【福島牝馬ステークス2023】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回は福島牝馬ステークスの追い切り診断となります。

それでは早速ストーリアから見ていきましょう。

ストーリア【S】

この馬が条件戦を破竹の勢いで勝ち上がっていた時は坂路とCWの併用する形でした。坂路とCWを併用する形で案外な結果だったのは、1週前の併せ馬で遅れていた2走前の初音ステークスのみとなっています。今回もCWと坂路を併用し、1週前のCWでは終い11.3秒。最終追い切りも楽々終い最速で駆け上がるなど、今の状態の良さを伺わせます。

前走は間隔が詰まっているということもあり、坂路のみの調教になるなど、個人的にそこまで状態が良いように見えませんでしたが、レースに行けば人気薄の覆しての好走。斤量52キロがあったとはいえ、そこまで絶好の状態にない中で好走したということで、ここに来て力をつけている感じもあります。

今回は坂路のみからCW併用をする形に変わっており、前走からの上積みがあっていい状態と見ているだけに、当然ココは有力でしょう。斤量が増えてなお連続好走があっても何ら不思議はない状態です。仕上がりとしては万全に近いものがあります。

クリノプレミアム【A】

この馬が好走した2走前、中山金杯の時は1週前にラスト3ハロン35.9秒。その前に好走した京成杯オータムハンデの時も1週前にラスト3ハロン36.1秒を出すなど、重賞で好走している時は南Wでラスト3ハロン36秒前後の速い時計を出している傾向にあります。

それが今回は1週前にラスト3ハロン37.0秒。37秒台までになっています。大敗した府中牝馬ステークスやエリザベス女王杯の時よりは速いタイムですが、中山金杯や京成杯オータムハンデの時ほどではありません。今回は中山金杯より下。府中牝馬ステークスよりは上。前走と同じくらいといった感じで、どこまで勝負になるかです。

ウインピクシス【B】

この馬が勝った2走前や3走前。5走前はいずれも単走のみでサラッと仕上げることが多かったのですが、逆に負けた前走や4走前なんかは併せ馬をしてシッカリ調教する形になっていました。併せ馬をしない軽め調教の時に好走傾向にある馬で、厩舎では強い負荷をかけるまでもなく仕上がっているという方が良いタイプなのでしょう。

そして今回は1週前に併せ馬をしていました。勝っている時ほど絶好の仕上がりではないかなと思います。ここは前走と同じくらいでどこまで通用するかと考えた方がいいかもしれません。

エイシンチラー【B】

この中間は終い11秒台前半を連発するなど、調教のタイムはよく出ていますが、これらはすべて馬場の内側を通ってのものです。速いタイムでもあまり過信することはできません。近走で唯一馬券になったメイステークスの時は、馬場の外側を通りながら、今回と遜色ない時計を出していましたが、馬場の内側を通るようになった近走はイマイチ結果が出ておらず、これはどうでしょうか。今回も悪くない時計は出ていますが、通った場所などを考慮するとココは近走同様まで。メイステークスの状態にない可能性が高いです。

エリカヴィータ【B】

この馬が最も良い走りだったフローラステークスの時は最終追い切りが坂路。1週前に南Wで終い11秒台前半を出して、最終追い切りは南Wで高い負荷をかけるまでもなく仕上がっているという感じだったのでしょう。それが不振続きの近走は最終追い切りまで南Wで負荷をかける形に変わっており、今回も最終追い切りまで南Wで高い負荷をかけていました。近走から特に変わった感じがありません。この馬は最終追い切りが坂路。最後まで高い負荷をかけるまでもなく仕上がっているという時が狙い目になりそうです。

ジネストラ【S】

この中間はポリトラックのみの調教ですが、いつもポリトラック中心の調整内容のため、ポリトラックで追い切りをしていることは気にしなくても大丈夫です。今回の最終追い切りではポリトラックの自己ベストを更新し、終いも11秒台でまとめる動きが出来ていました。この時は道中は抑えるのに苦労するほどの手応えで、動きの良さが目立っていましたし、これは単純に状態が良さそうです。ここ最近も良い動きを見せていましたが、今回は近走最大の中でも一番良かったように見えます。ここへ向けて仕上がりは万全でしょう。今回は近走の中でも一番良い走りに期待できそうです。

ステラリア【A】

間隔が空いての出走ですが、今回は坂路で入念な乗り込みを行い、1週前には坂路で終い最速。最終追い切りも併せ馬に遅れたものの終い11秒台中盤でまとめる動きが出来ていました。最終追い切りで併せ馬に遅れていましたが、前走の最終追い切りも併せ馬で遅れていたので、これに関してはそこまで気になりません。万全の仕上げとはいかないものの、ある程度は仕上がったかなという印象で、前走ぐらいは走れていいかもしれません。あくまで休み明けですが、休み明けにしては悪くない状態だと思います。

ストゥーティ【B】

最終追い切りで一杯に追いましたが併せ馬で遅れていました。一杯に追ったのに併せ馬で遅れたというのは今回が初めてになります。これまでは休み休みで大事に使われてきましたが、ここに来て久々に間隔を詰めて使う影響が多少なりともありそうです。調教の動きは大敗している前走や前々走の方が良かったかなという感じで、ここも良くて前走同様まででしょう。

スライリー【B】

前走、中山牝馬ステークスの追い切り診断で終い11秒台を連発して、久々に調教で動いていたという話しをしたのですが、今回の最終追い切りではまた終い12秒台に戻っています。この最終追い切りは終い強めに追って、なんとか失速せずに済んだという感じで、また調教では動かなくなっています。前走より良いということはなさそうで、ここは良くて前走同様。個人的には前走より少し下の状態かなと見ています。

ニシノラブウインク【B】

この馬が調子が良かったと思われる3歳春の頃は最終、1週前追い切りを中心とした、ごく一般的な調教内容をこなしていましたが、不振続きの近走は最終、1週前だけでなく日曜にもハードな調教をこなしています。今回もその例外ではなく最終、1週前に加えて、日曜にも南Wで一杯に追われていました。3歳春の頃とは違って、仕上がり面に不安があるからこそ、日曜にもハードに追っているのでしょう。今回も大敗続きの近走から特に変わった様子はなく、良い頃の状態にはないように見えます。

パーソナルハイ【B】

2歳~3歳春の頃は坂路52秒台でも楽々終い最速でまとめるような動きが出来ていたのですが、今回の最終追い切りは同じ坂路52秒台でも終いに大きく失速していました。言うまでもないかもしれませんが2歳や3歳春頃の状態にはなさそうです。この馬も不振続きの近走同様でどこまで頑張れるかです。

ビッグリボン【A】

1週前にCWで終い11.4秒台前半。最終追い切りも坂路で楽々終い最速の動きが出来ていました。元々調教では良く動くタイプですが今回も良く動けていました。やや間隔が空いての出走になりますが、中内田厩舎の馬らしく何の心配もありません。いつも仕上がりが良いだけに、ここに来ての大幅な上積みまではないですが、しっかり好調キープでしょう。ここも前走や前々走ぐらいは走れそうな状態です。あとはこのメンバーで能力的にどうかだけでしょう。

ホウオウイクセル【B】

前走は最終、1週前と併せ馬を突き放す動きを披露し、結果こそ出なかったものの状態は良かったなという感じでしたが、今回の1週前はあっさり併せ馬で遅れていました。最終追い切りも前走は馬場の外側を使って、時計以上に高い負荷をかけるものになっていましたが、今回は馬場の内側。見た目以上に負荷をかけないようにしていました。1週前にあっさり併せ馬で遅れたのを見ると、状態としては良くて前走同様といったところで、個人的には前走や前々走より少し下の状態である可能性が高いと見ています。

ホウオウエミーズ【A】

1週前に終い11.4秒をマークし大きく先行していた併せ馬に一気に追いつく動きを見せていました。最終追い切りは単走で軽めにやる感じでしたが、1週前まででキッチリ仕上がっているでしょう。ここ最近は重賞で良い走りが出来ていますが、今の状態の良さを伺わせる動きでした。前走や前々走も良い状態だったと見ているので、ここに来ての上積みまではないですが、しっかり好調キープでしょう。前走やエリザベス女王杯ぐらい走れていい状態です。

ミスニューヨーク【B】

前走は最終追い切りでこの馬としては速い時計を出して、1週前もCWで終い11秒台前半を出すなど、かなりシッカリ仕上げていた印象がありました。その反動か、今回は1週前追い切りをせず、日曜に本当に軽く時計を出した程度になっており、実質的な追い切りは最終追い切りの1本のみになっています。その最終追い切りも特に目立ったものではありませんでしたし、これは良くて前走同様といったところで、個人的には前走より少し下があってもおかしくないと見ています。仕上がり的には前走がピークだったかなという印象です。

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