【アルゼンチン共和国杯2022】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回はアルゼンチン共和国杯の追い切り診断となります。

それでは早速テーオーロイヤルから見ていきましょう。

テーオーロイヤル【S】

休み明けだった前走は終い強めに追って、南Wでラスト3ハロン36.9秒。体重の軽い菱田騎手が乗ったにしては物足りない内容でした。

それが今回は10月30日に、馬なりでラスト3ハロン35.9秒。終いも11.5秒でまとめており、JBCクラシックに出走予定のメイショウハリオには楽々と併せ馬で先着していました。

さらに、この時は前走とは違って、体重の重そうな助手さんが乗っての時計ということで、動きやタイム以上に価値がある内容です。

前走が案外な結果に終わってしまったためか、今回は最終、日曜、1週前とハードな併せ馬をこなしており、前哨戦としてはかなりシッカリ仕上げてきたなと思います。ここは、休み明けだった前走を一度使っての上積みは間違いないでしょう。

この馬は重賞では長距離に好走が集中していますが、調教の動きを見る限りは、生粋のステイヤーという感じはなく、終い11台前半を楽々とマークするスピードを見せています。個人的にこのくらいの距離でも何の問題もなく能力は発揮できるのではないかと思います。

キラーアビリティ【B】

この馬が一番良い状態だったホープフルステークスの頃は、CWで80秒を切る時計を出しながら、終いも最速でまとめるような動きが出来ていました。

それが不振に陥った皐月賞、ダービーの頃は一杯に追って、なんとか馬を動かしているという感じで、調教の段階からあまり動けていませんでした。

そして、今回は春先よりは多少マシになったものの、終いはまだ失速しています。状態としては春より少し上。ホープフルステークスより下という感じでしょう。

これくらいのメンバーなら、この状態でも好走してしまうかもしれませんが、状態的に万全とはいきません。

ヒートオンビート【B】

これまでは1週前までにシッカリやって、最終追い切りは調整程度というのが、この馬のパターンでしたが、今回は最終追い切りまで一杯に追うハードな調教をしてきました。

これまでも併せ馬でちょくちょく遅れてしまうことはあったのですが、それはドウデュースだったり、フライライクバードだったり、同じ古馬オープン馬たちでした。格下相手にはいつも併せ馬でキッチリ先着していたのですが、今回の1週前は2歳新馬に併せ馬で遅れています。ヒートオンビートとしては物足りない動きでした。

珍しく最終追い切りまでハードにやったのも、仕上がりに不安があるからではないかと思います。今回は万全でない状態の中で、どこまでやれるかでしょう。

アフリカンゴールド【C】

今年の春先は、調教でもCW5ハロンを66秒台が出るなど、速めの全体時計が出ていましたが、秋になってからは春ほど動けていません。一杯に追ってもCWの5ハロンは67秒台が精一杯になっています。春と比べると物足りないかなという印象で、ここ前走同様まででしょう。

カントル【A】

最終追い切りの坂路でラスト2ハロンを23秒台。終いも11.6秒でまとめる良い動きを見せていました。長く休んでジックリ調整したおかげか、前走から調教で良い動きを見せています。今回も引き続きの好調キープといった感じでしょう。前走以上とまでは言わないですが、良い仕上がりだと思います。

キングオブドラゴン【A】

最終追い切りで坂路51秒台をマークし、終いも11秒台の良い動きでした。割りと調教では動くタイプですが、今回はいつも以上に動けていました。オールカマー、京都大賞典と使って徐々に良くなってきています。能力的に足りるかは分かりませんが、この馬としては高いパフォーマンスを出せる状態です。

ダンディズム【B】

1週前にCWで終い11.1秒をマーク。最終追い切りも坂路で終い11秒台が出ていました。前走なんかは終い10秒台を出たほど、調教では動く馬ですが、今回も良く動けています。休み明けでも悪くはない仕上がりです。ここも前走ぐらいは走れるでしょう。

ディアマンミノル【B】

1週前追い切りで一杯に追われましたが、併せ馬で遅れていました。3走前や4走前の時は併せ馬で先着しているか、速い全体時計が出ていましたが、今回はそのどちらもありません。前走や前々走が案外な結果に終わっているように、この馬も春のような状態にはないかなというところで、今回も前走同様までです。

ハーツイストワール【B】

前走が北海道のため比較はできないのですが、この馬が勝った3走前などと比べると、最終追い切りが坂路の上に、終い13秒台まで失速しているのが気になります。3走前は最終追い切りまで南Wで、終い11秒台も連発していただけに、それと比べると今回の動きや調整過程は目立ちません。勝った3走前のような状態にはないかなと思います。

ブレークアップ【S】

今回は間隔が詰まっての出走になりますが、坂路で入念に乗り込んできており、最終、1週前と併せ馬をこなし、日曜にも時計を出しています。間隔を考えると、かなりハードにやってきています。今回は叩き2走目の形になりますが、これなら上積みがあっても良さそうです。能力的に足りるかどうかは別にして、久しぶりの重賞挑戦へ向けて、しっかり作りこんできた感じもしますし、ここでの大駆けがあっても不思議ないかなと思います。仕上げは万全です。

プレシャスブルー【A】

最終追い切りで併せ馬を大きく突き放す動きが出来ていました。大敗が続いている近走は、調教でも一杯に追って、なんとか動かしているという感じが多かったのですが、今回は軽く仕掛けただけで突き放す動きです。最近の中では良さそうな状態で、5走前の福島民報杯と比べても遜色ありません。展開次第で良い末脚が使える状態でしょう。

ボスジラ【B】

近走が北海道のため、前走や前々走との比較は難しいです。最後に美浦で調整した3走前と比べると、ほぼ遜色ない動き、時計は出ているかなというところで、ここは3走前ぐらいは走れそうです。4走前にブリンカーをつけてから走りが一変しましたが、ここもブリンカー着用後の近走ぐらいは走れて良さそうです。

マイネルファンロン【C】

この馬がレースで良い走りをしている時は、調教の段階から終い11秒台を連発したり、調教の動きとレースでの結果が直結しやすいタイプです。今回は1週前にアッサリ併せ馬で置いていかれた上に、終いも12.5秒まで失速していました。大敗だった前走から特に変わった様子はなく、状態的にはどうでしょうか。

ユーキャンスマイル【A】

この馬は、久しぶりに終い11秒台前半が出た前走で巻き返してきました。今回も1週前に終い11秒台前半が出ており、前走から引き続き良い状態にありそうです。全盛期ほどとは言わないですが、今のこの馬としては良い状態にありそうで、ここは前走ぐらい走れる状態でしょう。好調キープです。

ラストドラフト【A】

休み明けだった前走で南W5ハロンで65秒を切る、かなり速い時計を出していました。レースの結果を見ても、前走の段階からキッチリ仕上がっていたのでしょう。今回は叩き2走目になりますが上積みまではありません。ただ、前走の好状態はしっかりキープしているかなというところで、今のこの馬としては良い状態にありそうです。

レインカルナティオ【A】

最終追い切りで、この馬としては速い全体時計が出ました。終いこそ失速気味でしたが、ラスト3ハロンで見れば36秒台が出ています。近走の中で唯一崩れた3走前は、南Wのラスト3ハロンが37秒台しかなく、それ以外のレースでは、殆ど36秒台が出ています。今回も良い結果が出ている時の状態にはありそうで、この馬の走りはできる状態でしょう。

コトブキテティス【A】

この馬は元々あまり調教では動かないタイプで、終い12秒台ということも珍しくないのですが、今回は軽く仕掛けただけで終い11秒台が出ました。久々だった2走前。そして前走と使って、状態は上向きでしょう。そもそもこのメンバーで能力的にどうかというところはありますが、今年に入ってからの中では一番走れる状態でしょう。

レッドサイオン【A】

この馬は坂路だとあまり速い時計は出さない馬で、この中間も坂路で地味な時計ばかりになっていますが、いつものことなので特に気にする必要はないでしょう。間隔が詰まっての出走になるため、前走から大幅な上積みはなさそうですが、この馬なりに悪くはない状態です。大敗が続いていますが状態自体は悪くないと見ています。

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