皆さんこんにちは、アギョウです!
今回は宝塚記念の追い切り診断となります。
それでは早速ドウデュースから見ていきましょう。
ドウデュース
1週前にCW6ハロン79.8秒という好時計をマーク。この時はラスト3ハロン35.2秒。終い10.8秒という圧巻の動きとなっていました。元々調教では良く動くタイプですが、今回も流石の動きを見せています。
最終追い切りこそ芝で軽めに流す程度でしたが、日曜日のCWでも終い10秒台が出るなど、この中間の動きは申し分ありません。海外帰り初戦となる影響は全く感じず、状態面に関しては万全と言っていいでしょう。
追い切り評価「S」
ジャスティンパレス
1週前に強めに追いましたが併せ馬で遅れていました。この時は併せ馬に劣勢の手応えにもなるなど地味な動きでした。去年のこのレースの時はCW6ハロン80秒を切る時計を出すなど、かなり調教でも動いていただけに、今回の動きは少し気がかりです。
近走の最終追い切りは坂路が軽めに流す程度ということが多かったのですが、陣営も1週前の動きが物足りないと感じたのか、最終追い切りまでCWで一杯に追ったり、去年は全くやっていないプール調教を多用するなど、調教過程を見てもどうかなという感じがします。
単純に強い馬なので状態的に微妙でも好走してしまうかもしれませんが、海外帰り初戦となる影響は多少なりともありそうです。
追い切り評価「B」
ローシャムパーク
1週前の南Wで自己ベスト更新。この時は折り合いに難しいところこそ見せていましたが、時計が示すように動き自体は悪くないものでした。最終追い切りでは相変わらず折り合いに怪しいところはありましたが、それでも併せ馬にはシッカリ先着することが出来ましたし、状態が悪いという感じはしません。
この中間や前走のレースなんかから分かるように、この馬は少し折り合いに難しいところがあるため、2200mへの距離がどうかなという感じはしますが、今回も状態自体はシッカリ好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
カラテ
中2週と間隔が詰まっての出走になるため、速い時計は最終追い切りの1本のみとなりました。前走は中3週でも自己ベスト更新。1週前にもシッカリ速い時計を出すなど、攻めた調教が出来ていただけに、これはどうでしょうか。
前走より上の状態ということはなさそうで、ここは良くて前走同様まで。今回も厳しい勝負になりそうだなと見ています。
追い切り評価「B」
シュトルーヴェ
1週前に南W3ハロン35秒台。速いラップを刻む動きが出来ていました。この時は併せ馬には遅れていましたが、勝った前走も併せ馬には遅れていましたし、速い時計さえ出ていれば併せ馬の遅れはあまり気にしてなくても大丈夫なタイプなのでしょう。
最終追い切りこそ坂路で軽く流す程度でしたが、1週前の動きを見ると今回も前走ぐらいは問題なく走れそうです。しっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
ソールオリエンス
1週前に終い10秒台が出ましたが、この時は一杯に追ってのものでした。前走は持ったままの手応えで終い11秒台前半を連発するなど、元々調教でよく動く馬だけに、今回が特別良いというわけではありません。
むしろ動き的には待ったままの手応えで終い11秒台前半が出ていた前走や有馬記念の時の方が良かったかなという感じさえします。
前走より上の状態ということはなさそうで、ここは良くて前走同様までになりそうです。
追い切り評価「B」
ディープボンド
1週前にCW6ハロン79.2秒の好時計をマーク。併せ馬にシッカリ先着する動きが出来ていました。最終追い切りこそ軽く流す程度でしたが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
流石に去年や前走以上まではないですが、今のこの馬なりに悪くない状態にありそうです。
追い切り評価「A」
ヒートオンビート
1週前に一杯に追いましたが併せ馬で遅れていました。結果こそ駄目でしたが前走は併せ馬でシッカリ先着するなど、調教ではよく動いていただけに、これはどうでしょうか。
前走より上の状態ということはなさそうで、ここは良くて前走同様まで。個人的には前走より下の状態である可能性もあると見ています。
追い切り評価「B」
ブローザホーン
この馬を管理する吉岡厩舎は、週末にシッカリ追い切りをして、直前は軽めに流す程度ということが多いのですが、この馬のその例外ではありません。
今回も土曜日に坂路で一杯に追ったのですが、併せ馬でアッサリ遅れていました。前走は強めに追ってシッカリ併せ馬に食らいつく動きが出来ていただけに、前走より上ということはなさそうです。
ここは前走より下ということも十分あるかなといった様子で、あまり良い状態のようには見えません。
追い切り評価「B」
プラダリア
1週前に併せ馬で先着。前走は一杯に追って併せ馬で遅れていましたが、今回はそんなこともありません。最終追い切りこそ軽く流す程度でしたが、併せ馬でシッカリ先着しているところを見ると、1週前の段階でキッチリ仕上がっています。
前走というよりは2走前に近い状態。重賞を勝った時と遜色ない仕上がりでしょう。ここでは能力的に足りるかどうかが鍵になりそうです。
追い切り評価「A」
ベラジオオペラ
1週前のCWで終い10秒台。直線に入って追い出すと一気に伸びて併せ馬を置き去りにする動きが出来ていました。最終追い切りこそ坂路で調整程度の内容でしたが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
元々調教ではよく動くスピード型の馬だけに、2200mに距離が伸びるのはどうかなと思いますが、今回も状態面は良さそうです。G1を勝った前走と遜色ない状態。しっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
ヤマニンサンパ
中2週ということでこの中間は軽め調教のみとなりました。前走はもちろん、その前のアンドロメダステークスの時は中3週でも速い時計を出す調教が出来ていただけに、これはどうでしょうか。
叩き2走目になりますが前走以上ということはなさそうで、2走前のアンドロメダステークスの時と比べても少し下の状態になるかなと見ています。
追い切り評価「B」
ルージュエヴァイユ
1週前に南W6ハロン79.8秒の好時計をマーク。この時は終いも10秒台でまとめるなど全体良し、終い良しの内容でした。併せ馬にも楽々先着という感じでしたし、今回の1週前追い切りは文句ナシの内容です。
最終追い切りの坂路でこそ軽く流すでしたが、それでもゴールに向かって綺麗に加速していくラップは踏んでいますし、2週前の南Wでも終い10秒台を出すなど、これは状態が良さそうです。
G1で好走した前走以上があっても不思議ない仕上がりで、状態は万全と言ってもいいでしょう。
追い切り評価「S」