【ファンタジーステークス2023】自信の本命!過去データ、追い切りなどを総合した最終結論!

最終結論

皆さんこんにちは。アギョウです。

◎イツモニコニコ
・良い意味で早熟性があり仕上がり万全
・前に行って粘り強い馬が好走傾向
・前走は歴代でも指折りの好内容

ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。

▼当ブログ実績▼

推奨理由①「良い意味で早熟性があり仕上がり万全」

1週前に坂路の自己ベストを更新。最終追い切りは坂路で軽く流す程度でしたが1週前の時点でしっかり仕上がっているでしょう。

今回は中6週とやや間隔が詰まっての出走になりますが、追い切りも6本こなしていました。新馬戦の時が追い切り7本だったといえば、今回の入念な乗り込み具合が分かるかなと思います。

調教で速い時計を出そうと思えば出せる。遅い時計でも折り合いを欠くところがなくスムーズに走るなど、この年齢ながら大人な走りが出来ているのも良いと思いますし、逃げ一辺倒ではなくどんな競馬ができそうというのも、この馬の大きな強みになりそうです。

心身ともに良い意味での早熟性がありそうで、仕上がりとしてもココへ向けて万全の仕上がりでしょう。

推奨理由②「前に行って粘り強い馬が好走傾向」

脚質 着別度数(京都開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 1- 3- 0- 3/ 7 14.3% 57.1% 57.1% 88 371
先行 3- 1- 2-17/23 13.0% 17.4% 26.1% 511 131
中団 1- 3- 3-31/38 2.6% 10.5% 18.4% 3 36
後方 2- 0- 2-21/25 8.0% 8.0% 16.0% 36 110

ファンタジーステークスは逃げ先行馬が有利です。

まずこのレースが京都で行われた過去7年の脚質別データを見ると逃げ先行で過去7年4勝。逃げ馬が複勝率50%以上。逃げたというだけで半分以上の馬が馬券絡みしていました。さらに先行馬も単勝複勝ともに回収率100%を超えるなど、京都で行われるファンタジーステークスにおいて、前に行った馬の激走が多いというのは一目瞭然です。

上り 着別度数(京都開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 3- 1- 2- 3/ 9 33.3% 44.4% 66.7% 116 337
3F 2位 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
3F 3位 1- 3- 2- 4/10 10.0% 40.0% 60.0% 136 136
3F ~5位 1- 0- 0-10/11 9.1% 9.1% 9.1% 106 30
3F 6位~ 2- 3- 3-49/57 3.5% 8.8% 14.0% 172 88

上がりデータを見ても速い上がりを使うに越したことはないですが、あまり速い上がりが使えていない上がり6位以下でも問題なく馬券絡み出来ており、このレースは必ずしも速い上がりが必要でないことが分かります。

京都で行われるファンタジーステークスは、平坦コースということもあってか、多少速いペースでも前に行ってそのまま粘り込むというシーンが多く見られます。

前走ペース 着別度数(京都開催時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前半3F≦後半3F 5- 3- 5-33/46 10.9% 17.4% 28.3% 285 146
前半3F>後半3F 2- 4- 2-39/47 4.3% 12.8% 17.0% 6 64

では、どんな馬がこのレースで良い粘りを見せてくれそうかという話しだと思いますが、前走でもミドルペースもしくはハイペースを経験した馬ではないかと思います。

後半3ハロンより前半3ハロンの方が速い、もしくはそれぞれ同じタイムだった馬。前走がミドルペースないしハイペースだった馬が、スローペースを勝ってきた馬に比べて、勝率から複勝回収率まですべてにおいて上の成績になっていました。

前に行ってどれだけ粘り込むかというレースになりやすいなら、前走でも厳しいペースの中を経験した馬。ハイペースで粘り込んだ馬が好走しやすいのは当然といえば当然の話しです。

ここはスローペースの瞬発力勝負でいい競馬をした馬よりも、ハイペースの消耗戦で強い競馬をした馬に要注目です。

推奨理由③「前走は歴代でも指折りの好内容」

前走がハイペースの消耗戦だった馬の中から、イツモニコニコを選んだ理由はもちろん追い切りが良いと思ったからというのが最大の理由ですが、それ以外にも単純に前走内容が優秀だと思ったからです。

まず前走の勝ちタイムである1分21秒2というのは、同条件の2歳戦の中でも上位の勝ちタイムで、同じ牝馬ながら1分21秒2より速いタイムを出した馬はウォーターナビレラ、ママコチャ、メイケイエールなど後の活躍馬が多く、この馬以上のタイムを叩き出した6頭のうち5頭がオープン馬まで出世していました。単純な勝ちタイムで考えると、この馬も後にオープンクラスまで出世できるほどの素質を見せていたことになります。

さらに前走の内容を見ても、前半3ハロン33.3秒という1400mとは思えないようなハイペースを刻んで逃げたのですが、それでも後方から追撃を凌ぎ切るなど、着差以上に強いなと思わせる内容でした。

ビッグアーサー産駒 着別度数(1勝クラス以上) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
2歳 5- 3- 4- 12/ 24 20.8% 33.3% 50.0% 102 89
3歳 19- 12- 6-102/139 13.7% 22.3% 26.6% 77 60
4歳 4- 5- 7- 55/ 71 5.6% 12.7% 22.5% 71 117

また、ビッグアーサー産駒は早熟度合いが強い傾向にあります。

ビッグアーサー産駒における1勝クラス以上の年齢別データを確認すると、2歳においては勝率20.8%。複勝率50.0%。単勝回収率100%以上を記録するなど素晴らしい成績なのですが、それ以降は3歳4歳と年齢を重ねるごとに勝率複勝率ともにドンドン低下する傾向にありました。

前走の内容やビッグアーサー産駒の早熟度合い。追い切りの内容なんかを考えると、ここがこの馬にとっての最大の狙い目になるかなと見て、ここはイツモニコニコを本命にしたいと思います。

まとめ

ファンタジーステークス、自信の本命はイツモニコニコです!

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