【セントウルステークス2023】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回はセントウルステークスの追い切り診断となります。

それでは早速ビッグシーザーから見ていきましょう。

▼当ブログ実績▼

ビッグシーザー

これまでは坂路中心に仕上げていたところを、今回は坂路とCWを併用する形になりました。これがどう出るかといったところ次第だと思いますが、1週前にCWでは併せ馬を突き放す動きを披露し、最終追い切りの坂路では楽々と51秒台が出ていました。最終追い切りの動きなんかを見ると、前走と同じくらいの水準にはありそうです。

ただ今回が特別良いという感じはせず、あくまで好調キープまで。ここは前走ぐらい走って、このメンバーで能力的に足りるかどうかが鍵になりそうです。

追い切り評価「A

アグリ

1週前に坂路50.9秒という速い時計をマークしつつ終いも11秒台でまとめる動きが出来ていました。最終追い切りは乗り替わりとなる横山典弘騎手を乗せて、軽く流す程度のものでしたが、1週前まででキッチリ仕上がっているでしょう。

阪急杯の時に坂路50.8秒、終い11.9秒という時計を出していますが、今回は坂路50.9秒、終い11.9秒ということで、ほぼ阪急杯と同じような時計になっていました。仕上がりとしても阪急杯と同じくらいの水準にありそうです。

この中間は8月10日、約1ヶ月前から坂路で入念に乗り込んでいるのも好印象で、スプリンターズステークスへの叩き台仕上げという感じがしません。むしろ阪急杯のように前哨戦から能力全開の仕上がりである可能性が高いです。前哨戦としては申し分ない状態でしょう。

追い切り評価S

ジャングロ

8月27日に坂路の自己ベストを更新。坂路49.6秒をマークしながら終いも最速でまとめる動きが出来ていました。休み明けだった前走は坂路50秒台でも失速していたことを考えると、これは叩き2走目の上積みがありそうです。

最終追い切りや1週前追い切りは全体時計こそ抑えめですが、いずれも終い最速で、最終追い切りでは仕掛けられてから併せ馬を突き放す動きが出来ていますし、今回は3走前のニュージーランドトロフィーぐらいの水準に戻ってきているでしょう。

調教の動きを見ると、前進気勢が豊富な生粋のスプリンターという感じがしないのはどうかとは思いますが、状態自体はだいぶ復調傾向です。

追い切り評価「A

エイシンスポッター

最終追い切りは計測不能になってしまい最終追い切りのタイムは分かりませんが、動き自体は良い手応えで併せ馬に並びかけて、追われてからは併せ馬を一気に突き放すなど良いなと思わせるものでした。

1週前追い切りでも追われてから一気に加速する動きを見せていますし、今回も悪い状態ということはないでしょう。前走や前々走も良い状態だったと見ているだけに、そこまで大きな上積みは感じませんが、今回もしっかり好調キープでしょう。

追い切り評価「A

スマートクラージュ

1週前に坂路の自己ベスト更新。坂路50.5秒という速い時計の中で終いも11.6秒。終い最速でまとめるなど申し分ない動きを見せていました。最終追い切りも全体時計こそ遅めですが、終いに一気に加速して、これまた終い11.6秒。加速してからの動きには目を見張るものがありました。

前走もかなり状態が良いなと思っていたのですが、今回はそれ以上の気配を見せています。6歳という年齢ですが今の充実しているのは間違いない動きです。今回はこれ以上にないほど仕上がったかなという印象で、ここへ向けては万全の仕上がりと言って間違いありません。

追い切り評価S

テイエムスパーダ

調子の良かった去年の今頃は坂路で終い11秒台が出ていましたが、この中間は坂路で一杯に追っても終い12秒台。去年ほど坂路で動くことが出来ていません。

不振続きの近走もあまり調教では動けていませんでしたが、間隔が詰まっての出走となる今回もあまり動けておらず大きく変わった感じがありません。

去年の今頃のような状態にはなさそうで、ここは近走同様でどこまで頑張れるかでしょう。

追い切り評価「B

ディヴィナシオン

1週前に坂路51秒台をマークし終いも12秒台前半。この馬が全く駄目だった頃は坂路51秒台が出ても終い12秒台後半まで失速することは多かったのですが、今回はそんなこともありません。オーシャンステークス、高松宮記念、函館スプリントステークスと同じような動きが出来ています。

今回も自分の末脚はしっかり使えそうな仕上がりにありそうで、しっかり好調キープ。今回も展開が向くかどうかが鍵になりそうです。

追い切り評価「A

ドルチェモア

この馬の調子が良かったと思われる2歳の頃は、馬なり中心にジックリ乗り込む調教内容で、追わずとも速い時計が出るような感じでしたが、不振に陥った今年の春は一杯に追ったり、馬なりだとあまり速い時計が出ないような感じでした。

そして今回は最終、1週前ともに一杯に追うハードな調教となっており、2歳の時というよりは今年の春に近い状態かなという感じです。今回も本調子にない可能性が高く、ここは前走や前々走ぐらいでどこまでやれるかと考えた方がいいかもしれません。

追い切り評価「B

ピクシーナイト

最終、1週前と坂路で50秒台を連発。坂路で速い全体時計こそ出ていますが、やはり全盛期ほどではいかないようで、怪我をする前は坂路49秒台でも失速することなく走れていましたが、今回は坂路50秒台で終いに失速しています。

そもそも休む前は、今回のようにハードに追われることなく馬なりで速いラップを刻むことが出来ていましたし、一杯に追われてなんとか失速しないように頑張っているところを見ると、やはり少し厳しいのかなという印象です。

今回で復帰3戦目になりますが前走と大きく変わった様子はなく、ここは全盛期というよりも前走ぐらい走ってどこまで頑張れるかと考えた方がいいでしょう。

追い切り評価「B

ブトンドール

この馬は元々坂路で良い動きを見せる馬ですが今回の最終追い切りでも終い11.5秒。この馬は元々キーンランドカップを予定していたということで1週前まで北海道で調整をしていたのですが、その北海道の札幌芝で6ハロン80秒切り、終い11.2秒という好時計をマークするなど、相変わらず調教では良い動きを見せています。

前走の函館スプリントステークスの時も坂路で終い11.3秒をマークするなど、良い動きを見せていただけに、ここに来ての大幅な上積みまでは感じませんが、しっかり好調キープでしょう。今回もこの馬の能力はしっかり出し切ってくれそうです。

追い切り評価「A

ボンボヤージ

北九州記念から間隔が詰まっての出走になりますが、最終追い切りで坂路50.5秒。坂路の自己ベストを更新してきました。

去年も今年と同じ北九州記念からのローテーションだったのですが、その時がポリトラックで、本当に軽く流す程度だったことを考えれば、今年はかなり順調に来ている印象を受けます。

前走から大幅な上積みがある感じはしませんが、だからと言って間隔が詰まってデキ落ちの感じもありません。まさにしっかり好調キープ。状態的には前走ぐらい走れそうな仕上がりにあります。

追い切り評価「A

モリノドリーム

この馬はスプリンターにしては珍しい馬なり中心に、あまり速い時計を出さないタイプで判断に難しいところはあるのですが、今回の1週前も余裕を持って併せ馬をこなしており、最終追い切りはポリトラックとはいえ終い11秒台。この馬としては良い動きが出来ていました。

今回も状態が悪いという感じはせず、前走からしっかり好調キープ。前走ぐらいは走れていい状態かなと思います。

追い切り評価「A

レジェーロ

この馬もスプリンターとしてはあまり速い時計を出すタイプではないのですが、今回の最終追い切りでは軽く仕掛けただけで終い12.0秒。併せ馬を突き放す動きを見せるなど、この馬としては良い動きを見せていました。

前走は状態的にどうかなという印象もありましたが、前走でそこまで頑張らなかった分、今回は良い状態になっていそうです。仕上がりとしては2走前のアイビスサマーダッシュと同じくらいあってもおかしくありません。

追い切り評価「A

ロンドンプラン

今回は中2週と間隔が詰まっての出走になりますが、前走のレース直後8月23日からプール調教で入念な調整が施されています。

前走もプール中心の調教でしたが、この馬が良かった新馬戦や小倉2歳ステークスの時はプール調教を一切せず、坂路やウッドコースでハードな調教が出来ていました。

休む前は必ずしていた併せ馬をしてないところを見ても、今回も万全の仕上がりとまではいかない可能性が高いです。叩き2走目ですが前走から大きく変わった感じはなく、あくまで前走ぐらいの仕上がりでどこまで通用するかになりそうです。

追い切り評価「B

ヴァトレニ

スプリンターらしく元々調教では良く動く馬で、あっさり負けた2走前の函館スプリントステークスでも坂路で終い11秒台を連発。その前の鞍馬ステークスでは坂路50.0秒を出していたような馬です。今回も坂路で終い11秒台が出ていますが、今回が特別良いというわけではありません。

中1週と間隔が詰まるので仕方ないところもありますが、近走から大きく変わった様子はなく、今回は良くて近走同様。2走前や3走前ぐらい走ってどれくらい通用するかと考えた方がいいかもしれません。

追い切り評価「B

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