【阪神ジュベナイルフィリーズ2023】自信の本命!過去データ、追い切りなどを総合した最終結論!

最終結論

皆さんこんにちは。アギョウです。

◎アスコリピチェーノ
・栗東滞在など勝負気配が高く準備万端
・末脚勝負になりやすくノーザン生産◎
・今年のノーザン天栄馬は全盛期並み

ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。

▼当ブログ実績▼

推奨理由①「栗東滞在など勝負気配が高く準備万端」

美浦所属馬ですがこの中間は栗東で調整を行いました。当然栗東での調整は初めてになるため過去との明確な比較はできないのですが、1週前にCW80秒を切る時計をマークしつつラスト3ハロンも36秒台前半という素晴らしい動きとなっていました。

最終追い切りは終い12秒台になってしまいましたが、これは併せ馬を待ってのもので、併せ馬はまだ来ないのかまだ来ないのかと待つ余裕を見せていました。これは状態が良いと見て間違いないでしょう。

今回わざわざ栗東滞在をしたこと。1週前には北村宏騎手が栗東にまで乗りに来たことなど、ここへの勝負気配としても申し分ありませんし準備万端ではないかと思います。

推奨理由②「末脚勝負になりやすくノーザン生産◎」

上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 3- 3- 1- 5/ 12 25.0% 50.0% 58.3% 209 128
3F 2位 3- 1- 2- 2/ 8 37.5% 50.0% 75.0% 137 166
3F 3位 2- 1- 3- 6/ 12 16.7% 25.0% 50.0% 143 114
3F ~5位 0- 5- 3- 14/ 22 0.0% 22.7% 36.4% 0 171
3F 6位~ 2- 0- 1-121/124 1.6% 1.6% 2.4% 4 4

阪神ジュベナイルフィリーズは末脚勝負になりやすいです。

過去10年このレースの上がり別データを見ると一目瞭然。上がり3位以内をマークした馬が軒並み複勝率50%以上。回収率も100%超えが並んでおり文句なしと言っていい成績です。それに対して上がり6位以下は悲惨な成績。複勝率2%台、回収率も僅か4%となっていました。

阪神ジュベナイルフィリーズは、どの馬が速い末脚を使うかを予想するレースと言っても過言ではないでしょう。

生産者 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
ノーザンファーム 6- 5- 2-29/42 14.3% 26.2% 31.0% 62 57
社台ファーム 2- 1- 0-15/18 11.1% 16.7% 16.7% 96 68
下河辺牧場 1- 1- 2- 1/ 5 20.0% 40.0% 80.0% 196 316
ビッグレッドファーム 0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3% 0 150
ダーレー・ジャパン 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

問題はどの馬が速い末脚を使うかという部分ですが、有力になるのはノーザンファームを始めとした社台系生産馬ではないかと思います。

芝のマイルや中距離ならどのレースでも強いノーザンファーム生産馬ですが、このレースも例外でなく過去10年で連対11回。過去10年で1着2着になった馬の半分以上はノーザンファームの馬でした。

今や日本のトップと言っていいノーザンファームですが、そもそもノーザンファームが日本でトップを取ることが出来たのはダービーを勝てる馬を数多く排出したから。東京競馬場など長い直線での末脚勝負にアジャストした育成が出来たからです。末脚勝負はノーザンファームが最も得意とする項目なのです。

阪神ジュベナイルフィリーズは2歳戦ということで、充実した外厩施設で、進んだ育成が出来ているのも大きなアドバンテージになるのでしょう。今更言う必要もないかもしれませんがここもノーザンファーム生産馬が有利でしょう。

推奨理由③「今年のノーザン天栄馬は全盛期並み」

年・年月 ノーザン生産(関東所属) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
2023年 306- 244- 196-1539/2285 13.4% 24.1% 32.6% 82 75
2022年 248- 197- 202-1456/2103 11.8% 21.2% 30.8% 63 73
2021年 248- 179- 189-1483/2099 11.8% 20.3% 29.3% 67 76
2020年 263- 232- 184-1455/2134 12.3% 23.2% 31.8% 70 73
2019年 254- 194- 208-1370/2026 12.5% 22.1% 32.4% 74 74
2018年 267- 212- 180-1298/1957 13.6% 24.5% 33.7% 70 81

ノーザンファーム天栄はかつての勢いを取り戻しつつあります。

ノーザンファームは主に関東馬を管理するノーザンファーム天栄。関西馬を管理するノーザンファーム信楽に分かれて、互いに凌ぎを削っています。他の生産牧場の躍進もありノーザンファーム天栄、ノーザンファーム信楽ともに徐々に成績を落としていたのですが、今年に入ってノーザンファーム天栄は盛り返してきています。今年はピークだった2018年に次いで2番目に高い勝率、複勝率を残していました。

年・年月 ノーザン生産(関東所属の2歳) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
2023年 72- 54- 42-152/320 22.5% 39.4% 52.5% 91 94
2022年 52- 42- 41-179/314 16.6% 29.9% 43.0% 58 73
2021年 66- 46- 39-181/332 19.9% 33.7% 45.5% 76 92
2020年 67- 67- 33-174/341 19.6% 39.3% 49.0% 126 90
2019年 76- 41- 35-174/326 23.3% 35.9% 46.6% 119 90
2018年 72- 54- 40-150/316 22.8% 39.9% 52.5% 95 95

そのノーザンファーム天栄の復調に一役買っているのが今年の2歳馬でしょう。

関東所属かつノーザンファーム生産という2歳馬の成績を並べてみると、今年はアーモンドアイ世代2018年以来となる複勝率50%超えをマーク。グランアグレリア世代の2019年や2018年と同等レベルの勝率も残していました。今年はアーモンドアイ世代、グランアレグリア世代以来となるノーザンファーム天栄の当たり年です。

先程はノーザンファームの馬が良いという話しをしましたが、その中でもノーザンファーム天栄の馬。ノーザンファーム生産の関東馬に要注目です。

年・年月 ノーザン生産(関東所属)
最終追いが栗坂かCW
勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
2023年 6- 3- 1-17/27 22.2% 33.3% 37.0% 60 65
2022年 0- 1- 1- 7/ 9 0.0% 11.1% 22.2% 0 47
2021年 0- 0- 1- 5/ 6 0.0% 0.0% 16.7% 0 63

また今年に入ってからノーザンファーム天栄馬の栗東滞在というのも目立つようになり、年々その成功率を上げているというのも復調の要因かもしれません。

ノーザンファーム生産の関東馬が最終追い切りを栗東坂路もしくは栗東ウッドコースで行った場合、勝率22.2%。複勝率37.0%。最近の重賞でもエリザベス女王杯のブレイディヴェーグなんかが栗東滞在に成功して勝っていました。

今回もノーザンファーム天栄の所属と言っていいアスコリピチェーノ、ステレンボッシュが栗東滞在をしていますが、これはプラス材料と言っていいでしょう。

前走馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
~419kg 0- 0- 0-13/13 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
420~439kg 1- 3- 0-37/41 2.4% 9.8% 9.8% 35 33
440~459kg 0- 3- 6-40/49 0.0% 6.1% 18.4% 0 74
460~479kg 5- 3- 3-38/49 10.2% 16.3% 22.4% 48 44
480~499kg 4- 1- 1-17/23 17.4% 21.7% 26.1% 89 57
前走キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走重賞1着 6- 2- 2-18/28 21.4% 28.6% 35.7% 147 70
前走重賞2着 2- 1- 4-15/22 9.1% 13.6% 31.8% 23 67
前走重賞3着~ 0- 2- 2-37/41 0.0% 4.9% 9.8% 0 46
前走重賞以外 2- 5- 2- 78/ 87 2.3% 8.0% 10.3% 14 36

このレースは比較的馬体が大きな馬。前走馬体重460キロ以上の活躍が目立つレースですし、そもそも前走重賞を勝っている強い馬が順当に勝ち負け。前走重賞勝利というだけで単勝回収率100%を超えるようなレースです。

ここは素直に前走重賞勝利。比較的大きな馬体で勢いを取り戻したノーザンファーム天栄の馬であるアスコリピチェーノを本命にしたいと思います。

まとめ

阪神ジュベナイルフィリーズ、自信の本命はアスコリピチェーノです!

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