皆さんこんにちは。アギョウです。
◎フラーズダルム
・元町S以来の併せ馬解禁で高い勝負気配
・現OPクラスで斤量が増えない馬◎
・高齢馬の引退メイチ→激走が多いレース
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「元町S以来の併せ馬解禁で高い勝負気配」
最終追い切りで併せ馬をしてシッカリ先着。一杯に追われる併せ馬を尻目にジリジリと伸びて、ゴール前では頭ひとつ抜けていました。間隔が詰まっての出走ですが、ハードに追われており状態が悪いという感じはしません。
むしろ中間に併せ馬をするというのはこの馬で強い競馬をした元町ステークス以来のことで、ここへ向けてかなり仕上げてきたなという印象さえあります。単走のみの調整ばかりだった近走から上積みがあってもおかしくありません。
気性的に難しいところがあり中々併せ馬を使った攻めた調教ができない馬でしたが、ここに来て併せ馬を解禁するなど、陣営の高い勝負気配を感じます。
推奨理由②「現OPクラスで斤量が増えない馬◎」
現クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
OP | 8- 7- 9- 95/119 | 6.7% | 12.6% | 20.2% | 98 | 76 |
条件 | 1- 2- 0- 26/ 29 | 3.4% | 10.3% | 10.3% | 17 | 42 |
愛知杯はハンデ戦でもOPクラスの馬が順当に上位争いしてきます。
2015年は愛知杯の開催がなかったため過去9年におけるクラス別のデータを見ると、OPクラスの馬が無難に勝ち負けしている場合が多く、条件馬の格上挑戦における成功率は低く回収率も奮いません。
今年は条件馬の格上挑戦が多く、軽ハンデでワンチャンスあるかもと目移りするかもしれませんが、いくら軽い斤量だとしても条件馬は、流石に能力的に足りないケースが多いというのは覚えておいた方がいいかもしれません。
斤量(現OP馬) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
増減無し | 4- 2- 2- 28/ 36 | 11.1% | 16.7% | 22.2% | 122 | 73 |
今回増 | 0- 3- 3- 21/ 27 | 0.0% | 11.1% | 22.2% | 0 | 75 |
今回減 | 4- 2- 4- 46/ 56 | 7.1% | 10.7% | 17.9% | 129 | 79 |
またOP馬たちの斤量増減別のデータをみると、やはり前走から斤量が増える馬は苦戦。斤量据え置きもしくは斤量が減る馬は単勝回収率100%を超えており激走率が高いというのが分かります。
ここは3勝クラスを勝ってココに挑んでくる馬。OPクラスで頑張ってきた馬の中から、斤量据え置きもしくは斤量が減る馬に要注目でしょう。
現在OPクラスで斤量が増えずに済んだ馬はグランスラムアスク、コスタボニータ、ローゼライト、エリカヴィータ、セントカメリア、フラーズダルムの6頭です。出走馬の半分くらい名前が上がってしまいましたが、この6頭が期待値的な面からは有力ではないかと予想します。
推奨理由③「高齢馬の引退メイチ→激走が多いレース」
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
4歳以下 | 3- 2- 3- 31/ 39 | 7.7% | 12.8% | 20.5% | 36 | 54 |
5歳 | 4- 5- 3- 43/ 55 | 7.3% | 16.4% | 21.8% | 93 | 82 |
6歳以上 | 2- 2- 3- 47/ 54 | 3.7% | 7.4% | 13.0% | 104 | 68 |
この中からフラーズダルムを選んだわけですが、選んだ理由としてはやはり追い切りの内容。高い勝負気配を感じるという点なのですが、その勝負気配が高いと裏付けるデータがあります。
それが年齢のデータです。愛知杯は6歳以上の高齢馬でも問題なく好走できており、むしろ単勝回収率100%を超えるなど激走率が高いことが分かります。このレースは高齢馬が穴を開けるケースが多いのです。
なぜ高齢馬の激走が多いかというのは実際に好走した馬を見れば分かりやすく、2019年に8番人気で勝ったワンブレスアウェイはこのレースと次の中山牝馬ステークスを使って引退。10番人気から激走したサンソヴールという馬も同じローテーションで引退。2021年のウラヌスチャームなんかはこのレースを最後に引退しています。
愛知杯はその開催時期から引退の近い高齢馬たちが出走してきて、最後だからと目一杯に仕上げて激走する。引退メイチが多いレースなのです。
フラームダルムも今年で6歳。ノーザンファームの馬ということを考えても今年の春前に引退してもおかしくありません。これまでは気性的な問題から封印していた併せ馬を今回解禁してくるなど、正式な引退報道こそ出ていませんが最後を匂わせるような調整内容です。
近走のレースを見ても前走は良い手応えで回ってきましたが直線で詰まってしまい万事休す。進路さえあればコスタボニータやエリカヴィータ辺りに先着してもおかしくない内容でした。コスタボニータが人気になりそうなこのメンバーならこの馬でも十分足りるだろうと見て、ここはフラーズダルムを本命にしたいと思います。
まとめ
愛知杯、自信の本命はフラーズダルムです!
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