【阪神大賞典2023】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回は阪神大賞典の追い切り診断となります。

それでは早速ボルドグフーシュから見ていきましょう。

ボルドグフーシュ【A】

最終追い切りこそ坂路で軽めに流す程度でしたが、1週前はCW80秒を切る速い時計をマークし、2週前も坂路51秒台など攻めた調教をこなしていました。最終追い切りはやるまでもなく仕上がっているという感じでしょう。前走も同じような調教過程で結果を残していますし、この馬なりに良い状態だと思います。

ただ、前走ほど絶好の仕上がりかと言われれば、それは少し違うかなと見ています。というのも前走は1週前にCW78秒台。ラスト3ハロン35秒台を出すなど、これ以上にないと思えるほどの動きを見せていました。それだけに今回にかけての上積みは薄く、ここは前走よりは少し下の状態。菊花賞と同じくらいでどこまでやれるかです。

ディープボンド【A】

去年と同じ2月24日から追い切りを開始して、調教本数も去年と同じ7本。1週前までにキッチリやって、最終追い切りは終い重点で流す程度というのも、去年と全く同じです。仕上がりとしても去年と同じくらいかなというところで、前哨戦としては悪くない状態です。

ただ、これまた去年と同じくある程度、次を見据えた仕上げにはなっているかなというところで、あくまで前哨戦仕上げです。この馬にとっての大一番である天皇賞春の時なんかは、最終追い切りまで一杯に追っているのに対して、今回の最終追い切りは終い重点で軽めにやる程度になっていますからね。

今年も、去年と同じくらいの仕上げでどこまで頑張れるかです。

ジャスティンパレス【S】

この馬はラスト3ハロン36秒台前半、終いも11秒台前半でまとめるなど、元々調教では良く動くタイプです。それが前走は一杯に追ってラスト3ハロン37秒台。併せ馬にも遅れるなど、この馬としてはあまり動けていませんでした。菊花賞の疲れが多少なりともあったのでしょう。

それが今回は最終、1週前ともにラスト3ハロン36秒台。併せ馬に遅れるようなこともありませんでした。この馬らしい動きが戻っています。これなら前走以上は間違いなく、神戸新聞杯や菊花賞ぐらい走れてよさそうです。この馬としてはベストの状態でしょう。最終追い切りには乗り替わりとなるルメール騎手が稽古に駆けつけるなど、人の勝負気配としても申し分ありませんし、人馬ともに準備万端でしょう。

アイアンバローズ【A】

前走は一杯に追ってCWで終い12秒台になるなど、ダート適性どうこう以前に状態がイマイチだった印象ですが、今回は1週前に終い11秒台前半。最終追い切りもCWで楽々と終い11秒台をマークしていました。前走より状態が良いのは間違いありません。この馬なりに良い状態になっています。2走前のステイヤーズステークスぐらいは走れそうです。

アケルナルスター【B】

1週前に強めに追われましたが、馬なりの格下相手に併せ馬で遅れていました。最終追い切りも併せ馬に劣勢の手応えで一杯に追って、なんとか食らいつくというような有様です。2走前に勝った時は併せ馬で先着する動きが出来ていただけに、これはどうでしょうか。これまでは南Wも併用していますが、年が明けてから坂路でしか調教出来ていないのも気がかりで、万全の状態とはいかないでしょう。

アフリカンゴールド【A】

前走や前々走は一杯に追って併せ馬で遅れるなど、調教の段階からあまり動けていませんでしたが、今回は併せ馬に遅れるようなことはありませんでした。この馬なりに速い全体時計を出しながら、終いまで大きく失速することもありませんでしたし、ここ最近よりは調子が良さそうです。この馬なりに徐々に復調傾向にあります。

サンレイポケット【B】

この馬が重賞で馬券になれた頃は坂路、CWともに終い11秒台を連発するような動きが出来ていましたが、不振が続いている近走はCWだと良い動きをしますが、坂路だと終い11秒台が出なくなってきています。今回も1週前のCWだと悪くない動きをしていますが、最終追い切りの坂路では一杯に追っても終い12秒台が精一杯になっています。この馬も今年で8歳ということで、流石にピークは過ぎてしまった印象です。今回は2走前のチャンレンジカップと同じくらいの状態ではないかと思います。

シロニイ【B】

間隔が詰まっての出走ながら、最終追い切りで一杯に追うなど、高い負荷を掛けているのは良いと思いますが、肝心の動きは大きく変わった様子はありません。むしろ前走はウェルカムニュースという馬に楽々と併せ馬で先着する動きが出来ていましたが、今回は同じウェルカムニュースを相手に互角程度の動きになっていました。ここは良くて前走同様といったところでしょう。ここは前走ないし前走より少し下でどこまで頑張れるかです。

ゼーゲン【B】

この馬は元々あまり調教で速い時計を出したり、目立った動きをするタイプではないので、そんなに速い時計がなかったり併せ馬に遅れるのも気にしなくていいとは思いますが、調教負荷の負荷が軽くなっているのは気がかりです。これまでは南Wで一杯調教を多用していましたが、今回は坂路や南Wでやっても軽めに流す程度となっています。間隔が詰まっているので仕方ないところもありますが、流石に前走以上ということはないでしょう。ここは良くて前走同様になりそうです。

ノーチカルチャート【×】

地方馬で前走などとの比較ができないため調教評価はナシとなります。主観的な意見としては、今は地方でも勝てていないような状況ですし、普通に厳しいのではないかと思います。

ブレークアップ【B】

この馬が今回が転厩初戦となります。美浦にいた頃は速い時計はあまり出さず、馬なり中心にジックリ乗り込んで仕上げていくような調教をしていましたが、栗東に転厩してきた今回は週末にCWで79秒を切る速い時計を出して、最終追い切りも坂路で51秒台と、これまでとは一転して、速い時計を出すハードな調教に変わっています。これがどう出るか次第にはなりますが、個人的に調子が良かった近走と全く違う調教内容になっているのは嫌なところです。今回は転厩初戦で様子見といった感じかと見ています。

メイショウテンゲン【A】

チャレンジカップや万葉ステークスの時は単走中心にジックリ乗り込む形で調整し、前走は遅れこそしたものの併せ馬を再開するなど、使いながら徐々に調教負荷を強めて、今回は併せ馬に先着。終い11秒台も出すなど、近走の中では一番動けていました。長期休養明けだった4走前から万葉ステークス、ダイヤモンドステークスと使って、今回は叩き4走目になりますが、この馬は使いながら徐々に良くなってきています。近走の中では一番走れるはずで、一昨年のこのレースの時より調教では動けています。この馬なりに良い調子になっているでしょう。

メロディーレーン【B】

最終、1週前ともに一杯に追いましたが終い13秒台に失速。元々調教はあまり動かないタイプですが、今回も動けていません。良くも悪くもココに来て大きく変わった感じがなく、ここも前走ぐらい走ってどこまで通用するかです。

ユーキャンスマイル【B】

3走前の新潟記念で馬券になった時は、1週前のCWでラスト3ハロン36秒台前半。終いも11秒台前半でまとめ、併せ馬を大きく突き放す動きが出来ていました。それが今回の1週前は、新潟記念の時ほど速いタイムは出ておらず、併せ馬にも遅れています。新潟記念の時ほど良い状態にはなさそうです。今回は前走と同じくらいの状態でしょう。

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