皆さんこんにちは、アギョウです！
今回は金鯱賞の追い切り診断となります。
それでは早速ドゥレッツァから見ていきましょう。
ドゥレッツァ
最終1週前ともに南W3ハロン36秒台をマーク。流石の脚力を見せていました。元々調教では動くタイプですが今回も相変わらずといった感じです。調子が悪いという感じはしません。
ただこの中間は単走中心の調整になっており、前走や前々走はやっていた併せ馬を今回はやっていません。G1だった前走などと比べると、あまり仕上げていないなという印象で、あくまで前哨戦という感じです。
前哨戦仕上げにしては悪くないですが、前走より上ということはないでしょう。ここは余裕のある作りでどれくらい頑張れるかです。
追い切り評価「A」
プログノーシス
最終追い切りで重馬場を物ともせずCW3ハロン36秒台。1週前も川田騎手を乗せて終い11.2秒と鋭い末脚を見せていました。この馬も流石の動きを見せており、状態が悪いという感じはしません。
ただ1週前までにキッチリやって、最終追い切りはやるまでもなく仕上がっているという感じだった去年と比べると、今回は直前までハードに追って間に合わせたという感じで、去年ほど万全の仕上がりには見えません。
この馬もあくまで前哨戦。次を見据えて余裕のある作りでどれくらい頑張れるかです。
追い切り評価「A」
ヤマニンサルバム
1週前にCWで終い11.4秒。最終追い切りもゴールまで加速していく動きが出来ていました。最終1週前ともに併せ馬にも先着するなど、元々調教ではよく動く馬ですが今回も相変わらず良い動きを見せていました。
前走や前々走も良い仕上がりだったと見ているため、ここに来ての上積みまではありませんが、今回もしっかり好調キープ。前走ぐらい走ってココで通用するかどうかになりそうです。
追い切り評価「A」
アラタ
休み明けだった前走は一杯に追って終い11.8秒。いかにも休み明けという重苦しさが残る動きがでしたが、今回の最終追い切りでは終い11.5秒の鋭い末脚を見せていました。
1週前には全体80秒を切るタイムも出すなど、明らかに前走以上の仕上がりを見せています。南W3ハロン36秒台が出るというのも巴賞以来のことで、叩き2走目の上積みは間違いないでしょう。
この馬としてはかなり良い状態かなという印象で、好走した去年と遜色ありません。ここへ向けて万全の仕上がりです。
追い切り評価「S」
エアサージュ
中3週と間隔が詰まっての出走ですが、1週前にCW80秒を切る好時計をマーク。間隔が詰まってもシッカリ負荷をかけた調教をしてきました。その後も金曜日、日曜日と入念な乗り込みを行うなど、ここへ向けてかなり仕上げてきたなという印象を受けます。
1週前には乗り替わりとなる池添騎手も乗りに来るなど、初の重賞挑戦へ向けて準備万端。この馬の持っている能力は出し切れそうです。
追い切り評価「S」
シーズンリッチ
この馬で調子が良かったと思われる去年の春頃は、南W3ハロン36秒台の良い動きを見せるなど、調教の段階からよく動いていましたが、今回はそこまで速い時計は出ておらず、南W3ハロン37秒台になっていました。
前走や前々走は栗東滞在だったため比較できませんが、去年の春頃と比べると少し落ちる印象がします。ここは毎日杯やダービーより少し下ぐらいの仕上がりかなと思います。
追い切り評価「B」
ノッキングポイント
美浦所属馬ですがこの中間は栗東で調整をしました。栗東での調整は初めてになるため、過去との明確な比較は出来ませんが、1週前にCW3ハロン36秒台を出すなど、動きの良さは目立っていました。南Wも含めてウッドコースで3ハロン36秒台が出たのは今回が初めてです。
最終1週前ともに併せ馬に先着する動きが出来ていましたし、これは状態が良さそうです。1週前には乗り替わりとなる戸崎騎手が、栗東まで調教をつけに来たこと。そもそも栗東滞在しているを考えても、かなり勝負気配は高そうです。
他の有力馬にとっては前哨戦かもしれませんが、この馬はココに全力投球かと思わせる万全の仕上がりです。
追い切り評価「S」
ハヤヤッコ
この馬は調教では動かないタイプで判断するのは難しい馬なのですが、最終追い切りで古馬OP馬を相手に互角の動き。この馬なりに悪くない動きは出来ていました。
今回も前走ぐらいは問題なく走れそうでシッカリ好調キープ。この馬なりの能力は出せる状態になっていると思います。
追い切り評価「A」
バラジ
1週前追い切りで併せ馬に遅れていました。最終もしくは1週前追い切りで併せ馬に遅れるのは、未勝利戦で苦戦していた時以来になります。
間隔が空いての出走になる影響が多少なりともありそうです。個人的には一度使ってからと見ています。
追い切り評価「B」
ブレイヴロッカー
勝った2走前はCWで2番目に速いタイムを出すなど、この馬としては速い全体時計を出していたのですが、今回はそれほど速い全体時計を出していません。
間隔が詰まっての出走になるため仕方ないところもありますが、今回より短い間隔で好走した条件戦の時はCW81秒台を出してこともあっただけに、今回の軽め調教というのはどうでしょうか。
ここは良くて前走同様までという印象で、前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
ヨーホーレイク
1週前追い切りで京成杯で1番人気になったジュンゴールドに併せ馬先着。最終追い切りもヒートオンビートに先着して、ドウデュースに食らいつく動きが出来ていました。
かなり久々の競馬になりますが調教ではよく動いています。追い切りの動きだけ見ると、いきなり走っても不思議ありません。この馬なりに良い状態に仕上がったかなと思います。
追い切り評価「A」
レッドジェネシス
今回は中1週のせいか最終追い切りの1本のみとなりました。この1本も特に目立たず、前走や前々走と大差ないものになっています。
この馬は良くも悪くも近走同様といった印象で、坂路でしか調教が出来なくなっているところを見ても、やはり本調子にはなさそうです。
追い切り評価「B」
ワイドエンペラー
最終追い切りの併せ馬で遅れていました。向こうが強め。こちらが馬なりだったことを考えると仕方ないところもありますが、以前は馬なりのままでもアッサリ併せ馬に先着していたことを考えると、これはどうでしょうか。2走前や3走前の方が状態は良かったかなという印象です。
追い切り評価「B」
