今回は宝塚記念の予想となります。
宝塚記念 予想
枠順の確認→過去データ分析→追い切り診断→そして最終予想という流れで、今回の宝塚記念を見ていきますね。
枠順
まずは、宝塚記念の枠順を見てきましょうか。
1- 1キセキ
2- 2レイデオロ
3- 3エタリオウ
4- 4アルアイン
5- 5タツゴウゲキ
5- 6スティッフェリオ
6- 7マカヒキ
6- 8ショウナンバッハ
7- 9クリンチャー
7-10ノーブルマーズ
8-11スワーヴリチャード
8-12リスグラシュー
有力馬は1枠1番キセキ、2枠2番レイデオロ、8枠12番リスグラシューといったところ。有力馬は内と外に綺麗に分かれるような形になりましたね。宝塚記念は外枠有利と見ているだけに、これはどうでしょうか。
枠番 | 着別度数 |
---|---|
1枠 | 1- 0- 4-11/16 |
2枠 | 1- 1- 2-12/16 |
3枠 | 0- 1- 1-15/17 |
4枠 | 0- 4- 0-13/17 |
5枠 | 0- 3- 0-15/18 |
6枠 | 2- 0- 0-18/20 |
7枠 | 0- 1- 2-17/20 |
8枠 | 6- 0- 1-15/22 |
次は枠順データの他にも、宝塚記念の過去データを見ていこうかなと思います。
過去データ分析
宝塚記念の過去データ分析は、こちらからどうぞ!
追い切り診断
僕の追い切り診断では調教タイムのほかにも、追い切り診断コメントと追い切りランクを設けています。追い切りランクはS、A、B、C、Dの5段階評価としています。しかし、これらはあくまで個人的な見解となりますので、ご参考程度によろしくお願いします。さて説明はこれくらいにして、本題へ入っていきましょうか。
有力馬
キセキ【B】
栗東 CW 良 6月19日(水)
67.1-51.9-38.0-11.8 馬なり
時計、動きともに休み明けだった前走以上。昨年との比較でも今年の方が断然です。昨年のジャパンカップなどと比べても遜色ない仕上がりと言ってもいいと思います。申し分ない仕上がりです。あとは、このメンバーで能力的にどれくらい通用するか。宝塚記念という舞台がどうかだけだと思います。個人的な見解として、能力的にはこのメンバーでも大丈夫だと思いますが、宝塚記念への適正は微妙ではないかと見ています。この馬の好走というのは、東京、中京、新潟、左回りで長い直線を有するコースに多く見られるんですよね。阪神で勝ったのは新馬戦の1回のみ。前走も2着と聞こえはいいのですが、アルアインやワグネリアンに迫られるなど、あれで押し切れないのかという、やや不満が残る内容だったんですよね。間違いなく前走から1ハロンの距離延長はマイナスだと思います。この馬は泥んこ馬場の菊花賞を勝ったことから重馬場も大丈夫みたいな感じもあるのですが、僕はどちらかというとパンパンの良馬場でこその馬だと見ています。ジャパンカップの超レコード決着に対応したことや、東京や新潟などの速い時計が出やすいコースに好走が集中しているのも、そこが大きいのではないかと見ています。菊花賞は2着クリンチャーはまぁ良いとして、3着ポポカテペトルや4着マイネルヴンシュなど、今でもレースレベルに疑問が残っています。相手が弱すぎたから勝っただけで、この馬が重馬場はこなせる口の馬ではないと見ています。最近は逃げ馬として名を馳せていますが、この馬はスタートはどちらかというと遅い方。二の足を使って逃げるようなタイプだけに最内枠というのも引っかかるところです。状態的に前走からの上積みは間違いないですが、距離延長など条件的には悪化。ここをどう天秤にかけるかでしょうね。
レイデオロ【B】
美浦 南W 良 6月19日(水)
53.3-39.3-12.4 馬なり
最終南Wで半マイル追い→1週前南Wで半マイル追い。近走は最終、1週前のどちらかに半マイル追いをすることは合っても、両方ともを半マイル追いにしたことはありませんでした。両方ともが半マイル追いというパターンはダービーまで遡ることになります。ダービーで好走しているからこのパターンでも大丈夫かなとも思ったのですが、どうも中間にも頑なに短い距離でばかり追い切りをしているようなんですよね。ダービーの時のように出走間隔が詰まっているわけでもないですし、これはなんか嫌ですね。前走のドバイシーマクラシックで初めて逃げる競馬をしてしまったのですが、ここら辺が関係しているのかもしれません。藤沢流のあまり時計を出さない調教というのも、タフなレースになりやすい宝塚記念には合わないと見ています。これまで日本では堅実な走りを続けてきた馬ですが、久々にこの馬が崩れるとするなら、ここかなというふうに見ています。
リスグラシュー【C】
栗東 坂路 良 6月19日(水)
54.3-39.4-25.4-12.1 馬なり
1週前に坂路一杯→最終は坂路で終い重点という形の調教でした。近走は強い競馬をしていますが、それらはいずれも1週前、最終ともに坂路でいい全体時計をマークしていたんですよね。最終追い切りもしくは1週前追い切りで坂路54秒台というのは、昨年のヴィクトリアマイルまで遡ります。この時は距離違いはあれど、ジュールポレールに先着を許すなど、今のこの馬の活躍を考えれば凡走といっていい内容ですよね。続く、安田記念も坂路53秒台で8着と凡走。それらを考えれば、今回は凡走も十分に考えれる場面ではないかと考えています。今回は海外帰りということにもなりますし、やや仕上がり面が微妙な感じになっていると捉えるのが普通でしょうね。どこまで人気になるか分かりませんが、調教的には凡走するパターンだよということを覚えておいてください。
最終予想
◎と〇をYoutubeにて紹介していますので良かったらぜひ!

【宝塚記念】血統傾向と血統散布図|アギョウ @agyo_keiba|note(ノート) https://t.co/M9ehZ06Lkb
— アギョウ@Youtube始めました (@agyo_keiba) 2019年6月16日