【阪神ジュベナイルフィリーズ2022】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回は阪神ジュベナイルフィリーズの追い切り診断となります。

それでは早速リバティアイランドから見ていきましょう。

リバティアイランド【A】

新馬戦の時からCWで終い11.1秒。芝では終い10秒台をマークするなど、デビュー前から調教での動きは目立っていた馬です。今回もCW、芝で終い11秒台中盤を連発していますが、特別良いというわけではありません。ここはシッカリ好調キープ。新馬戦や前走と同じぐらいまでという感じでしょう。

この馬はデビュー戦をノーステッキ。前走も軽くムチを一発いれた程度でした。まだまだ余力のあるレースぶりに見えますが、ムチを連発したからと言って、あまり伸びるタイプには見えません。というのも、今回の最終追い切りで肩ムチを入れるシーンがあったのですが、ほぼムチへの反応がありませんでした。おそらくレースに行って、ムチを連打したからと言って、それだけ伸びるというタイプではないでしょう。余力のあるレースぶりに見えますが、あれ以上を望むのは難しいかもしれません。

状態、タイプ的にも、ここは前走ぐらい走って、どれくらいやれるかではないかと思います。

ラヴェル【B】

この馬はデビュー前にCW78.9秒。終いも11秒台でまとめるような動きが出来ていましたが、今回はCW80秒台後半。終いも12秒台が精一杯となっています。デビューから徐々に調教で動かなくなっているのが気になるところです。

姉のナミュールもそうでしたが、使って良くなるというより、休み明けで能力全開というタイプでしょう。個人的には前走より少し下ぐらいの状態かなというところで、ここは良くて前走同様です。

ウンブライル【A】

この中間は1週前、2週前と南W7ハロンから時計を出すなど、長めの距離を走る調教をしています。1400メートルからの距離延長に備える調整をしている点は良いかなと思います。状態に関しても近走同様。前走や前々走とほぼ同じような感じで、ここも能力自体はシッカリ出せそうです。

ただ、この馬で少し気になるのは、やはり距離延長です。先程、距離延長に備えて長めの調教をしているのは良いという話しをしましたが、動きを見ると前進気勢がかなり強いです。最終追い切りは少ししか動きを見ることができませんでしたが、引っ掛かり気味になるシーンがありました。

状態自体は良さそうで、長めの距離で追い切りもするなど、できることはしていますが、気性的に距離延長はどうかなと見ています。

アロマデローサ【B】

デビュー前から終い11秒台前半を連発するなど、元々調教では良く動く馬でした。それがデビューは馬なり、ききょうステークスが強め。前走が一杯で終い11秒台前半という感じになっており、CWで徐々に動かなくなっているのが気になります。今回の1週前もCデムーロ騎手が一杯に追って終い11.0秒という感じで、前走から変わった感じがありません。状態的にはどうかなと思います。

イティネラートル【A】

前走は一杯に追って終い12.9秒。強めに追って終い13.0秒など、あまり調教では動いていませんでした。それが今回は1週前に終い12.4秒。最終追い切りも終い12.6秒をマークするなど、前走より明らかに動けています。これは前走以上の状態でしょう。この馬なりに良い状態でレースに挑めるのではないかと思います。

キタウイング【B】

美浦所属馬ですが今回は栗東での調整となりました。約1ヶ月前から栗東で乗り込んでいるのは良いと思いますが、肝心の動きがどうかなと思います。最終追い切りの併せ馬では一杯に追って、なんとか遅れずに済んだという感じで、終始劣勢の手応えでした。元々調教で動くタイプではありませんが、それにしても気になる動きです。美浦と栗東の違いはありますが、個人的には未勝利戦の時の方が良く動けていたように見えます。

サンティーテソーロ【A】

1週前の南Wでラスト3ハロン36秒台が出ました。終いも11秒台中盤にまとめる動きで、これまでで一番良い動きだったと思います。最終追い切りは坂路で軽く流す程度のものでしたが、1週前まででシッカリ仕上がっていると思います。前走も坂路51秒台を出すなど、良い仕上がりだったため、大幅な上積みまではどうかと思いますが、ここもシッカリ好調キープでしょう。

ドゥーラ【S】

1週前、2週前とCWで終い11秒台前半を連発。1週前に併せ馬を突き放すような動きも出来ていました。最終追い切りは坂路で軽く流す程度でしたが、1週前まででシッカリ仕上がっているでしょう。デビュー前の時は一杯に追って終い13秒台に失速するなど、全く動けていませんでしたから、それを考えれば著しい成長ぶりです。この馬は使うごとに明らかに良くなってきています。ここも、これまでで一番能力を出せる状態でしょう。

ドゥアイズ【S】

この馬もデビュー前は一杯に追って終い14秒台に失速。併せ馬にも大きく遅れてしまうような馬でした。前走の札幌2歳ステークスの時も併せ馬に遅れるなど、あまり調教では動かないタイプでしたが、今回は最終、1週前ともに併せ馬で先着することが出来ていました。この馬も今回が一番良い動きだったと思います。この馬も使うごとに良くなっている印象で、今回はこれまでで最大の能力が出せそうです。

ブトンドール【A】

最終追い切りの坂路でラスト2ハロン23.7秒。終いも11.5秒でまとめる動きを披露。相変わらず調教の動きは素晴らしいです。ただ前走の段階から坂路ではラスト2ハロンを23秒台中盤。ラスト1ハロンも11秒台でまとめる動きで、CWでも終い10秒台が出ていました。この馬も調教の動きが良いのはいつものことです。今回も素晴らしい動きでしたが、前走からの上積みという点に関してはどうでしょうか。状態はシッカリ好調キープという感じでしょう。

ミシシッピテソーロ【B】

大きく崩れた前走はラスト1ハロンだけの終い重点という感じでしたが、今回は1週前にラスト3ハロン36秒台。ラスト1ハロンも11秒台前半でまとめるなど、前走よりシッカリと負荷をかけてきました。ダリア賞ぐらいは走れて良さそうです。能力云々というのは別にしては、この馬なりの能力は出せそうな状態です。

ミスヨコハマ【A】

前走と同じ中2週になりますが、前走より速い時計の上に、坂路でも時計を出すなどシッカリと負荷をかけてきています。前走が地元。今回が輸送ありということも踏まえて考えると、今回はかなり攻めた調教です。前走からの大幅な上積みはどうかも、状態は良いのではないかと思います。

ムーンプローブ【B】

こちらも間隔が詰まっての出走ですが、併せ馬をしてシッカリ先着するなど、悪くない動きが出来ていました。前走が坂路51秒台を出すなど良い仕上げだっただけに、ここに来ての上積みまではないですが、前走ぐらいは走れそうです。

モリアーナ【B】

最終追い切りは坂路で終い13.0秒。全体時計もあまり目立っていませんが、遅い時計の中でも悪くない動きが出来ていました。最終追い切りの時計が遅いからと言って割引する必要はないでしょう。ただ、この馬は新馬戦の段階から南Wで良い動きを見せていた馬で、ここに来ての上積みまではありません。ここは新馬戦や前走ぐらい走って何着になるかでしょう。

リバーラ【A】

新馬戦の段階では併せ馬に遅れたり、一杯に追って終い12秒台に失速するなどしていました。前走も併せ馬にこそ遅れなかったものの、終い12秒台など、そんなに目立った動きをしていたわけではありません。それが今回は馬なりで終い11秒台を連発するなど、調教の動きは一戦ごとに良くなっています。ここも前走から多少の上積みがあっても良さそうで、状態は良いでしょう。

エイムインライフ【A】

新馬戦の時は一杯に追って併せ馬に遅れたり、終い12秒前後が精一杯という感じでしたが、今回は馬なりで終い11秒台。併せ馬にも余裕を持って先着していました。そんなに悪くない状態と見ている前走で負けているので、そもそも能力的にどうかなというところはありますが、この馬なりに状態は悪くないでしょう。

シンリョクカ【B】

前走は併せ馬を入念にするなど、新馬戦の段階からキッチリ仕上げていました。その分、ここに来ての上積みという点では目立たず、前走と同じような時計、動きとなっていました。キャリア1戦しかないので、状態判断に難しいところはあるのですが、前走ぐらい走って何着になるかだと思います。

ハウピア【B】

1週前に一杯に追いましたが、併せ馬で遅れていました。併せ馬で遅れるのはデビュー以来初めてとなります。前走以上ということはなさそうで、ここは良くて前走同様。個人的には前走より少し下の状態ではないかと見ています。状態的にはどうでしょうか。

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