皆さんこんにちは。アギョウです。
◎インダストリア
・調教に充実ぶりが感じられる1頭
・道悪適性が重要になる一戦
・安田記念の回避組がやはり強い
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「調教に充実ぶりが感じられる1頭」
この馬が近走で唯一駄目だった東京新聞杯の時は、間隔が詰まっての出走とはいえ、中間に終い11秒台が一度も出ず、終い12秒台ばかりになるなど、調教の段階から少しおかしい感じがありました。しかし今回は最終追い切りの終い11.5秒を始めとして終い11秒台を連発。東京新聞杯のようなことはありません。この馬の能力は問題なく出せる状態です。
むしろ重賞を勝った前走は時計こそ出ていたものの、1週前に一杯に追って、なんとか併せ馬に先着したという感じでしたが、今回の2週前は南W80秒を切る時計をマークしつつ、楽々と併せ馬に先着するなど、前走よりも良い動きを見せていました。最終追い切りも雨の影響を受けた馬場を物ともせず、楽々と終い11秒台という感じでしたし、これは前走より上があってもいいかもしれません。
ここに来て調教の動きに充実ぶりが感じられる1頭で、今年の中では一番走れそうな状態です。万全の仕上がりでしょう。
推奨理由②「道悪適性が重要になる一戦」
馬場状態 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
良馬場 | 6- 6- 6- 80/ 98 | 6.1% | 12.2% | 18.4% | 35 | 47 |
稍重以上 | 4- 4- 4- 47/ 59 | 6.8% | 13.6% | 20.3% | 73 | 114 |
エプソムカップは道悪適性が重要になる一戦です。
特徴解説の動画でも道悪という単語を何度も出したのですが、それぐらいこのレースは道悪適性が重要になるレースで、まず過去10年では稍重以上が4回と、道悪での勝負が多いことが分かります。この時期は台風や梅雨の影響で、どうしても道悪での勝負が多くなってしまうのです。
今年も天気予報を見ると、レース当日が雨予報となっており、過去の傾向に漏れず、道悪での勝負になるのではないかと思います。今年も道悪適性の高そうな馬には要注目でしょう。
種牡馬(過去5年の芝) | 良馬場の勝率 | 重・不良の勝率 | 道悪-良の勝率 |
---|---|---|---|
リオンディーズ | 8.4% | 10.0% | +1.6% |
エピファネイア | 9.9% | 5.6% | -4.3% |
ドゥラメンテ | 10.6% | 9.5% | -1.1% |
モーリス | 12.4% | 7.7% | -4.7% |
キングカメハメハ | 11.0% | 10.3% | -0.7% |
ディープインパクト | 13.4% | 12.4% | -1.0% |
では、どの馬が今年の出走馬で道悪適性が高そうかという話しですが、種牡馬の馬場状態別の勝率を確認すると、良馬場ではディープ、モーリス、キンカメ、ドゥラメンテ、エピファネイア、リオンディーズという順ですが、これが道悪となるとディープ、キンカメに続いてリオンディーズは3番目まで浮上しています。
道悪適性が分かりやすいように、道悪勝率から良馬場勝率を引いたものを出してみると、リオンディーズは唯一良馬場より道悪の方が勝率が高い種牡馬であるのが分かります。道悪を大得意にしているのです。逆にモーリスやエピファネイアなどは道悪で露骨に成績を落としており、あまり道悪が得意ではありません。
インダストリアは、これまで良馬場しか走ったことがありませんが、道悪になりそうなココで本領発揮ではないかと思います。
この馬は中山で走って東京が駄目という分かりやすい傾向もありますが、これは東京が駄目というより、良馬場の東京。高速馬場の東京芝でスピード負けしている可能性が高いです。実際に全く見せ場なく負けた東京新聞杯、NHKマイルカップも1分32秒台では走っており、この馬なりの速いタイムでは走っていました。逆に遅いタイムでの勝負では前走を始めとして強い競馬を見せており、明らかなパワー型の傾向です。
道悪の東京。そこまでスピードが問われない馬場であれば、リオンディーズ産駒の傾向から考えても強い競馬をしてくれると予想します。
推奨理由③「安田記念の回避組がやはり強い」
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
前走重賞 | 5- 5- 7- 55/ 72 | 6.9% | 13.9% | 23.6% | 69 | 115 |
それ以外 | 5- 5- 3- 72/ 85 | 5.9% | 11.8% | 15.3% | 33 | 35 |
このレースはやはり安田記念の回避組が強い傾向にあります。
まず、前走クラス別のデータを見てもらいたいのですが、前走重賞だった馬が勝率から複勝回収率まで、すべてにおいて前走重賞ではなかった馬を上回る成績となっており、前走重賞を走っていた馬が有利であるというのは一目瞭然です。
前走距離 | 着別度数(前走重賞) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
今回延長 | 3- 1- 3-19/26 | 11.5% | 15.4% | 26.9% | 80 | 192 |
今回短縮 | 1- 4- 2-33/40 | 2.5% | 12.5% | 17.5% | 55 | 55 |
さらに前走重賞組の中でも、特に良い成績となっているのが今回距離延長の馬。前走1600mや1400mなどを走っていた馬たちです。
前走重賞かつ今回距離延長というだけで複勝回収率192%という高い数値を叩き出しており、好走率が高いではなく穴も前走マイル重賞を走っていたような馬に多いというのが分かります。
エプソムカップはその開催時期から、本当は安田記念に出たかったんだけど、賞金的に出られず泣く泣くこちらに回ってきたという馬が毎年のように出走してきますが、そういう馬たちは安田記念を狙っていただけあって、G3のここに入ると一枚も二枚も能力的に上になるというわけでしょう。
インダストリアも安田記念に登録はしていましたが、賞金的に出られずこちらに回ってくる形になりました。今回のメンバーを見渡すと能力的に上位なのも間違いないと思いますし、道悪適性も相まってココでも無難に勝ち負けしてくると予想します。
まとめ
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