皆さんこんにちは。アギョウです。
◎オオバンブルマイ
・順調に成長し今回も万全
・前有利が進む阪神芝1600
・道悪得意なディスクリートキャット
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「順調に成長し今回も万全」
1週前にCWの自己ベストを更新し、併せ馬を大きく突き放す動きを見せていました。最終追い切りも終い最速でまとめる動きを見せるなど、休み明けから良く動けています。G1だった前走と遜色ない動きが出来ており、前哨戦としては万全の仕上げでしょう。
新馬戦の時は、最終追い切りの坂路で終い13秒台になるなど、小柄な馬らしく軽めの調教しか出来ていませんでしたが、その後の京王杯2歳ステークスでは調教強化しながらも馬体を増やしてくると、一気にパフォーマンスを上げて大金星の勝利。前走の朝日杯フューチュリティステークスも状態自体は悪くなかったですが、出遅れてしまい万事休すという感じでした。
ここまで調教強化しながら馬体を増やすなど、順調に成長しているなという感じがありますし、CWの自己ベスト更新となった今回はさらなる成長に期待できそうです。
推奨理由②「前有利が進む阪神芝1600」
阪神芝1600の逃げ先行馬 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|
2022~2023年 | 42- 46- 45- 268/ 401 | 10.5% | 21.9% | 33.2% |
2019~2021年 | 109- 87- 83- 592/ 871 | 12.5% | 22.5% | 32.0% |
2016~2018年 | 74- 70- 56- 486/ 686 | 10.8% | 21.0% | 29.2% |
2013~2015年 | 64- 58- 57- 450/ 629 | 10.2% | 19.4% | 28.5% |
アーリントンカップが行われる阪神芝1600mは、年々前有利が進んでいます。
先週同舞台で行われた桜花賞、阪神牝馬ステークスの時にも全く同じ話しをしたのですが、近年の阪神はとにかく前有利の傾向が進んでおり、実際のデータを見ても近年になればなるほど逃げ先行馬の複勝率は上がってきており、10年ほど前と比べると5%も複勝率が違っています。
阪神芝1600の逃げ先行馬(稍重~不良) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|
2022~2023年 | 14- 12- 12- 58/ 96 | 14.6% | 27.1% | 39.6% |
2019~2021年 | 24- 22- 20-124/190 | 12.6% | 24.2% | 34.7% |
2016~2018年 | 14- 16- 13-117/160 | 8.8% | 18.8% | 26.9% |
2013~2015年 | 10- 6- 8- 93/117 | 8.5% | 13.7% | 20.5% |
これが道悪になると、さらに前有利が顕著になる傾向もあり、昔の阪神は道悪になると前が止まって差しが決まるというのが定説でしたが、今はむしろ前が道悪になると前が止まらないという感じになってきています。
2018年以前は稍重以上になると逃げ先行馬の成績は落ちていましたが、2019年以降は道悪になると逃げ先行馬の成績が上がっており、良馬場を含めたデータよりも年代ごとの格差が広がっていました。
今回はレース当日に雨予報ということで、道悪での勝負になると思いますが、先週の阪神牝馬ステークスのように前に行った馬による大波乱ということも十分考えられるでしょう。
前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1400m | 1- 3- 5- 26/ 35 | 2.9% | 11.4% | 25.7% | 102 | 114 |
1600m | 8- 6- 3- 49/ 66 | 12.1% | 21.2% | 25.8% | 85 | 64 |
1800m | 1- 0- 2- 20/ 23 | 4.3% | 4.3% | 13.0% | 10 | 36 |
また阪神芝1600が前有利になってきているのに伴って、前走1400mを使っていたような、少し短い距離に適性のある馬の激走が目立つようになりました。
過去10年でも前走1400mを使っていた馬は単複ともに100%を超えるなど、素晴らしい激走率になっていますが、これを近年に絞ってみると更に数字は上がります。
前走距離 | 着別度数(2019年~) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1400m | 1- 2- 3-12/18 | 5.6% | 16.7% | 33.3% | 199 | 172 |
1600m | 2- 1- 1-25/29 | 6.9% | 10.3% | 13.8% | 22 | 41 |
1800m | 1- 0- 0-10/11 | 9.1% | 9.1% | 9.1% | 22 | 13 |
昨年はタイセイディバイン、キングエルメスが前走1400mから好走し、道悪だった2021年はレイモンドバローズ。これまた道悪だった2020年もギルデッドミラーが前走1400mから好走しています。
良馬場、道悪に関係なく、近年のアーリントンカップでは前走1400mを使っていたような馬。少し短い距離に適性のある馬が有利となっているのです。
前走1400mを使っていた馬は、それだけスピードのある馬で、1600mのここに入ると前に行ける可能性が高く、前有利の恩恵を受けやすいというわけです。
オオバンブルマイは前走は出遅れてしまい後方からの競馬になってしまいましたが、元々は1400mでも前に行けるほどのスピードを見せていた馬ですし、スタートさえ決まれば1600mのココではあっさり前に行けるはずです。
推奨理由③「道悪得意なディスクリートキャット」
ディスクリートキャット産駒 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 | |
---|---|---|---|---|---|---|
芝・ 良 | 14- 18- 12- 215/ 259 | 5.4% | 12.4% | 17.0% | 67 | 71 |
芝・稍重 | 3- 4- 4- 43/ 54 | 5.6% | 13.0% | 20.4% | 27 | 152 |
芝・ 重 | 0- 3- 2- 18/ 23 | 0.0% | 13.0% | 21.7% | 0 | 101 |
芝・不良 | 1- 1- 1- 5/ 8 | 12.5% | 25.0% | 37.5% | 177 | 167 |
ディスクリートキャット産駒は、道悪で成績を上げています。
ディスクリートキャット自身が、アメリカのダートで活躍した馬ということもあってか、日本の芝では良馬場のスピード勝負よりも道悪のタフな勝負。消耗戦の方が合っているかなというのが数字にもシッカリと出ており、良馬場では低調な回収率ですが、稍重以上になると複勝率回収率は安定して100%を超えてきます。芝の道悪での激走が目立つのです。
ルシュクル牝系 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 | |
---|---|---|---|---|---|---|
芝・ 良 | 14- 4- 8- 64/ 90 | 15.6% | 20.0% | 28.9% | 249 | 99 |
芝・稍重 | 5- 1- 3- 5/ 14 | 35.7% | 42.9% | 64.3% | 115 | 170 |
芝・ 重 | 0- 1- 0- 2/ 3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% | 0 | 300 |
芝・不良 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
またオオバンブルマイの牝系。ルシュクル牝系も道悪を苦にしません。
ルシュクルの牝系といえばビアンフェやエントシャイデン、ブランボヌールなどがいる牝系ですが、この牝系はあまり道悪を苦にしないというのがデータにシッカリと出ていました。
ビアンフェやブランボヌールは良馬場でも函館や札幌などの洋芝を得意としていた馬で、エントシャイデンに至ってはフォレ賞というフランスG1で2年連続の大穴を開けた馬でした。この牝系はパワーを要する勝負に強いのです。オオバンブルマイの母ピンクカーベラも唯一の馬券絡みが芝の重馬場という馬でした。
オオバンブルマイは、これまで良馬場でしか走ったことがありませんが父、母ともに道悪巧者の血統ですし、初めての道悪となりそうなココで一気にパフォーマンスを上げる可能性が高いのではないかと予想しています。
ここはユリーシャやナヴォーナの方に人気が集まるかなと見ていますが、道悪ならこの馬に軍配が上がると見て、この馬を本命にしたいと思います。
まとめ
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