皆さんこんにちは。アギョウです。
◎エイシンスポッター
・やや間隔は空いたが好仕上がり
・今の芝短距離路線は昇級初戦◎
・元々オーシャンSは格下馬が通用しやすい
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「やや間隔は空いたが好仕上がり」
やや間隔が空いての出走ですが、今回は1週前にCWを取り入れるなど入念に乗り込んでいました。その甲斐もあってか、最終追い切りの坂路ではラスト1ハロンで0.5秒も加速を見せるなど、間隔を空いたことを感じさせない動きが出来ています。
勝った前走が0.4秒の加速。その前に2勝クラスを勝ったも0.4秒の加速だったのに対して、今回は0.5秒の加速ですから、近走以上ともいえる仕上がりです。
間隔が空いて駄目どころか、今回は前走以上すらありそうな状態です。調教からは文句なしです。
推奨理由②「今の芝短距離路線は昇級初戦◎」
| 芝1200,1400の重賞 (今回昇級戦) |
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年 | 1- 0- 1- 4/ 6 | 16.7% | 16.7% | 33.3% | 63 | 55 |
| 2022年 | 6- 5- 8-56/75 | 8.0% | 14.7% | 25.3% | 198 | 120 |
| 2021年 | 3- 3- 4-45/55 | 5.5% | 10.9% | 18.2% | 53 | 72 |
| 2020年 | 3- 5- 7-51/66 | 4.5% | 12.1% | 22.7% | 115 | 99 |
| 2019年 | 4- 5- 5-52/66 | 6.1% | 13.6% | 21.2% | 67 | 87 |
今の芝短距離重賞は、昇級初戦の馬が通用しやすくなっています。
先週の阪急杯の予想でも全く同じことを話したのですが、今のスプリント路線は昇級初戦からいきなり通用する馬が多くなっており、去年は昇級初戦の馬を買うだけで単勝回収率198％。勝率や複勝率も近年では一番高いものになっていました。
今年に入ってからも阪急杯でアグリ、シルクロードステークスでマッドクールがいきなり通用したように、この傾向は続いています。
今のスプリント路線というのは、長くこの路線を引っ張ってきたダノンスマッシュ、モズスーパーフレアなどが引退。ピクシーナイトが故障で戦線離脱するなど、相次いでトップ層がいなくなってしまったため、かつてはあまり目立った存在ではなかったナランフレグやジャンダルムなどに順番が回ってきたというのが、今のスプリント路線の現状です。今はレベルが高くないのです。だから下から上がってきた馬が、昇級初戦であっさり通用してしまうのです。
今のスプリント路線は、既存の実績馬よりも未知の上がり馬こそ狙い目になるでしょう。
推奨理由③「元々オーシャンSは格下馬が通用しやすい」
| 前走OP以下 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| シルクロＨG3 | 2- 6- 8- 84/100 | 2.0% | 8.0% | 16.0% |
| 阪急杯G3 | 2- 1- 3- 47/ 53 | 3.8% | 5.7% | 11.3% |
| オーシャG3 | 6- 2- 3- 61/ 72 | 8.3% | 11.1% | 15.3% |
さらに、オーシャンステークスは元々格下の馬が通用しやすいレースです。
高松宮記念の前哨戦として、ここまでシルクロードステークス、阪急杯、そしてオーシャンステークスと短距離重賞が続いてきたわけですが、その中でもオーシャンステークスは格下の馬。前走オープン特別以下を走っていた馬が通用しやすいレースです。過去10年ではシルクロードステークス、阪急杯、オーシャンステークスと開催が後になればなるほど勝率が上がっていく傾向にあります。
高松宮記念の前哨戦として最も好まれるのが間隔が一番空く形になるシルクロードステークスで、今のスプリント路線でもトップクラスの馬たちはシルクロードステークスを多く使ってきます。逆にオーシャンステークスは高松宮記念の直前に行われるということもあって、メンバーが最も手薄になりやすく、強い馬が出てきても明確に高松宮記念への余力残しということが多いです。有力馬の出走数や勝負気配の高さなんかから、オーシャンステークスでは格下の馬が通用する余地があるのです。
元々格下の馬が通用しやすいレースですが、先程も話したように今のスプリント路線のレベルを考えると、さらに今回昇級初戦となるような馬が有利となるでしょう。
シルクロードステークスでマッドクール、阪急杯はアグリと上がり馬が連続好走していますが、このオーシャンステークスでも上がり馬に要注目です。
今回は上がり馬の中でも仕上がりが良さそうで、1200メートルに替えてから安定した末脚を繰り出せているエイシンスポッターを狙っていきたいと思います。
まとめ
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