皆さんこんにちは。アギョウです。
◎セブンマジシャン
・使いつつ上昇で近走最大
・社台系生産×外人騎手=◎
・Cデムーロ、高野厩舎は急坂得意
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「使いつつ上昇で近走最大」
この馬は元々あまり調教では動かないタイプで、前走や前々走は坂路で一杯に追っても、終い12秒台中盤が精一杯という感じでした。
それが今回の1週前追い切りでは馬なりで終い12秒台を楽々と出すことができるようになっており、これは使いつつ徐々に良くなってきたなと思います。
今年、何度も言ってきた高野厩舎で重要なラスト1ハロンの加速についても、今回の最終追い切りは近走最大の加速を見せています。
これまでで一番の能力を出せそうな状態で、仕上がりは万全でしょう。
推奨理由②「社台系生産×外人騎手=◎」
生産者 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
社台系生産 | 4- 4- 3-23/34 | 11.8% | 23.5% | 32.4% |
それ以外 | 1- 1- 2-35/39 | 2.6% | 5.1% | 10.3% |
このレースは社台系生産馬の活躍が目立ちます。
日曜に上げた特徴解説の動画でも言いましたが、このレースは社台系生産馬の好走が非常に多く、非社台系ながら勝ったのは、後の3冠馬コントレイルだけという有様です。
この時期は完成度が物を言うため、充実した外厩で進んで育成が出来ている社台系生産馬たちが、かなり有利になるのです。マイルまでなら生まれ持ったスピードだけで、なんとかなるようなこともあるのですが、タフな中山芝2000は才能だけで乗り切ることが難しいのです。
社台系生産 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
JRA騎手 | 3- 2- 3-21/29 | 10.3% | 17.2% | 27.6% |
短期免許 | 1- 2- 0- 2/ 5 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
また社台系生産馬の中でも、特に短期免許の外国人騎手が乗る馬は、素晴らしい好走率となっています。
単純に外国人騎手が上手いというのもありますが、そもそも外国人騎手に騎乗依頼するような馬は、陣営や牧場からの評価も高いのです。
JRAの騎手だと今後を見据えて、勝つことより次へ繋げる教育的な騎乗をすることもありますが、短期免許の外国人騎手からすれば、次なんて関係ないため目先の勝利を取りに行くような騎乗するというのもあるでしょう。
さらに社台系生産で外国人騎手だったにも関わらず、馬券圏外になってしまった馬を見ると、どちらも前走3着以下になった馬たちでした。逆に前走2着以内であれば、3頭いて連対率は100%となっています。
社台系生産、短期免許の外国人騎手。そして能力の保証がされている前走2着以内という条件を同時にクリアした馬は、かなり信頼できるのではないかと思います。セブンマジシャンは当然これをクリアしています。
推奨理由③「Cデムーロ、高野厩舎は急坂得意」
C.デムーロ | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
急坂(芝) | 38- 24- 23- 89/174 | 21.8% | 35.6% | 48.9% |
平坦(芝) | 17- 20- 15- 78/130 | 13.1% | 28.5% | 40.0% |
C.デムーロ騎手は急坂コースを得意にしています。
過去5年のデータを見ると、急坂の芝コースでは勝率21.8%に対して、平坦の芝コースでは勝率13.8%と明らかな差が出ています。
C.デムーロ騎手はイタリア。スタミナ勝負になりやすいヨーロッパの競馬を主戦にしているということもあって、得意なのはスピードを引き出す乗り方よりも、馬を最後まで我慢させるスタミナ的な乗り方なのでしょう。
それが日本だと最後で脚が上がりやすい急坂コースが得意という成績になって現れるわけです。
さらにもう一人、急坂コースを得意にしている人がいます。それが高野調教師です。
過去5年、高野調教師は平坦の芝だとリーディング19位なのに対して、急坂の芝だとリーディング7位まで急上昇します。
高野厩舎 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
急坂(芝) | 75- 58- 54- 306/ 493 | 15.2% | 27.0% | 37.9% |
平坦(芝) | 66- 67- 53- 415/ 601 | 11.0% | 22.1% | 30.9% |
率で見ても、勝率や複勝率まですべてにおいて急坂コースの方が良い成績となっています。
今年の重賞成績を見ても、今年の重賞5勝はチューリップ賞のナミュール。フラワーカップ、紫苑ステークス、秋華賞のスタニングローズ。そして京成杯オータムハンデのファルコニアということで、すべて阪神と中山。キレイに急坂コースになっています。
これは何も今年に限った話しではなく、過去5年の重賞成績を見ると、阪神7勝。中山7勝。中京1勝。そして京都1勝。急坂コース15勝に対して平坦コースは僅か1勝という偏りぶりです。
高野厩舎は基本的に坂路調教しない上に、栗東の坂路で一番勾配のきつい、ラスト1ハロンで仕掛ける調教ばかりをするため、急坂に強い馬が完成するのでしょう。
セブンマジシャンも、これまで急坂コースで勝ってきていますが、引き続き急坂コースのココでなら期待できるのではないかと思います。
まとめ
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