皆さんこんにちは。アギョウです。
◎イルーシヴパンサー
・楽々と終い11秒台前半を連発した
・マイラーと上がり馬も通用している
・中山ならMデムーロ騎手も悪くない
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「楽々と終い11秒台前半を連発した」
近走で唯一良い末脚を使えなかった関屋記念の時は、強めに追って終い12秒台になるなど、調教の段階から良い末脚が使えていなかったのですが、この中間は終い11秒台前半を連発しています。前走も良い仕上がりだと思っていましたが、今回もそれと遜色ありません。
むしろ今回の最終追い切りでは、この馬としては速めの全体84秒台をマークしながら終いも11秒台前半。これは東京新聞杯や安田記念の時以上の水準です。
前走からの上積みまであってよさそうで、仕上がり的には文句なしでしょう。
推奨理由②「マイラーと上がり馬も通用してる」
前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
同距離 | 0- 1- 1- 4/ 6 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
今回延長 | 2- 3- 5- 23/ 33 | 6.1% | 15.2% | 30.3% |
今回短縮 | 8- 6- 4- 64/ 82 | 9.8% | 17.1% | 22.0% |
中山記念は、距離延長の方が有利でしょう。
過去10年のデータでも今回距離延長が距離短縮よりも高い複勝率となっています。今回距離短縮の馬には前走G1の馬も多く含まれているため、これを前走G2以下に限定すると、もっとハッキリとした差が出てきます。
前走G2以下 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
同距離 | 0- 1- 1- 4/ 6 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
今回延長 | 1- 3- 3-18/25 | 4.0% | 16.0% | 28.0% |
今回短縮 | 3- 2- 3-47/55 | 5.5% | 9.1% | 14.5% |
前走G2以下。なるべく出走馬の能力差が均等するような形で見ると今回距離延長。前走1600メートル以下を使っていた馬が距離短縮の馬に比べて連対率、複勝率ともに2倍近い成績となっています。
特徴解説の動画で「中山記念は開幕週でスピードが必要」という話しをしましたが、それに伴ってマイルでも通用するようなスピードを持った、今回距離延長となる馬が有利となるのでしょう。
また、もうひとつ特徴解説で大きなポイントとして話したのが、あまり実績はないものの下から勢いよく勝ち上がってきた上がり馬が有利ということです。
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
前走1着 | 4- 2- 2- 11/ 19 | 21.1% | 31.6% | 42.1% | 88 | 86 |
前走2着 | 2- 2- 2- 4/ 10 | 20.0% | 40.0% | 60.0% | 100 | 169 |
前走3着 | 0- 1- 1- 8/ 10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% | 0 | 57 |
前走4着 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
前走5着 | 1- 1- 2- 4/ 8 | 12.5% | 25.0% | 50.0% | 31 | 126 |
前走6~9着 | 2- 3- 0- 21/ 26 | 7.7% | 19.2% | 19.2% | 44 | 44 |
前走10着~ | 1- 1- 2- 39/ 43 | 2.3% | 4.7% | 9.3% | 10 | 29 |
前走着順のデータを見ても、前走1着や2着などの好走率が高いのはもちろん、回収率も優秀となっています。前走勝ち負けしている馬は当然人気にもなりますが、皆さんの想像以上に前走勝ち負けした馬がよく走ってくるということです。
前走1~2着 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
OPEN非L | 0- 1- 0- 4/ 5 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0 | 182 |
OPEN(L) | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% | 0 | 180 |
G3 | 3- 2- 1- 4/10 | 30.0% | 50.0% | 60.0% | 148 | 135 |
G2 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
G1 | 3- 0- 2- 2/ 7 | 42.9% | 42.9% | 71.4% | 172 | 111 |
前走G1で勝ち負けした馬はもちろん良いのですが、G1の負け組とG3ぐらいを勢いよく勝ってきた馬なら、G3ぐらいを勝ち負けして、ここに出走してきた馬に要注目です。
イルーシヴパンサーは前走の京都金杯を勝って、ここに出走してきますが、全く同じ形でケイデンスコールがここでも勝ち負けを演じています。
久々の右回りも、調教での右回りの走りを見ると問題ないと思いますし、これまた同じく右回りが不安視されていたケイデンスコールの再現は十分に考えられます。
推奨理由③「中山ならMデムーロ騎手も悪くない」
中山(過去5年) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ルメール | 181- 94- 73- 323/ 671 | 27.0% | 41.0% | 51.9% |
川田将雅 | 35- 23- 19- 70/ 147 | 23.8% | 39.5% | 52.4% |
M.デム | 105- 80- 76- 396/ 657 | 16.0% | 28.2% | 39.7% |
武豊 | 26- 20- 21- 98/ 165 | 15.8% | 27.9% | 40.6% |
横山典弘 | 65- 49- 40- 293/ 447 | 14.5% | 25.5% | 34.5% |
もうひとつこの馬の懸念材料として、よく挙げられているのがデムーロ騎手への乗り替わりですが、デムーロ騎手は中山でならそこまで悪くありません。
過去5年の中山での騎手別データを見ると、デムーロ騎手は勝率3位。複勝率なら4位につけています。
中山(2022年) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ルメール | 24- 16- 14- 62/116 | 20.7% | 34.5% | 46.6% |
横山武史 | 45- 40- 30-136/251 | 17.9% | 33.9% | 45.8% |
M.デム | 21- 25- 22-100/168 | 12.5% | 27.4% | 40.5% |
戸崎圭太 | 41- 40- 29-178/288 | 14.2% | 28.1% | 38.2% |
浜中俊 | 7- 1- 0- 13/ 21 | 33.3% | 38.1% | 38.1% |
また、不調だなんだと言われた去年も、なんだかんだで中山では複勝率3位。昨年の関東リーディングだった戸崎騎手よりも高い確率で馬券絡みしています。
中山(2023年) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
横山武史 | 15- 6- 6-38/65 | 23.1% | 32.3% | 41.5% |
田辺裕信 | 7-10- 4-32/53 | 13.2% | 32.1% | 39.6% |
M.デム | 4- 4- 4-23/35 | 11.4% | 22.9% | 34.3% |
戸崎圭太 | 10- 5- 2-34/51 | 19.6% | 29.4% | 33.3% |
ルメール | 3- 3- 3-18/27 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
今年に入ってからも中山では現時点で複勝率3位。戸崎騎手やルメール騎手なんかより複勝率は高くなっています。
流石にこれでデムーロ騎手が不安材料というのは、少し可哀想で、有力騎手がサウジアラビアに行っている今週なら尚更のことです。
おそらく今回はあまり人気がないかと思いますが、人馬ともに過少評価されている感じがするココを狙っていきたいと思います。
まとめ
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