。調教でよく動くベレヌスを相手に互角の動きを見せるなど、前走から一転して良い動きを見せていました。

最終追い切りも函館のウッドで抜群の動きを見せており、前を走っていた他厩舎の馬との差をグングン詰めていき、最後は突き放す余裕さえありました。終い12.1秒という時計ですが、タイム以上に鋭いと感じさせる動きです。

ここへ向けて万全の仕上がりかなという感じで、6歳馬とは思えない動きを見せていました。

追い切り評価S

ローゼライト

前走は函館ウッド65秒台を切る速い時計を出すなどキッチリ仕上げているなという印象もありましたが、今回は中1週ということで軽めのものを1本のみとなりました。

これでは流石に前走以上ということはなさそうで、ここは良くて前走同様。前走より少し下と考えておいた方がいいかもしれません。

追い切り評価「B

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