【京成杯2024】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回は京成杯の追い切り診断となります。

それでは早速アーバンシックから見ていきましょう。

▼当ブログ実績▼

アーバンシック

最終追い切りでハーツコンチェルトと併せ馬をしましたが優勢の手応えとなっており、わざわざ抜け出すのを抑えるシーンがあったほどです。おそらく抑えないままならハーツコンチェルトを置き去りにしていたであろう抜群の動きを見せていました。

今回の最終追い切りなんかを見てもそうなのですが、この馬は合図を出してからエンジンが掛かるまで少し遅いところを見せており、いかにもズブいという感じです。その代わりにエンジンが一度掛かるとどこまで伸びていきそうな走りを見せています。本質的には直線の長いコースや広いコースの方が合っているタイプでしょう。

中山への対応をどうクリアするかが鍵になりそうですが、状態や素質面に関しては申し分ない1頭でしょう。適性云々に関係なく能力と状態の良さだけであっさり勝ってもおかしくありません。

追い切り評価S

バードウォッチャー

最終追い切りで強めに追いましたが併せ馬で遅れていました。この時遅れた相手が3歳未勝利。時計としても終い12.1秒とラスト1ハロンで失速する形になっています。3ハロン36秒台は出ていますが、これはどうかなという印象を受けます。

勝った前走は最終追い切りが36秒台を出しつつ終い11.5秒と、今回より動いていました。ここは良くて前走同様までという感じで、一度使っての上積みまで望むのは難しそうです。個人的には前走より走らない可能性も考えておいた方がいいと見ています。

追い切り評価「B

ジュンゴールド

1週前に終い11秒台前半をマークし併せ馬を置き去りにする動きが出来ていました。最終追い切りはポリトラックで軽く流す程度でしたが、1週前までの時点でキッチリ仕上がっているでしょう。

前走の紫菊賞や新馬戦の時も1週前にCWでしっかりやって、最終追い切りはポリトラックで流す感じでしたし、今回の最終追い切りがポリトラックで軽めだったのは、そこまで気にする必要はありません。

前走や前々走は併せ馬で遅れることもありましたが、この中間は併せ馬で一度も遅れていないところを見ても、状態が悪いということはないでしょう。今回もしっかり好調キープ。近走のような走りが出来る仕上がりです。

追い切り評価「A

アスクナイスショー

駄目だった新馬戦の時は最終1週前ともに終い12秒台。それに対して勝った前走は最終1週前ともに終い11秒台と、前走は一度使っての上積みを見せての勝利という感じでした。そして今回は最終追い切りで終い11秒台。併せ馬に楽々先着するなど前走のような動きが出来ていました。

ここは新馬戦というよりも勝った前走に近い状態。しっかり好調キープではないかと思います。状態というよりも能力的に足りるかどうかが鍵になってくるでしょう。

追い切り評価「A

エコロマーズ

1週前のCWで一杯に追いましたが併せ馬に遅れていました。この時は終い12秒台と時計としても目立たないもので、最終追い切りの坂路でも終い13秒台など遅めの時計になっており、これはどうでしょうか。

未勝利戦を勝った時なんかはCWで終い11秒台前半~中盤ぐらいの鋭い末脚が使えていたことを考えると、今回は少し物足りません。間隔が空いての影響がありそうです。今回はあくまで休み明けという状態の中でどれだけ頑張れるかでしょう。

追い切り評価「B

グローリーアテイン

最終追い切りで古馬3勝クラスの馬と併せ馬をしましたが、楽な手応えで回ってくることが出来ており、格上の馬に見劣らない動きが出来ていました。1週前も手応え十分に回ってくることが出来ていましたし、時計以上に良いなと思わせる内容です。これは状態が良さそうです。

前走も格上相手に併せ馬で先着するなど、調教の段階から動けていたため、ここに来ての大きな上積みまではありませんが、今回もしっかり好調キープでしょう。前走ぐらいは問題なく走れそうです。

追い切り評価「A

コスモブッドレア

最終追い切りで併せ馬をしましたが、この時は一杯に追われる併せ馬を尻目に楽々と先着する動きを見せていました。これまでは併せ馬を遅れたり、強めに追って併せ馬に食らいつくので精一杯ということが多かっただけに、今回の動きは良かったかなと思います。

久々だった前走を一度使っての上積みがありそうで、ここは前走以上の状態。この馬としては良い状態に仕上がっているでしょう。ここでは能力的に足りるかどうかになりそうです。

追い切り評価「A

ダノンデサイル

この馬は元々調教ではよく動くタイプで、未勝利戦を勝った時は古馬OP馬のオメガレインボーを相手に余裕を持って先着。負けた新馬戦の時でさえ、馬なりで坂路51秒台を出してハセドンに先着していました。

今回も最終追い切りでは日経新春杯に出るカレンルシェルブルが相手に互角の動きを見せており、格上相手に負けず劣らずの良い動きを見せていました。

持っているスピードは高いレベルのものがありそうで、調子としてもシッカリ好調キープでしょう。今回もこの馬としては状態が良さそうです。

追い切り評価「A

ドゥレイクパセージ

最終追い切りで南W3ハロン35.9秒。この時は全体時計としても自己ベストを1秒以上更新するなど全体良し、終い良しの時計です。実際の動きを見てもスピード感たっぷりという印象でしたし、これは単純に良い内容だったかなと思います。

1週前にも3ハロン36.1秒をマークするなど、この中間は好時計を連発しており、これは状態が良さそうです。デビューしてから今回が一番走れそうで、今回は万全と言っていい差し支えない仕上がりでしょう。

追い切り評価S

ニシノフィアンス

最終追い切りで一杯に追いましたが、馬なりの併せ馬に追い付くのが精一杯という感じで、劣勢の手応えになっていました。前走は今回と同じような後ろから追走する形でも併せ馬に追いついて最後は抜き去る動きが出来ていただけに、これはどうでしょうか。

前走からの上積みどこか、個人的には前走の方が良かったかなという印象です。ここは良くて前走同様までになるでしょう。

追い切り評価「B

ハヤテノフクノスケ

1週前のCWで併せ馬を置き去りにする動きが出来ていました。最終追い切りも坂路の自己ベスト更新するなど、この中間は調教でよく動けています。やや間隔は空きましたが仕上がり面に関しては問題ありません。

新馬戦や前走からグッと良くなった感じまではありませんが、今回もしっかり好調キープ。この馬の能力は出し切れるでしょう。ここでは能力的に足りるかどうかになりそうです。

追い切り評価「A

マイネルフランツ

1週前に終い11.5秒。前走の最終追い切りも終い11.5秒でしたが、今回も前走同様の末脚を見せていました。今回の最終追い切りは軽く流す程度でしたが、1週前の段階でしっかり仕上がっているでしょう。前走からデキ落ちという感じはしません。

前走からの上積みまではありませんが、今回もしっかり好調キープでしょう。前走ぐらい走ってココで通用するかどうかになりそうです。

追い切り評価「A

レイデラルース

2走前に勝った時は最終追い切りで併せ馬。1週前も併せ馬をするなど入念な乗り込みをしていた印象ですが、あっさり負けた前走。そして今回は単走のみの調整になっています。

実際の動きを見ると少し折り合いに難しそうなところがある上に、なかなか手前を替えないなど、まだ精神的に幼いところがある印象で、そこら辺を考慮して単走のみの調整にしているのかもしれません。

何しても併せ馬を入念にこなしていた未勝利戦を勝った時と比べると、少し見劣る印象です。ここは前走ぐらい走ってどこまで通用するかでしょう。

追い切り評価「B

ロードヴェスパー

1週前こそ先週の中山金杯に出走したアラタに併せ馬で遅れましたが、最終追い切りではしっかり先着。馬なりのままで少し前に出て、追われてからは一気に抜け出すような動きが出来ていました。

時計が遅いのはいつものことですし、今回の動きを見ると状態が良いのではないかと思います。勝った前走の勢いそのままという印象です。今回もこの馬の能力は出し切れそうです。しっかり好調キープでしょう。

追い切り評価「A

ロジルーラー

1週前に強めに追いましたが併せ馬で遅れていました。後ろから追走する形だったとはいえ遅れた相手がデビュー前の馬だったということを考えると、これは少し物足りません。

これまでは後ろから追走する形でもシッカリ追いついて併せ馬に遅れるようなことはなかっただけに、これまでと比較してもどうかなという印象です。

ここは良くて前走同様まで。そこまで良い状態にはないのかなと見ています。

追い切り評価「B