皆さんこんにちは。アギョウです。
◎エピファニー
・杉原騎手が付きっきりで稽古をつけた
・小倉大賞典は速い上がりが必要になる
・前走から距離短縮になるのは◎
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「杉原騎手が付きっきりで稽古をつけた」
1週前に南Wで好時計をマーク。最終追い切りは栗東に入ってCW78.5秒という速い時計が出ています。近走は調教でもよく動いていましたが、今回も相変わらず調教では動けています。前走大敗しましたが、調子自体は高いレベルで安定しています。
前走は前走は調教でも一度も乗っていない外国人騎手のテン乗りだったということもあり、レースで大きく折り合いを欠くシーンがありました。
その反省を踏まえてか、今回は1週前は美浦、最終追い切りは栗東に移動して調整したにも関わらず、どちらも乗り替わりとなる杉原騎手が駆けつけて、しっかり稽古をつけていました。
小倉への長距離輸送に備えて一度栗東を経由したのも良いと思いますし、今回はこの馬にできることは全てやってきています。ここは準備万全。高い勝負気配を感じます。
推奨理由②「小倉大賞典は速い上がりが必要になる」
| 初角位置 | 着別度数(良馬場時) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1/2頭以内 | 4- 3- 4- 46/ 57 | 7.0% | 12.3% | 19.3% | 70 | 101 |
| 1/2頭外 | 3- 4- 3- 40/ 50 | 6.0% | 14.0% | 20.0% | 53 | 102 |
小倉大賞典は、速い上がりが必要になってきます。
まずこのレースが良馬場で行われた時の初角位置のデータを見ると、半分より後ろだった馬が半分より前だった馬に対して連対率、複勝率で上回るなど、後ろからでも問題なく馬券になっているのが分かります。小回りの小倉でも十分差しが決まっています。
| 上り | 着別度数(良馬場時) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3F １位 | 2- 2- 0- 5/ 9 | 22.2% | 44.4% | 44.4% | 264 | 280 |
| 3F ２位 | 1- 3- 1- 3/ 8 | 12.5% | 50.0% | 62.5% | 28 | 270 |
| 3F ３位 | 1- 1- 0- 4/ 6 | 16.7% | 33.3% | 33.3% | 100 | 118 |
| 3F ～５位 | 1- 0- 4- 14/ 19 | 5.3% | 5.3% | 26.3% | 14 | 78 |
| 3F ６位～ | 2- 1- 2- 59/ 64 | 3.1% | 4.7% | 7.8% | 49 | 62 |
上がりのデータを見ると、上がり3位以内のマークをした馬が軒並み回収率100％以上。好走率も申し分ありません。
良馬場における上がり最速馬の平均は34.5秒。小回りのレースとしては速い上がりが要求されるなという印象です。今年もどの馬が逃げるのかも分からないようなメンバー構成で、スローペースになるかなという感じですし、高速上がりが必要になってくる可能性は高いでしょう。
| 種牡馬(良馬場時) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 3- 3- 1- 9/16 | 18.8% | 37.5% | 43.8% | 165 | 186 |
| ステイゴールド | 1- 0- 0- 3/ 4 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 150 | 52 |
| キングカメハメハ | 0- 2- 1- 5/ 8 | 0.0% | 25.0% | 37.5% | 0 | 112 |
| ダイワメジャー | 0- 0- 1- 5/ 6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% | 0 | 46 |
| クロフネ | 0- 0- 1- 3/ 4 | 0.0% | 0.0% | 25.0% | 0 | 87 |
では、そんな高速上がりが必要になるレースにおいて、どんな馬が良いのかという話しですが、まずはディープインパクト産駒です。
良馬場のこのレースにおいてはディープインパクト産駒は過去7年3勝。ディープ産駒というだけで複勝率43.8％。半分くらいは馬券になっており、回収率も優秀な数字を残していました。
2020年なんかはディープ産駒のワンツースリーという完璧な決着で、高速上がり勝負となれば日本が誇るディープインパクトというわけです。
今年の出走馬でディープ産駒はアドマイヤビルゴ。母の父ディープインパクトはアルナシーム、エピファニーとなっており、良馬場ならこの3頭が狙い目になるのではないかと予想します。
推奨理由③「前走から距離短縮になるのは◎」
この3頭の中からエピファニーを本命にしたわけですが、この馬を選んだ理由は距離短縮が大きくプラスに出る可能性が高いからです。
冒頭の追い切り診断でも言ったように、この馬は折り合いに難しいところがあり、前走なんかは折り合いを欠いて終了という感じでした。そんな馬だけに少しでも距離が短くなるのはプラスのはずで、持ち前のスピードが活きる可能性は高いです。
| 前走距離 | 着別度数(良馬場時) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 同距離 | 0- 2- 0- 15/ 17 | 0.0% | 11.8% | 11.8% | 0 | 87 |
| 今回延長 | 1- 0- 1- 16/ 18 | 5.6% | 5.6% | 11.1% | 31 | 26 |
| 今回短縮 | 6- 5- 6- 55/ 72 | 8.3% | 15.3% | 23.6% | 84 | 124 |
このレース自体が今回距離短縮になる馬の激走も多いですし、ここはあらゆる面から前走からの上積みがありそうなこの馬を本命にしたいと思います。
まとめ
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