【京都金杯2023】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回は京都金杯の追い切り診断となります。

それでは早速マテンロウオリオンから見ていきましょう。

マテンロウオリオン【A】

1週前を12月28日にやって、最終追い切りは1月3日。今回は変則開催での出走となりますが、変則開催に合わせた調教が出来ています。昨年の大晦日にやって終わりという馬が多い中で、これは高評価できる調教過程です。ここに照準を合わせて丁寧な仕上げが施されている印象です。その甲斐もあってか、G1だった前走と遜色ない状態で、ここはシッカリ好調キープでしょう。

ただ、この馬は3歳春の頃から、かなり調教では動いていた馬で、ニュージーランドトロフィーの時なんかは1週前にCW80秒切りつつ終い11秒台前半でまとめるような動きが出来ていました。ダイワメジャー産駒らしく早い段階で完成していた馬です。古馬になっての成長とか、そういったものを見られず、ここは3歳春の頃と同じような走りをして、どこまでやれるかです。

オニャンコポン【A】

ここ最近は南W中心の調整でしたが、今回は坂路中心になっています。この馬が勝った京成杯の時も坂路中心に調教内容です。まず勝った時と同じような調教パターンに戻してきたというのはプラスでしょう。

また、動き自体もだいぶ良くなってきたかなという印象で、近走は坂路だと終い12秒台後半が精々でしたが、今回は1週前に終い12秒台前半が出ていました。終い12秒台前半以下というのはダービー、京成杯以来のことです。復調傾向が見られます。

京成杯の時は終い11秒台だったため、今回は絶好調ではないですが、好調ぐらいの状態までは戻っていそうです。

イルーシヴパンサー【S】

前走は最終追い切りで終い強めに追ったにも関わらず、終い12.0秒。中間の併せ馬も1本だけで済ませるなど、明らかに調教からおかしい感じもありました。

それが今回は入念に併せ馬をこなしている上に、最終追い切りも馬なりで終い11.2秒をマークしていました。前走のようなことはありません。安田記念や東京新聞杯。この馬が上がり最速の脚を使っている時と遜色ない状態でしょう。前走から明らかに状態は良くなっています。

今回は、絶好調と言っていい仕上がりでしょう。

アルサトワ【A】

最終追い切りでラーゴムに併せ馬で遅れていましたが、勝った2走前もラーゴムには併せ馬で遅れていました。最終追い切りの併せ馬遅れはあまり気にしなくて大丈夫でしょう。むしろ時計はラスト3ハロン36秒台。終い11秒台で、この馬としては速いものになっています。ここに来てグッと良くなった感じはしませんが、しっかり好調キープでしょう、前走は逃げられなかったこともあり案外な結果に終わってしまいましたが、ここも自分の競馬さえできれば、2走前ぐらいは走れて良さそうな状態です。

エアロロノア【B】

この馬が良い末脚を使えている時は、坂路で51秒台など、良い時計が出ている時が多いのですが、今回はそこまで速い時計が出ていません。ここ最近の状態からは少し落ちるかなという印象で、ここは4走前のマイラーズカップと同じくらいではないかと思います。ここはマイラーズカップぐらい走って、どれくらいの着順になるかでしょう。

エントシャイデン【A】

間隔が詰まっての出走になるため、軽めの追い切りを2本のみとなっています。前走から上積みまではなさそうですが、この馬なりに悪くない動きは出来ており、前走の状態はキープしています。その前走も結果は出なかったものの、決して悪い状態ではなかったと見ているだけに、ここはシッカリ好調キープという感じでしょう。前走の敗因はイマイチ分からないですが、この馬の能力はシッカリ出せる状態のはずです。

カイザーミノル【B】

間隔が詰まっての出走になるため、今回は本当に軽めの追い切りを1本のみとなっています。前走から特に大きく変わった感じはなく、ここは良くも悪くも前走同様といったところでしょう。4走前の米子ステークス、去年のこのレースのような状態にはなさそうです。

シャーレイポピー【B】

間隔が詰まっての出走になるため、今回は軽めの追い切りを1本のみとなっています。流石に前走以上ということはなさそうで、ここは良くて前走同様でしょう。今年の夏は終い11秒台前半を連発するような動きが出来ていましたが、ここ最近はそこまで動けていませんし、一番良かった頃と比べると少し落ちる感じもします。

シュリ【A】

最終追い切りで終い11秒台をマークしていました。この馬は元々調教では良く動くタイプで、これくらい動くのも珍しくないですが、今回も良く動けていました。やや間隔は空きましたが、しっかり好調キープという感じです。関屋記念の激走は上手く展開を味方につけられたというのが大きいと思いますが、ここも関屋記念ぐらいは走れてよさそうです。今回も展開次第ではないかと思います。

タイムトゥヘヴン【B】

重賞で好走した4走前は終い10秒台をマークし、最終追い切りも楽々と終い11秒台が出ていました。重賞を勝った5走前も最終追い切りで終い11秒台をマークするなどしていましたが、不振が続いている近走の最終追い切りは重賞で好走した時ほどは動けておらず、終い12秒台ということが多くなっています。今回も1週前に終い11秒台前半が出ていましたが、最終追い切りは終い12秒台です。4走前や5走前ほど絶好の状態にはないかなという感じで、ここは前走ぐらいでどこまでやれるかでしょう。

ダイワキャグニー【B】

1週前に終い11秒台をマークし、21日にも終い11秒台。この時は併せ馬を大きく突き放す動きも出来ていました。前走は休み明けということもあってか、調教で動いていませんでしたが、今回は良く動けています。これは叩き2走目の上積みがありそうです。ただ、昨年のこのレースでは年が明けてからも速い時計を出す追い切りをしていましたが、今年は12月30日から速い時計を一本も出していません。そこのところがどうかなという感じで、ここは前走よりは上。昨年よりは下という仕上がりでどこまでやれるかではないかと思います。

ピースワンパラディ【B】

休む前は併せ馬を3頭でするなど、ハードな調教をガンガン出来ていましたが、復帰してからは単走でジックリという調教内容が多くなっています。今回も馬なり中心にジックリ乗り込んでいますが、やはり全盛期ほど攻めた調教ができる状態ではないようです。今回も休む前の走りを期待するのは難しそうでココは近走同様。今のこの馬でどこまでやれるかでしょう。

プレサージュリフト【S】

この馬は馬なり中心の軽め調教ということが多く、4走前に勝ったクイーンカップの時もあまり目立った時計がない軽め調教でした。ノーザンファームのクラブ馬らしく、この馬は厩舎でやるまでもなく仕上がっているという方が良いタイプなのでしょう。それが前走は終い強めに追うシーンが多く、休み明けであまり仕上がってないのかなという印象がありましたが、今回は馬なり中心でサラッとやる形に変わっています。動き自体も悪くはありませんし、これは前走以上の状態でしょう。ここはオークスや桜花賞。クイーンカップなど、この馬としてはベストに近い状態に仕上がっていそうで、G3としては文句ない仕上げです。

ベレヌス【A】

1週前にCWで終い10秒台の時計が出ました。この馬は元々調教では良く動くタイプですが、今回も良く動けています。ただ、一番良かった中京記念の時はCWで全体時計77.9秒。終い10.9秒という時計を、馬なりでマークする絶好の状態だっただけに、今回はそこまでではありません。今回は前走より上。中京記念より下といった感じでしょう。ここは好調ぐらいの状態でどこまでやれるかです。

ミッキーブリランテ【B】

この馬が重賞で安定した走りが出来ていた頃は、調教でも良く動いていましたが、近走は調教から全く動かなくなっています。3走前の激走も調子が良かったというより、岩田騎手が上手く乗ったというのがすべてでしょう。今回も近走から変わらず、調教ではあまり動いていませんし、ここは大敗が続いている近走同様という感じです。

ヴィクティファルス【B】

この馬は元々調教では良く動く馬で、不振が続いている近走もCWで80秒を切る時計を出すなど、調教では良く動いています。今回も坂路51秒台が出ていますが、今回が特別良いというわけではありません。坂路51秒台は出たものの、終いが失速しているのは気がかりですし、近走から特に変わった感じはありません。ここは近走同様でどこまでやれるかでしょう。

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