【天皇賞春2023】自信の本命!過去データ、追い切りなどを総合した最終結論!

最終結論

皆さんこんにちは。アギョウです。

◎タイトルホルダー
・ベストの走りをできる状態
・G1の中でも堅い傾向にあるレース
・ドゥラメンテ産駒は道悪を苦にしない

ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。

推奨理由①「ベストの走りをできる状態」

1週前に一杯に追われる併せ馬を尻目に、楽な手応えで併せ馬に追い付き、追われてからは併せ馬を一気に突き放す動きが出来ていました。最終追い切りは軽く流す程度でしたが、1週前まででシッカリ仕上がっているでしょう。前走も良い仕上がりだと思っていましたが、今回もそれと遜色ない状態です。この馬のベストを出せる状態をしっかりキープしています。

この馬で気になるのは有馬記念の負け方だと思いますが、これは日経賞の追い切り診断でも言ったように、結果的に調教のやりすぎだったかなと見ています。というのも有馬記念の時は、約1ヶ月前から終い11秒台を出し、その後も毎週のように終い11秒台を出す、かなりハードな調教をこなしていました。前走や去年の良かった頃は、早くても2週前から終い11秒台を出す感じだったことを考えると、有馬記念は陣営が凱旋門賞帰りを気にするあまりに、調教をやりすぎてしまった可能性が高いです。

今回は最終追い切りが軽く流す程度だったように、オーバーワークの可能性は低いですし、強い競馬に期待できる状態に整っています。

推奨理由②「G1の中でも堅い傾向にあるレース」

レース名 着別度数(1~3人気) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
高松宮記念 6- 7- 5-15/33 18.2% 39.4% 54.5% 97 106
大阪杯 4- 3- 3-11/21 19.0% 33.3% 47.6% 64 80
桜花賞 7- 8- 3-15/33 21.2% 45.5% 54.5% 69 92
皐月賞 7- 6- 5-15/33 21.2% 39.4% 54.5% 80 87
天皇賞春(京都) 7- 3- 2-12/24 29.2% 41.7% 50.0% 117 111

天皇賞春は、G1の中でも堅い傾向にあるレースです。

ここまで高松宮記念、大阪杯、桜花賞、皐月賞と春G1が行われてきましたが、天皇賞春はこれまでのG1の中では最も堅い傾向にあるレースで、1~3番人気で勝率29.2%というのは断トツの1位でした。過去10年の京都で行われた天皇賞春では1~3番人気の単勝、複勝を適当に買って儲かるほど人気どころの馬たちが好走しています。

レース名 着別度数(1~3人気) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
優駿牝馬 9- 4- 5-12/30 30.0% 43.3% 60.0% 145 100
天皇賞春(京都) 7- 3- 2-12/24 29.2% 41.7% 50.0% 117 111
ヴィクトリアM 3- 4- 1-22/30 10.0% 23.3% 26.7% 19 44

ここまで行われたG1だけでなく、天皇賞春は全G1の中でもトップクラスに堅い傾向にあるレースで、1~3番人気の勝率はオークスに次いで2番目に高いものになっていました。G1の中で最も波乱の傾向にあるヴィクトリアマイルなんかと比べると雲泥の差です。

芝重賞 着別度数(1~3人気) 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
1000m~1300m 82- 72- 39- 209/ 402 20.4% 38.3% 48.0% 89 86
1400m~1600m 222- 169- 129- 578/1098 20.2% 35.6% 47.4% 81 80
1700m~2000m 254- 188- 151- 679/1272 20.0% 34.7% 46.6% 81 78
2100m~2400m 92- 70- 61- 206/ 429 21.4% 37.8% 52.0% 86 86
2500m~ 70- 32- 41- 136/ 279 25.1% 36.6% 51.3% 92 91

これは天皇賞春だけでなく、長距離重賞全体にいえる傾向で、芝重賞の距離別のデータを見ると、2000mを超える重賞では複勝率50%前後で安定しており、2500m以上では人気どころも回収率は平均を超えていました。

今の日本というのは年々スピード史上主義が進んでおり、本当の意味でのステイヤーというのドンドン少なくなっています。その結果、長距離適性がある馬は僅かしかおらず、その数少ない長距離適性のある馬が人気になって無難に好走するというわけです。そもそも長距離は長い距離を走るため、1200メートルなんかと比べると展開による紛れが少なく、しっかり実力が反映されやすいという側面もあるでしょう。

近年はフィエールマン、キタサンブラック、フェノーメノが連覇するなど、他のG1では滅多にない連覇が立て続けに起こっているというところにも、数少ない長距離適性のある強い馬が、順当に勝っているのが現れています。穴馬を狙うのも駄目ではないですが、あまり穴狙いに適したレースではありません。

今年はタイトルホルダー、ジャスティンパレス、ボルドグフーシュ、アスクビクターモアの4頭が人気を集めていますが、個人的には人気通り、この4頭の戦い。仕上がりが良いディープモンスターにワンチャンスあるかもという勝負になる可能性が高いと見ています。

推奨理由③「ドゥラメンテ産駒は道悪を苦にしない」

問題は人気どころのどの馬から入るかというところですが、明暗を分ける大きな要因になりそうなのが、前日の雨です。天気予報を見ると京都は土曜の夜から日曜の朝方にかけて雨の予報があります。

種牡馬(芝) 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ディープインパクト(良馬場) 1672- 1465- 1278- 8416/12831 13.0% 24.4% 34.4%
ディープインパクト(稍重以上) 381- 348- 302- 2183/ 3214 11.9% 22.7% 32.1%
ドゥラメンテ(良馬場) 137- 135- 128- 914/1314 10.4% 20.7% 30.4%
ドゥラメンテ(稍重以上) 45- 47- 39- 302/ 433 10.4% 21.2% 30.3%
スクリーンヒーロー(良馬場) 157- 160- 161-1641/2119 7.4% 15.0% 22.6%
スクリーンヒーロー(稍重以上) 52- 55- 48- 466/ 621 8.4% 17.2% 25.0%

当日は道悪になる可能性が高いと見ているのですが、ドゥラメンテ産駒は道悪に苦にしません。

馬場状態別の種牡馬の成績を見ると、ディープインパクト産駒は良馬場から道悪にかけて成績が落ちてしまっていますが、ドゥラメンテ産駒は良馬場だろうと道悪だろうと変わらない成績を残すことが出来ています。ドゥラメンテ産駒は道悪を苦にしないのです。

さらにスクリーンヒーロー産駒は良馬場よりも道悪の方が良い成績となっていますから、スクリーンヒーロー産駒のボルドグフーシュ、ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーは道悪を相対的に味方につけることができそうです。

良馬場ならディープ産駒のジャスティンパレス、アスクビクターモアが有力だと思っていましたが、雨となればタイトルホルダーとボルドグフーシュの評価を少し上げたいところです。

逃げ先行馬(京都芝) 着別度数 勝率 連対率 複勝率
良馬場 882- 814- 684-4664/7044 12.5% 24.1% 33.8%
稍重以上 236- 201- 191-1147/1775 13.3% 24.6% 35.4%

さらに道悪となれば、前残りの傾向が強まる傾向にもあり、京都競馬場における逃げ先行馬の馬場状態別のデータを見ると、良馬場より稍重以上の方が勝率から複勝率まで、すべて上昇傾向にあります。

やはり道悪はスピードが出にくくなるため、後ろから差すのが基本的には難しくなるというわけです。

今更言うまでもないかもしれませんが、道悪となればタイトルホルダーが有利となるのは種牡馬のデータ、脚質のデータを見れば明らかです。京都競馬場でも雨が降るなら、この馬だろうと見てタイトルホルダーを本命にしたいと思います。

まとめ

天皇賞春、自信の本命はタイトルホルダーです!

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