皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ルビーカサブランカ
・明らかに前走以上で万全の仕上げ
・道悪ならスタミナ的な要素が必要
・調整難の北海道だが須貝厩舎は得意
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「明らかに前走以上で万全の仕上げ」
休み明けだった前走は追い切り2本。最終追い切りでは2歳新馬や3歳未勝利馬に併せ馬で劣勢の手応えになるなど、調教本数が足りていないかなという印象もありました。
その分なのか今回は叩き2走目の上積みがありそうで終い11.1秒。楽々と前走以上の末脚を見せ、併せ馬に楽々先着する動きが出来ていました。これは前走以上の状態でしょう。
夏は牝馬の格言通り、ここに来て体調が良くなってきている印象で、ここを目標に万全の仕上がりです。
推奨理由②「道悪ならスタミナ的な要素が必要」
馬場状態と初角位置 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
良馬場で1/2頭以内 | 5- 4- 6- 44/ 59 | 8.5% | 15.3% | 25.4% | 171 | 137 |
良馬場で1/2頭外 | 2- 3- 1- 46/ 52 | 3.8% | 9.6% | 11.5% | 25 | 64 |
重以上で1/2頭以内 | 1- 1- 1-13/16 | 6.3% | 12.5% | 18.8% | 117 | 166 |
重以上で1/2頭外 | 1- 1- 1-13/16 | 6.3% | 12.5% | 18.8% | 56 | 46 |
函館記念は、道悪になるとスタミナ的な要素が色濃く必要になります。
まず馬場状態と初角位置のデータを組み合わせたものを見ると、良馬場の場合は半分より前だった馬が勝率から複勝回収率まで、すべてにおいて上の成績となっていました。小回りコースらしく前有利の傾向です。
それが道悪となると、勝率から複勝率まで互角。好走数も全く同じ数になっていました。回収率を見るとそれでも若干前の方が有利かなと思いますが、良馬場に比べると差しが決まりやすくなっているのは間違いありません。特徴解説の動画では良馬場前提に前有利と断言してしまいましたが、道悪なれば差しも十分効く可能性があります。
馬場状態と種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
良馬場でサンデー系 | 4- 4- 4- 46/ 58 | 6.9% | 13.8% | 20.7% | 162 | 112 |
良馬場で非サンデー | 3- 3- 3- 44/ 53 | 5.7% | 11.3% | 17.0% | 38 | 92 |
重以上でサンデー系 | 0- 1- 1-13/15 | 0.0% | 6.7% | 13.3% | 0 | 118 |
重以上で非サンデー | 2- 1- 1-13/17 | 11.8% | 17.6% | 23.5% | 163 | 96 |
さらに道悪の場合は非サンデー系が成績を上げる傾向にもあります。
良馬場ではサンデー系の方が良いかなという成績になっていましたが、重馬場になると傾向は一変。これは先程よりも分かりやすく傾向が反転していました。
そして最も分かりやすく馬場状態によって傾向が変わっていたのが、これまでの距離実績です。
重馬場以上だった2回はともに2000メートルより長い距離を勝ったことのある馬が勝利していたのに対して、良馬場だった時は殆どが2000メートルより長い距離を勝ったことのなかった馬。1600~2000ぐらいが適性距離の馬が殆どとなっていました。
これまで重馬場で馬券になった6頭のうち5頭が2000メートルより長い距離で好走したことのある馬たちだったことを考えると、これはかなり大きな違いです。
道悪になると半分から後ろの馬。非サンデー系。そして2000メートルより長い距離を勝ったことがある馬が有利になるのは、やはりスタミナ的な問題でしょう。洋芝の道悪となれば、かなりのスタミナが必要になるのです。
今年は当日こそ曇りの予報ですが、前日にかなりの雨が降りました。函館競馬場はあまり水はけが良いわけではありませんし、個人的には当日になっても雨の影響が残る可能性が高いと見ています。そうなれば先程説明したようなスタミナ的要素の強い馬が有利となるでしょう。
推奨理由③「調整難の北海道だが須貝厩舎は得意」
函館札幌成績 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
(栗)須貝尚介 | 40- 35- 24-155/254 | 15.7% | 29.5% | 39.0% | 107 | 94 |
(美)田中博康 | 18- 13- 9- 67/107 | 16.8% | 29.0% | 37.4% | 90 | 96 |
(栗)武幸四郎 | 17- 16- 11- 79/123 | 13.8% | 26.8% | 35.8% | 146 | 103 |
(栗)清水久詞 | 17- 14- 12- 83/126 | 13.5% | 24.6% | 34.1% | 162 | 100 |
(美)国枝栄 | 18- 11- 10- 86/125 | 14.4% | 23.2% | 31.2% | 63 | 53 |
須貝厩舎は、北海道での競馬を得意としています。
まず今回出走する調教師の函館札幌での成績を確認してみると、須貝調教師が複勝率1位となっており、単勝回収率も100%を超えていました。須貝厩舎が北海道での競馬を得意にしているのは間違いありません。
調教師 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
(栗)須貝尚介 | 1- 0- 1- 3/ 5 | 20.0% | 20.0% | 40.0% | 1546 | 416 |
函館記念に限ったデータを見ても、須貝厩舎は5頭の出走だけで複数回の好走馬を出しており、2020年なんかは超人気薄のアドマイヤジャスタを勝利に導きました。
坂路や広いウッドコースが使えず、中々調整に難しい北海道競馬ですが、須貝厩舎は北海道での調整を苦にしないのです。
今回のルビーカサブランカの調整を見ても、休み明けだった巴賞は追い切り代わりに使ったような感じで、今回の最終追い切りでは明らかに前走以上の気配。叩き2走目の上積みがありそうな絶好の動きを見せていました。流石は須貝厩舎といった感じの仕上がりです。
調整の難しい北海道競馬ですが須貝厩舎なら調整は問題ないと思いますし、ルビーカサブランカは2200メートルを勝ったことがあるなど、スタミナ的な要素を随所に見せています。
道悪が多少残りそうな函館記念は絶好の舞台と見て、ここはルビーカサブランカを本命にしたいと思います。
まとめ
函館記念、自信の本命はルビーカサブランカです!
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