【富士ステークス2023】自信の本命!過去データ、追い切りなどを総合した最終結論!

最終結論

皆さんこんにちは。アギョウです。

◎マテンロウオリオン
・ここへ向けて心身ともに万全の仕上がり
・末脚重要=安田記念でも上がり上位◎
・チークピーシーズ着用の効果ありそう

ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。

▼当ブログ実績▼

推奨理由①「ここへ向けて心身ともに万全の仕上がり」

約1ヶ月前から入念な乗り込み。1週前の段階では少し重いかなという印象もありましたが、1週前を一杯に追ったおかげか、最終追い切りでは見違えるような素軽さを見せていました。最終追い切りは道中こそゆったりした走りでしたが、最後の直線に入って手前を替えると一気に加速。ゴール板を過ぎた後もどこまでも伸びていきそうな勢いでした。

今年の春頃までは調教で速いタイムが出るものの、終始力んでいるような走りで馬に余裕がないなという印象がありましたが、今回はそんなこともありません。これは年齢を重ねて徐々に馬が大人になってきている印象を受けます。以前はとにかく走るのに一生懸命で引っかかりやすいところがあったため、レースでも追込一気の競馬が多かったですが、今ならどんな競馬でもできそうな感じがします。

状態はもちろんですがこの馬は精神的な成長が著しいです。ここへ向けて心身ともに万全ではないかと思います。

推奨理由②「末脚重要=安田記念でも上がり上位◎」

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
先行 4- 2- 3- 28/ 37 10.8% 16.2% 24.3% 44 92
中団 4- 4- 3- 51/ 62 6.5% 12.9% 17.7% 33 44
後方 2- 4- 4- 34/ 44 4.5% 13.6% 22.7% 27 76

富士ステークスは、東京競馬場らしく末脚が重要です。

まずこのレースの脚質別データをみると逃げ馬が過去10年で一度も馬券になれておらず、後方からの追い込みでも問題なく馬券絡み出来ていることが分かります。富士ステークスは前と後ろなら、後ろからの馬が有利と言っていいでしょう。

上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 3- 3- 2- 3/ 11 27.3% 54.5% 72.7% 167 245
3F 2位 3- 3- 2- 5/ 13 23.1% 46.2% 61.5% 113 142
3F 3位 1- 2- 0- 9/ 12 8.3% 25.0% 25.0% 32 56
3F ~5位 1- 1- 1- 17/ 20 5.0% 10.0% 15.0% 12 51
3F 6位~ 2- 1- 5- 89/ 97 2.1% 3.1% 8.2% 10 33

こうなっている理由は上がりのデータを見れば一目瞭然。上がり1位をマークした馬が連対率54.5%、複勝率72.7%という圧倒的な成績を残しており、上がり2位も単勝複勝ともに回収率100%を超えています。

富士ステークスはどの位置からでも速い上がりさえ使えば半分ぐらいの確率で連対。勝ち負けに加わることができてしまうのです。

東京競馬場は最後の直線が長いため、差し有利になることが多いですが、富士ステークスもその例外ではないということでしょう。

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
安田記念 2- 3- 0- 4/ 9 22.2% 55.6% 55.6% 94 101
それ以外 8- 7- 10-119/144 5.6% 10.4% 17.4% 28 59

この話しをした後で問題になるのが、一体どの馬が今回速い上がりを使えそうかという部分だと思いますが、やはり安田記念で上位の上がりを繰り出した馬はココでも末脚上位となる可能性が高いです。

まず前走レース別のデータを確認すると前走安田記念を使った馬が少ない頭数で確実に好走馬を出しており連対率50%以上。前走安田記念を走っていた馬は実力馬が多く、人気にもなりやすいはずですが、それでも単複ともに回収率100%付近をマークしています。

前走安田記念 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
3F 2位 0- 0- 0- 0/ 0          
3F 3位 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 230 110
3F ~5位 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0 240
3F 6~ 9位 1- 2- 0- 1/ 4 25.0% 75.0% 75.0% 155 140
3F 10~18位 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

さらに前走安田記念を走っていた馬の中でも上位の上がりを繰り出していた馬。具体的には上がり一桁順位だった馬がココでもよく馬券絡みする傾向にありました。

安田記念で上がり5位以内だった馬は過去10年で3頭出走してきて2頭が好走。上がり6位~9位だった馬も4頭出走して3頭馬券絡みと高い確率で好走していることが分かります。逆に前走安田記念でも上がり10位以下だったような馬は、ここでも好走することが出来ていません。

安田記念は芝マイルにおける頂上決戦の一つで、その中で上位の上がりを繰り出したような馬は、当然ここでも末脚上位である確率は高いでしょう。

今年は前走安田記念組としてマテンロウオリオン、ナミュール、イルーシヴパンサー、レッドモンレーヴの4頭が出走してきますが、この中で最も速い上がりを繰り出したのがマテンロウオリオンです。この4頭の中でこの馬だけ人気はなさそうですが、人気ほど差はないでしょう。

推奨理由③「チークピーシーズ着用の効果ありそう」

今回チークピーシーズ着用するのですが、これの効果は大きそうです。

今回の陣営コメントを確認すると「日曜日からチークピーシーズを着けている。いい動きだし効果はありそう」というコメントがありました。追い切り診断でも言ったように、確かに1週前の段階では少し動きが重いかなという印象もあったのですが、チークピーシーズを着けた最終追い切りでは一変した動きを見せていました。

追い切り診断の記事を作った水曜日の時点ではチークピーシーズの着用に気が付かず「以前より精神的に大人になった。心身ともに万全」という評価をしましたが、これは気性的な成長というよりもチークピーシーズの効果が大きかったようです。ここで訂正させてもらいます。

チークピーシーズを着けた効果か、以前よりオンオフのメリハリがかなり良くなっている印象もありますし、馬具装着による一変があっても不思議ありません。個人的にこのチークピーシーズ着用は大きくプラスに働くと見ています。

ナミュールやレッドモンレーヴ、イルーシヴパンサーなど前走安田記念組が人気するこのメンバーなら能力的にもそう大差ないかなと思いますし、馬具の効果も見込めそうなココを積極的に狙っていきます。

まとめ

富士ステークス、自信の本命はマテンロウオリオンです!

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