皆さんこんにちは。アギョウです。
◎フラーズダルム
・CWビシバシで本格化の気配
・馬体重の重い馬が活躍傾向
・ハンデ戦らしく軽斤量が高期待値
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「CWビシバシで本格化の気配」
1週前にCW78.6秒という速い時計を出し、終いも11秒台でまとめるなど、終いまで大きく失速することもありませんでした。1週前にキッチリやって今回は輸送もあるということで、最終追い切りは本当に流す程度でしたが、1週前まででシッカリ仕上がっているでしょう。
以前は坂路主体の軽め調教をする馬でしたが、2走前からCWでハードな調教もできるようになっており、ここに来て充実しているんだなと思わせる1頭です。今回の調教の攻め方を見ても、今が充実期と見て間違いないでしょう。状態に関しては申し分ありません。
推奨理由②「馬体重の重い馬が活躍傾向」
| 前走馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 420～439kg | 1- 0- 0- 13/ 14 | 7.1% | 7.1% | 7.1% | 34 | 13 |
| 440～459kg | 0- 1- 3- 21/ 25 | 0.0% | 4.0% | 16.0% | 0 | 108 |
| 460～479kg | 3- 5- 1- 30/ 39 | 7.7% | 20.5% | 23.1% | 91 | 92 |
| 480～499kg | 1- 1- 3- 18/ 23 | 4.3% | 8.7% | 21.7% | 12 | 116 |
| 500～519kg | 2- 0- 0- 6/ 8 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 281 | 100 |
ターコイズステークスは、前走馬体重が重ければ重いほど好走率、期待値が高くなる傾向にあります。
前走馬体重500キロを超える馬が最も好走率が高く、回収率も単複ともに100％を超えています。前走馬体重のデータをざっと見た感じでも、前走馬体重が重ければ重いほど好成績となっています。
こうなっている理由として考えられるのは、冬の中山開催ということが大きいのではないかと思います。冬になって芝の発育が悪くなるため、春や秋なんかと比べると、どうしてもタフな馬場状態になるのです。
実際に、過去のこのレースを見ても、ペースが速くなるとレース上がりは36秒台。スローペースでも34秒台後半です。上がりがどうしても掛かるのです。
その結果、パワー・スタミナなどの比重が大きくなるため、パワーに富んだ大型馬。前走馬体重の大きな馬が好走傾向にあるのではないかと思います。
フラーズダルムは前走馬体重500キロ。今回のメンバーでは最も前走馬体重が重かった馬です。今年の出走馬ならパワー上位でしょう。
推奨理由③「ハンデ戦らしく軽斤量が高期待値」
| 斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 51.5～53kg | 3- 3- 1- 37/ 44 | 6.8% | 13.6% | 15.9% | 95 | 97 |
| 53.5～55kg | 2- 2- 5- 41/ 50 | 4.0% | 8.0% | 18.0% | 21 | 84 |
| 55.5～57kg | 2- 2- 1- 10/ 15 | 13.3% | 26.7% | 33.3% | 85 | 96 |
ターコイズステークスはハンデ戦らしく、軽斤量馬の激走が目立ちます。
好走率では斤量の重い実績馬たちに軍配が上がりますが回収率。期待値という点では、やはり斤量の軽い馬たちが高く、斤量51.5～53キロというだけで単複ともに100％近い回収率となっています。
| 前走斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 増減無し | 1- 1- 1- 18/ 21 | 4.8% | 9.5% | 14.3% | 47 | 62 |
| 今回増 | 3- 4- 3- 35/ 45 | 6.7% | 15.6% | 22.2% | 45 | 88 |
| 今回減 | 3- 2- 3- 38/ 46 | 6.5% | 10.9% | 17.4% | 77 | 102 |
前走から斤量が減る形での出走になった馬も、期待値が高く、他と比べて回収率は圧倒的です。
ハンデ戦らしく今回軽い斤量になった馬や、前走から斤量が減る馬の激走というのが狙い目になるでしょう。
| 前走斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 今回1～1.5kg減 | 2- 1- 2- 24/ 29 | 6.9% | 10.3% | 17.2% | 44 | 91 |
| 今回2～2.5kg減 | 1- 1- 1- 9/ 12 | 8.3% | 16.7% | 25.0% | 190 | 170 |
さらに今回斤量が減る馬の中でも、前走から一気に2キロ以上、斤量が減った馬は激アツです。
勝率や複勝率が高くなるのはもちろん、驚異的なのは回収率です。ターコイズステークスが重賞になってからの過去7年では、前走から斤量が2キロ以上減るというだけで、単複ともに回収率は100％を大きく超えています。
フラーズダルムは前走から一気に斤量が2キロ減って、今回は53キロでの出走となります。同じ53キロの馬は多数いますが、フラーズダルム以外はすべて前走53キロ、52キロなど、前走でも軽い斤量だった馬たちです。同じ53キロ組の中でも、今回一気に斤量が減るフラーズダルムが狙い目なのは間違いないでしょう。
まとめ
ターコイズステークス、自信の本命はフラーズダルムです！
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