皆さんこんにちは。アギョウです。
◎サーマルウインド
・抑えるのに苦労するほど抜群の手応え
・このレースはパワー勝負になりやすい
・ドレフォン産駒は芝なら中山競馬場
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「抑えるのに苦労するほど抜群の手応え」
1週前に楽々と併せ馬に先着。その後も金曜、日曜と入念に乗り込んでいました。最終追い切りは終い12秒台と目立たない時計ですが、馬場の大外を回りながら抑えるのに苦労するほどの抜群の動きを見せていましいた。やや間隔は空きましたが万全の仕上がりではないかと思います。
調教での動きを見ると、この馬は牝馬にしてはかなり力強い走りをしている印象でダートでも通用しそうなパワフルな動きを見せています。今回は冬の中山というタフな条件ですが、芝ではこういう条件がピッタリでしょう。適性的にも期待が持てそうな1頭です。
推奨理由②「このレースはパワー勝負になりやすい」
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 2- 0- 1-22/25 | 8.0% | 8.0% | 12.0% | 43 | 51 |
ハーツクライ | 1- 0- 1- 7/ 9 | 11.1% | 11.1% | 22.2% | 32 | 140 |
キングズベスト | 2- 0- 0- 1/ 3 | 66.7% | 66.7% | 66.7% | 413 | 160 |
オルフェーヴル | 0- 3- 1- 3/ 7 | 0.0% | 42.9% | 57.1% | 0 | 198 |
メイショウサムソン | 0- 1- 2- 4/ 7 | 0.0% | 14.3% | 42.9% | 0 | 282 |
ターコイズステークスはパワー勝負になりやすいです。
まず種牡馬別データを見ると、日本の芝マイル~中長距離で無類の強さを誇るあのディープインパクト産駒が、このレースでは低調な成績となっており、同じく主流的な芝マイル~中長距離で強いハーツクライ産駒もイマイチな成績になるなど、他の芝マイル重賞ではあまり見られない傾向が出ています。
その代わりに成績を上げているのがキングズベスト、オルフェーヴル、メイショウサムソンなど、普段の芝重賞では少しスピード不足で苦しんでいる血統。ダートもこなせるようなパワー・スタミナを武器にするような血統の馬たちがこのレースでは好成績を上げていました。
このレースは冬の中山芝。比較的タフな条件で行われるということで普段の芝レースよりもパワー・スタミナといったところが必要になるのでしょう。
前走馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
~419kg | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
420~439kg | 1- 0- 0- 15/ 16 | 6.3% | 6.3% | 6.3% | 30 | 11 |
440~459kg | 0- 1- 3- 25/ 29 | 0.0% | 3.4% | 13.8% | 0 | 93 |
460~479kg | 4- 5- 1- 30/ 40 | 10.0% | 22.5% | 25.0% | 103 | 95 |
480~499kg | 1- 2- 4- 24/ 31 | 3.2% | 9.7% | 22.6% | 9 | 124 |
500kg~ | 2- 0- 0- 7/ 9 | 22.2% | 22.2% | 22.2% | 250 | 88 |
また馬体重に関しても同じような傾向が見られ、前走馬体重460キロを超える比較的大きな馬。大型馬が好走傾向にありました。
前走馬体重460キロ以上は軒並み複勝率20%以上。回収率も100%に近い数字がちょくちょく残っているのに対して、前走馬体重460キロ未満は複勝率が半分以下。回収率も奮いません。
近年、実際に好走した馬を見てもミスニューヨークは重馬場の実績があった馬。ウインシャーロットは前走馬体重500キロ以上。アンドラステ、ギルデッドミラーはともにオルフェーヴル産駒で、スマイルカナはディープ産駒ながら重馬場実績のあった馬でした。
ここは重馬場での実績。前走馬体重が重い馬。血統的にダートをこなせてもおかしくないような馬に要注目です。
推奨理由③「ドレフォン産駒は芝なら中山競馬場」
ドレフォン産駒(芝1400~1600) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 | |
---|---|---|---|---|---|---|
新潟 | 2- 4- 4- 28/ 38 | 5.3% | 15.8% | 26.3% | 33 | 68 |
東京 | 6- 8- 4- 59/ 77 | 7.8% | 18.2% | 23.4% | 55 | 127 |
中山 | 6- 3- 3- 34/ 46 | 13.0% | 19.6% | 26.1% | 120 | 93 |
中京 | 5- 4- 4- 37/ 50 | 10.0% | 18.0% | 26.0% | 73 | 60 |
京都 | 1- 0- 2- 9/ 12 | 8.3% | 8.3% | 25.0% | 170 | 255 |
ドレフォン産駒は中山などパワーの必要なコースを得意にしています。
ドレフォン産駒の芝1400~1600における競馬場別の成績を見ると、勝率トップは中山。その次が中京と急坂コースで高い勝率を叩き出していました。やはり血統通りパワーが必要になるコースが得意なのです。
逆に新潟や東京など速い上がりが必要になるコースではイマイチ勝ちきれておらず来ても2~3着というケースが多く、どうしても末脚比べではキレ負けしてしまう傾向にありました。
それを踏まえて近走の成績を見ると、3走前の東京競馬場でのレースは33.6秒の末脚。この馬としては良い末脚を見せましたが末脚比べでキレ負け。その前の中山マイルでは2連勝と、ドレフォン産駒らしい傾向が出ています。近走は本来苦手のはずである新潟競馬場で頑張っていましたが、中山に替わる今回は上積みが見込めるでしょう。
先程行ったようにこの馬はドレフォン産駒。前走馬体重500キロ以上とパワースタミナに関しては血統、馬体重の面から申し分ないはずですし、状態に関しても良さそうということで、ここはサーマルウインドを本命にしたいと思います。
まとめ
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