皆さんこんにちは、アギョウです!
今回は天皇賞秋の追い切り診断となります。
それでは早速マスカレードボールから見ていきましょう。

マスカレードボール
最終追い切りの坂路で終い11.8秒。この中間は日曜日の坂路でも併せ馬をするなど、攻めた調教を施しています。
皐月賞の時は日曜日の坂路は単走。最終追い切りも終い12秒台でしたが、ダービーの時は日曜日に併せ馬。最終追い切りも終い11秒台という非常に攻めた調教をしてきました、
今回は皐月賞よりダービーに近い調整内容で、休み明け初戦からシッカリ仕上げてきました。
1週前には乗り替わりとなるルメール騎手も乗りにくるなど、ここへ向けて準備万端といった感じです。
追い切り評価「S」
ミュージアムマイル
1週前のCWで終い11.3秒。併せ馬を置き去りにする動きを見せていました。
最終追い切りこそ併せ馬に劣勢の手応えという感じでしたが、1週前の動きを見るとキッチリ仕上がっているでしょう。
ここに来ての大きな上積みこそないものの、今回もシッカリ好調キープという感じで、この馬の能力自体は問題なく出せそうです。
追い切り評価「A」
メイショウタバル
1週前にCW5ハロン63.4秒。非常に速い全体時計になったせいか、最後の直線では一杯に追われるシーンがありました。
神戸新聞杯や宝塚記念を勝った時は5ハロン66秒台、65秒台など、この馬としては遅めの全体時計で我慢することが出来ていただけに、これはどうでしょうか。
2週前にはCW5ハロン61秒台という時計が出てしまうなど、身体の状態というより心の状態的にどうかなという印象です。
追い切り評価「B」
アーバンシック
1週前の南Wで強めに追って終い11秒台後半。2歳未勝利馬に併せ馬で劣勢の手応えになるなど、地味な動きでした。
菊花賞を勝った時なんかは併せ馬にキッチリ先着する動きが出来ていただけに、これはどうでしょうか。
今回は、休み明けとなる影響がありそうです。
追い切り評価「B」
エコロヴァルツ
大阪杯や中山記念など良い結果が出ていた時は、1週前の併せ馬で先着するなど良い動きを見せていました。
それが今回は最終1週前と単走。この中間の調整を見ても、単走中心に乗り込む形になっていました。
これがどう出るかといった感じですが、個人的には良かった頃の状態にないのかなと見ています。
追い切り評価「B」
クイーンズウォーク
1週前のCWで終い10秒台。非常に鋭い末脚を見せていました。
元々調教では速い時計が出るタイプですが、今回も相変わらずといった感じです。
調教の動きを見る限りでは、前走で除外になってしまった影響もなさそうで、この馬の能力は問題なく出せる状態だろうでしょう。
追い切り評価「A」
コスモキュランダ
1週前に南W3ハロン36.8秒。速いラップを刻む動きを見せていました。最終追い切りも坂路51秒台を出してくるなど、この中間は非常に熱心な調整が施されています。
前走の敗因はよく分からないですが、今回も仕上がり自体は良さそうです。
追い切り評価「A」
シランケド
1週前のCWで併せ馬に先着。最終追い切りこそ坂路で調整程度の内容ですが、1週前の段階でキッチリ仕上がっています。
前走もCW3ハロン36.4秒。併せ馬を置き去りにするなど、調教では良い動きを見せていただけに、ここに来ての大きな上積みまではないですが、今回もシッカリ好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
ジャスティンパレス
久々の好走だった前走は1週前にCW6ハロン79.6秒。間隔が詰まっての出走でも速い全体時計を出していました。
それが今回はCW6ハロン81.4秒。休み明けにも関わらず、前走ほど速い時計を出さない控えめな調整になっています。
今回はあくまで休み明け。次も見据えた状態という感じになりそうです。
追い切り評価「B」
セイウンハーデス
1週前のCWで併せ馬に遅れ。持ったままの併せ馬に対して、こちらは付いていくので精一杯といった様子でした。
時計としても前走ほど速いものは出ておらず、今回は休み明けとなる影響がありそうです。
追い切り評価「B」
ソールオリエンス
2週前に南W3ハロン35.4秒。併せ馬に楽々先着するなど、この中間は早い段階で良い動きを見せていました。
1週前や最終追い切りではマスカレードボール相手に互角程度の動きを見せるなど、これは非常に良い状態になっています。
能力的にどうか、適性的にどうかという話しは別にして、状態自体は非常に高い水準にありそうです。
追い切り評価「S」
タスティエーラ
最終追い切りの南Wで強めに追いましたが、併せ馬に遅れていました。1週前追い切りも速い時計こそ出ていますが、ムチを入れるシーンもあるなど、動きとしては物足りない印象です。
状態としては去年の方が良かったかなという印象で、今年はあくまで休み明けという感じの状態になりそうです。
追い切り評価「B」
ブレイディヴェーグ
最終追い切りの南Wで終い11.0秒。乗り替わりとなる戸崎騎手が乗って鋭い末脚を見せていました。
決して悪い状態ではなかったはずの前走で案外な結果になっているのは気がかりですが、今回も仕上がり自体は申し分ありません。
追い切り評価「A」
ホウオウビスケッツ
昨年は最終追い切りで併せ馬を置き去りするなど、調教の段階から非常に目立った動きをしていました。
それが今年は併せ馬と互角程度。こちらの方が手応えが悪いかなという感じさえありました。
昨年より若干タイトなローテーションになっている影響か、前走から大きな上積みはなさそうです。個人的には昨年の方が良かったかなという印象です。
追い切り評価「B」

 
  
  
  
  


