【中山牝馬ステークス2023】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回は中山牝馬ステークスの追い切り診断となります。

それでは早速アートハウスから見ていきましょう。

アートハウス【S】

1週前にCW78.0秒という速い全体時計をマーク。最終追い切りは終い重点でサラッとやる形でしたが、終い11.2秒を出すなど、良い末脚を見せていました。1週前に高い負荷をかけた甲斐もあって、最終追い切りはやるまでもなく仕上がっているという感じです。

この馬が負けた秋華賞は、間隔が詰まってるということもあって、1週前追い切りで短めの距離になったり、オークスの時も最終追い切りが坂路。エリカ賞の時なんかは最終追い切りが芝になるなど、負けた時はCWでしっかりした負荷をかけることが出来ていませんでした。今回は最終、1週前ともにCWの長めから高い負荷をかける調教をこなしており、この馬の能力はシッカリ出し切れるでしょう。

今回は前走やローズステークスなど、この馬が勝っている時と遜色ない仕上がりでしょう。ここへ向けて仕上がりは万全です。

スルーセブンシーズ【S】

1週前に終い11.3秒。最終追い切りで終い11.0秒をマークするなど、この中間は鋭い末脚を見せていました。この馬が大敗したマーメイドステークスの時は終い12秒台。その前に大敗した秋華賞の時も終い12秒台になるなど、能力を出せずに終わったと思われるレースでは、最終追い切りの段階から動いていませんでした。

それが今回は終い11.0秒。勝った前走でさえ終い11.3秒が精々だったことを考えると、今回は前走以上の仕上がりでしょう。ここに来ての成長などもあるかもしれません。今回はデビューしてから一番良い状態に仕上がっているのではないかとすら思います。ここへ向けて万全の状態でしょう。調教からは文句なしです。

クリノプレミアム【B】

好走した前走は1週前にラスト3ハロン35.9秒。その前に好走した京成杯オータムハンデの時も1週前にラスト3ハロン36.1秒を出すなど、好走している時は南Wでラスト3ハロン36秒前後の速い時計を出している傾向にあります。

それが今回は1週前にラスト3ハロン36.7秒。36秒台の後半までになっています。大敗した府中牝馬ステークスやエリザベス女王杯の時よりは速いタイムですが、前走や京成杯オータムハンデの時ほどではありません。今回は京成杯オータムハンデよりは下。府中牝馬ステークスよりは上といった感じで、どこまで勝負になるかです。

イリマ【B】

今回は最終追い切りを火曜日にやっていました。この中間は1週前追い切りが金曜日にズレるなど、調整過程が変則的になっています。火曜日にやった最終追い切りも、ポリトラックで直線だけ時計を出すような、本当に軽いものでした。流石に前走以上は難しそうで、ここは良くて前走同様といったところでしょう。

ウインピクシス【B】

この馬が勝った前走や2走前。4走前はいずれも単走のみでサラッと仕上げることが多かったのですが、逆に負けた3走前や5走前は併せ馬をしてシッカリ調教する形になっていました。厩舎では強い負荷をかけるまでもなく仕上がっているという方が良いタイプなのでしょう。そして今回は1週前に併せ馬。前走ほど絶好の仕上がりではないかなと思います。ここは3走前と同じくらいでどこまで通用するかと考えた方がいいかもしれません。

エイシンチラー【B】

1週前に終い11秒台前半をマークするなど、調教のタイムは出ていますが、これらはすべて馬場の内側を通ってのものです。速いタイムでもあまり過信することはできません。近走で唯一馬券になったメイステークスの時は、馬場の外側を通りながら、今回と遜色ない時計を出していましたが、馬場の内側を通るようになった近走はイマイチ結果が出ていません。今回も悪くない時計は出ていますが、通った場所などを考慮するとココは近走同様まで。メイステークスの状態にない可能性が高いです。

クロスマジェスティ【B】

間隔が詰まっての出走ということで追い切りは1本のみとなりました。今回は併せ馬で先着するなど、マズマズ動いていますが、3勝クラスで苦戦している近走もコレくらいは動いていました。間隔が詰まっているということもあり良くも悪くも変わった感じがありません。ここは前走や前々走ぐらい走ってどこまで通用するかです。

コトブキテティス【B】

近走の中で唯一見せ場のある走りだった、4走前の新潟牝馬ステークスの時は最終、1週前ともに併せ馬には遅れず、最終追い切りに至っては併せ馬を突き放す動きを見せていました。それが今回は最終追い切りこそ併せ馬に先着したものの、1週前は一杯に追ったにも関わらず、併せ馬で遅れていました。大敗だった前走や前々走から特に変わった感じがありません。この馬も前走ぐらい走ってどこまで通用するかです。

サトノセシル【A】

この馬は3勝クラスで苦戦していた時でさえ終い10秒台など、元々調教は良く動くタイプです。それが前走は終い12秒台。終い11秒台が一本もないなど調教の段階から物足りない動きでした。そして今回は1週前に終い11.2秒。最終追い切りも終い11秒台を楽々とマークしています。前走よりは上の状態のはずで、2走前の福島記念ぐらい走れてよさそうな状態です。しっかり好調キープでしょう。

シャーレイポピー【B】

最終、1週前ともに強めに追われていましたが、どちらも併せ馬で遅れてしまいました。結果こそ出なかったものの、調子が良かったと見ている夏頃は終い11秒台前半を出すほど、調教では良く動く馬だけに、これはどうでしょうか。今回も本調子にない可能性が高そうです。

ストーリア【B】

近走は坂路とCWの併用する形でしたが、今回は間隔が詰まっているせいか坂路のみの調教に替わっています。調教内容も全体時計を抑えめにして終い重点のものばかりになっています。流石に前走以上は厳しいかなという感じで、ここは良くて前走同様。3勝クラスで苦戦が続いている近走から少し下があっても不思議ありません。

スライリー【A】

大敗が続いている近走は、馬場の内側を通っても終い12秒台。馬場の外側を通ると終い13秒台が精一杯という感じが多かったのですが、今回は馬場の外側を通りながら終い11秒台が出ていました。久しぶりに調教で動いていました。近走より状態が良いのは間違いないでしょう。馬券になっていた時ほどとは言わないですが、5走前の福島牝馬ステークスぐらいの状態にはありそうです。この馬なりに状態は良くなってきています。

ラルナブリラーレ【B】

この馬は元々調教は良く動くタイプで、苦戦が続いている近走でさえ坂路で終い11秒台が出ていました。それが今回は間隔が詰まっているということもあり終い12秒台になっていました。流石に前走以上は厳しいかなというところで、ここは良くて前走同様といったところでしょう。

リノキアナ【B】

最終追い切りで一杯に追われましたが終いに大きく失速していました。大敗が続いている近走から特に変わった様子がなく、良くも悪くも近走同様といったところです。ここはハンデの味方にどれだけ頑張れるかでしょう。

ルビーカサブランカ【A】

目立った末脚が使えていなかった近走は、最終追い切りまで強めに追われていましたが、以前レースで安定した末脚が使えていた頃は、最終追い切りはやるまでもなく仕上がっているという感じでした。そして今回の最終追い切りは馬なりでサラッとやる形ながら、終いに失速せず併せ馬にも優勢の手応えで進めることが出来ていました。1週前まででシッカリ仕上がっており、最終追い切りはやるまでもないといった感じです。これは良かった頃の状態に戻りつつあるかなという感じで、レースで上位の上がりを使えていた頃の状態。4走前のクイーンステークスぐらいは走れそうです。この馬なりに良い状態になってきていると思います。

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