【天皇賞春2024】過去データ分析《傾向ピッタリは?》

過去データ

はい、皆さんこんにちは。アギョウです。

今回は天皇賞春が、どんな特徴があるレースかを解説していきます。

それじゃあ早速人気データを交えながら話しをしていきましょう。

人気データ

人気 着別度数(京都時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1番人気 3- 1- 0- 4/ 8 37.5% 50.0% 50.0% 87 66
2番人気 4- 0- 1- 3/ 8 50.0% 50.0% 62.5% 242 111
3番人気 0- 1- 1- 6/ 8 0.0% 12.5% 25.0% 0 57
4~6人気 1- 3- 3- 17/ 24 4.2% 16.7% 29.2% 47 87
7~ 人気 0- 3- 3- 77/ 83 0.0% 3.6% 7.2% 0 66

天皇賞春は、堅めの傾向にあります。

このレースが京都で行われた過去8年のデータを見ると、1~2番人気で過去8年7勝。勝ち馬は人気サイドに多い傾向で、波乱があったとしても紐荒れまでという感じになっていました。強い馬が順当に勝ち負けを演じるということが多くなっています。

このレースに限らず、長距離戦というのは弱い馬が途中で脱落。直線では最後までスタミナが残っている強い馬たちによる勝負になります。長い距離のレースは基本的には堅い決着になるのです。

天皇賞春はこれまでの実績や能力が素直に信頼できるレースです。

枠順データ

枠番 着別度数(京都時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1枠 3- 0- 1-10/14 21.4% 21.4% 28.6% 95 85
2枠 1- 1- 0-12/14 7.1% 14.3% 14.3% 15 107
3枠 0- 1- 1-13/15 0.0% 6.7% 13.3% 0 108
4枠 1- 2- 3-10/16 6.3% 18.8% 37.5% 71 142
5枠 0- 1- 0-15/16 0.0% 6.3% 6.3% 0 20
6枠 1- 2- 1-12/16 6.3% 18.8% 25.0% 37 73
7枠 1- 1- 0-16/18 5.6% 11.1% 11.1% 15 43
8枠 1- 0- 2-19/22 4.5% 4.5% 13.6% 9 29

天皇賞春は、どちらかといえば内枠有利です。

先程の人気データで言ったように、このレースは強い馬が順当に勝ち負けを演じることが多く、能力さえ高ければ枠順はあまり関係ないことも多いですが、1~4枠のが軒並み回収率100%前後になっているところを見ると、内枠の人気薄がよく馬券絡みしているというのが分かります。

枠順 着別度数(京都時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1~4枠 5- 4- 5- 45/ 59 8.5% 15.3% 23.7% 45 112
5~8枠 3- 4- 3- 62/ 72 4.2% 9.7% 13.9% 15 40

1~4枠、5~8枠というザックリした括りで見ても、やはり内枠が勝率から複勝回収率まで全てにおいて上の成績となっていました。

やはり長距離戦ということもあって、能力的に劣る馬にチャンスがあるとするなら内をロスなく立ち回った時。距離ロスはできる限り抑えて、上手くスタミナを温存できた時でしょう。京都開催の天皇賞春は開幕前半。開幕2週目に行われるということで内側の馬場状態が良好であるということも大きそうです。

天皇賞春で人気薄にチャンスがあるなら、まず内枠の馬でしょう。

脚質データ

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
逃げ 1- 0- 0- 9/ 10 10.0% 10.0% 10.0% 45 17
先行 3- 6- 3- 16/ 28 10.7% 32.1% 42.9% 33 170
中団 3- 2- 5- 51/ 61 4.9% 8.2% 16.4% 31 70
後方 0- 0- 0- 31/ 31 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
マクリ 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0% 460 260

京都で行われる天皇賞春は、速い末脚が必要です。

脚質のデータを見るだけでは先行の馬が良いな程度のことしか分かりませんが、これを上がりのデータで見るとある程度の傾向が見えてきます。

上がりデータ

上り 着別度数(京都時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
3F 1位 3- 1- 2- 3/ 9 33.3% 44.4% 66.7% 136 264
3F 2位 1- 3- 1- 5/ 10 10.0% 40.0% 50.0% 28 217
3F 3位 0- 1- 1- 5/ 7 0.0% 14.3% 28.6% 0 121
3F ~5位 2- 2- 3- 9/ 16 12.5% 25.0% 43.8% 42 103
3F 6位~ 2- 1- 1- 82/ 86 2.3% 3.5% 4.7% 18 28

上がり5位以内をマークした馬は軒並み複勝回収率100%以上で並んでおり、逆に上がり6位以下となると勝率2.3%、複勝率も4.7%まで落ち込んでいます。天皇賞春はどの位置からだろうと、速い末脚さえ使えば十分好勝負になります。

また速い上がりとは言っても、阪神で行われていた時とは速い末脚の種類が違うというところには注意が必要です。

阪神開催だった時も上がり最速の繰り出した馬が2年連続で勝利していたのですが、どちらも上がり36秒台。長距離戦らしいスタミナ的な末脚が要求されたのに対して、京都で行われた過去8年の平均上がり最速タイムは34.7秒。阪神の時とは2秒以上速いものになっていました。

急坂の阪神は、本当の意味でのスタミナ勝負という感じでしたが、京都は平坦コースということもあって、ある程度のスピード。中距離でも通用するような速い末脚が必要になってくるのです。

京都で行われる天皇賞春は生粋のステイヤーというよりは、中距離でもある程度通用するスピードを持った馬に要注目です。

基本データまとめ

簡単にココまで話した内容をまとめますと、天皇賞春は、

・能力、実績通りの堅い決着が多い
・人気薄にワンチャンスあるなら内枠
・中距離でも通用する速い末脚が必要

この3点が、特徴として挙げられるでしょう。

ここからはこれらの特徴を踏まえて、具体的にどの馬が今年の天皇賞春にピッタリかというのを考えておこうと思います。

前走着順データ

前走着順 着別度数(京都時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走1着 4- 3- 4-18/29 13.8% 24.1% 37.9% 58 101
前走2着 2- 1- 1-17/21 9.5% 14.3% 19.0% 34 92
前走3着 0- 1- 1-13/15 0.0% 6.7% 13.3% 0 71
前走4~5着 2- 1- 2-18/23 8.7% 13.0% 21.7% 58 89
前走6着~ 0- 2- 0-41/43 0.0% 4.7% 4.7% 0 35

前走6着以下だった馬は、過去8年で勝っていません。

人気データのところで強い馬が順当に勝ち負けを演じることが多いという話しをしましたが、そんな中で前走6着以下。前走で掲示板も外しているような馬では能力的にどうでしょうか。ここは無難に前走でも上位争いしているから狙うべきでしょう。

キャリアデータ

阪神、京都を問わず過去10年の勝ち馬は、ここまでに2500メートル以上の重賞で連対実績のある馬たちでした。

ここまで強い馬が順当に勝ち負けを演じるという話しを散々してきましたが、強い馬というのは具体的には2500メートル以上。長距離の重賞で連対したことがある馬でしょう。

ここはそんなに難しくは考えず、これまでに長距離重賞で好走経験のある実績馬を信頼してよさそうです。

年齢データ

年齢 着別度数(京都時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
4歳 3- 1- 3- 25/ 32 9.4% 12.5% 21.9% 36 43
5歳 4- 2- 0- 29/ 35 11.4% 17.1% 17.1% 62 43
6歳 1- 4- 2- 24/ 31 3.2% 16.1% 22.6% 14 115
7歳 0- 0- 3- 15/ 18 0.0% 0.0% 16.7% 0 91
8歳 0- 1- 0- 11/ 12 0.0% 8.3% 8.3% 0 115

6歳以上の高齢馬なら、前走でも馬券になっていた馬です。

まず、このレースにおける年齢別のデータを見てもらいたいのですが、6歳以上の高齢馬は勝てていないものの、複勝回収率100%超えが目立っており、2~3着でよく穴を開けているのが分かります。

6歳以上 着別度数(京都時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走3着以内 1- 2- 3-17/23 4.3% 13.0% 26.1% 20 150
前走4着以下 0- 3- 2-33/38 0.0% 7.9% 13.2% 0 82

そんな高齢馬ですが好走した馬には、とある共通点がありました。

それが前走でも3着以内に来ていたかどうかです。高齢馬とは言っても衰えている馬。能力的に下降線に入っている馬が来ているわけではなく、前走でもしっかり馬券になっている馬。むしろ高齢になって力をつけてきたような馬がココでも好走しています。

高齢馬を買うなら全盛期が過ぎてしまった感じのある馬ではなく、ここに来て力をつけている感じのある馬でしょう。

ここまで3つのデータをクリアして残っているのはサリエラ、テーオーロイヤル、ドゥレッツァ、ワープスピードの4頭です。

この4頭のうち強いて1頭にするならどの馬か。最後の鍵を握るのは種牡馬のデータではないかと思います。

種牡馬データ

種牡馬 着別度数(京都時) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
サンデー系 8- 8- 8- 68/ 92 8.7% 17.4% 26.1% 41 103
非サンデー 0- 0- 0- 39/ 39 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

京都で行われた天皇賞春では、父サンデー系の馬が馬券圏内を独占していました。

脚質データのところで、京都で行われる天皇賞春は生粋のステイヤーというより、中距離でも通用するスピードを持った馬。タイム的に速い上がりを使える馬が良いという話しをしましたが、速い上がりといえばサンデー系の出番です。そもそもサンデーサイレンスというのは、他には速い末脚が使えるということで大流行した血統で、サンデー系特有の速い末脚が京都の天皇賞春では活きてくるというわけです。

近年になってサンデーサイレンスの血が遠くなっている馬も多くなってきましたが、ここはサンデー系の馬たちに要注目です。

前走5着以内、2500m以上の重賞で連対したことがある、5歳以下もしくは前走3着以内。そしてサンデー系という4つのデータを同時にクリアした時。勝率17.8%、複勝率37.8%。回収率も100%を超えていました。

今年の出走馬で、これをクリアしたのはサリエラしかいません。

まとめ

というわけで今年の天皇賞春にピッタリの馬は、サリエラではないかと思います。

この馬は中距離では追走に苦労している印象があった馬で、いつも押して押してなんとか末脚を伸ばすという競馬でしたが、初めて長距離戦となった前走では楽な手応えで追走することが出来ていました。長距離への適性を感じた一戦です。デビューしてからいつも上がり3位以内の末脚を堅実に使ってきた馬ですが、ここもいつも通りの末脚が出すことが出来れば十分上位争いになる1頭でしょう。