皆さんこんにちは、アギョウです!
今回はスプリンターズステークスの追い切り診断となります。
それでは早速サトノレーヴから見ていきましょう。
サトノレーヴ
1週前に南W3ハロン34秒台。非常に速いラップを刻んでいました。最終追い切りの坂路でも終い11秒台を出すなど、これは良い状態に仕上がっているでしょう。
この馬は函館スプリントステークスの時も南Wで終い10秒台を出すなど、元々調教ではよく動く馬ですが今回も相変わらずといった感じです。
ここもシッカリ好調キープ。前走や前々走のような走りが出来る状態でしょう。
追い切り評価「A」
ママコチャ
去年のこのレースの時は最終追い切りの坂路で終い11.6秒。かなり鋭い末脚でした。それが今年は終い12.2秒。去年とは違う中2週とはいえ、去年ほど良い末脚を見せていません。
前走も一杯に追われるなど、この馬としては珍しくハードに追われるシーンがあったことを考えると、今年は去年ほどの良い状態にない可能性が高いです。
今回は去年よりも前走に近い状態かなという感じで、ここも前走ぐらい走ってどこまで通用するかでしょう。
追い切り評価「A」
ナムラクレア
1週前に坂路50.4秒。併せ馬を置き去りにする動きで、最後まで失速することなく走れていました。最終追い切りの坂路でも楽々終い11秒台を出すなど、流石の動きを見せています。
今年の高松宮記念や京都牝馬ステークスの時は、一杯に追って併せ馬に遅れるなどズブいところを見せていましたが、今回はそんなこともありません。
前走はスムーズな走りが出来なかったこともあり案外な結果になりましたが、今年も去年と遜色ない仕上がりになっています。G1へ向けて万全の状態です。
追い切り評価「S」
ウイングレイテスト
最終1週前と南Wで終い10秒台。素晴らしい末脚を見せていました。2走前も終い10秒台を出すなど、近走はかなり調教でも良い動きを見せています。
ここに来ての上積みまではないものの今回もシッカリ好調キープ。今の充実ぶりが目立つ1頭です。
追い切り評価「A」
ウインマーベル
1週前に併せ馬を置き去りにする動きを見せていました。久々を感じさない良い動きになっています。
去年の今頃は調教ではあまり動かないタイプでしたが、5歳になってから調教でも動くようになっており、ここに来て成長しているなと感じます。
いきなりから前走のような走りが出来る状態でしょう。
追い切り評価「A」
エイシンスポッター
久々の勝利だった3走前は坂路の自己ベスト更新。終い11秒台を出すなど、かなり調教でも動いていましたが、今回はそれほど動いていません。
前走も状態が良かったというよりは、モレイラ騎手がかなり上手く乗った印象で、ここは2走前の北九州記念ぐらいと考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
オオバンブルマイ
1週前に坂路で終い11秒台。併せ馬に楽々先着する動きを見せていました。
前走も海外帰り初戦とは思えないほど良い状態だっただけに、ここに来ての上積みまではありませんが、今回もシッカリ好調キープです。
ここも前走のような走りは出来る状態でしょう。
追い切り評価「A」
ダノンスコーピオン
1週前の坂路で終い11秒台。最終追い切りも坂路で加速ラップを踏むなど悪くない動きは出来ています。
ただ前走も坂路で終い11秒台。CW3ハロン35秒台を出すなど、まさに復活をかけたメイチ仕上げという感じだっただけに、ここに来ての上積みまではありません。
良くも悪くも前走と同じくらいまでになりそうです。
追い切り評価「B」
トウシンマカオ
前走は最終追い切りで併せ馬を置き去りにするなど、前哨戦からシッカリ仕上げていました。
今回も最終追い切りで併せ馬に先着するなど、決して悪くありませんが、前走以上という感じもしません。
ここは良くも悪くも前走同様で、好調キープまでという感じです。
追い切り評価「A」
ビクターザウィナー
海外馬で近走との比較ができないため調教評価ナシとなります。高松宮記念との比較では同じくらいの印象で、主観的には高松宮記念ぐらい走れるかなと見ています。
追い切り評価「×」
ピューロマジック
初の重賞制覇だった葵ステークスの時は、最終追い切りでCW3ハロン35秒台など、かなり調教で動いていました。
それが近走は使い詰めということもあってか、軽め調教が多くなっており今回もその例外ではありません。
前走の負け方なんかを見ると、使い詰めの影響が多少なりともありそうです。
追い切り評価「B」
マッドクール
1週前のCWで終い10秒台。鋭い末脚を見せていました。最終追い切りも坂路51秒台。最後まで失速することなく走れています。
去年のこのレースの時は最終追い切りで気性難を見せて制御不能という感じでしたが、今回はそんなこともありません。去年より心の状態が良さそうです。
久々ながら良い状態に仕上がったなという印象で、高松宮記念と遜色ありません。
追い切り評価「A」
ムゲン
海外馬で近走との比較ができないため調教評価ナシとなります。
追い切り評価「×」
モズメイメイ
中2週のせいか今回は調整程度の内容が多くなっていました。
北九州記念から使い詰めで来ていることもあって、流石にココに来ての上積みまではありません。
ここは良くて前走同様といったところで、調整内容なんかを見ると前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
ルガル
1週前に坂路50秒台。この時は2ハロン23秒台、終い11秒台でまとめるなど全体良し終い良しの内容でした。最終追い切りの坂路でも楽々終い11秒台など、流石の動きを見せています。
この中間は約1か月前から乗り込んでプール調教を多用したこともあってか、久々を感じさない良い状態になっているでしょう。いきなりから万全の仕上がりです。
前走の負けは骨折の影響もあったと思いますし、これはシルクロードステークスのような走りが出来ても不思議ありません。
追い切り評価「S」
ヴェントヴォーチェ
この馬で一番良い状態だったと見ている春雷ステークスを勝った時は坂路で終い11秒台を連発。楽な手応えで鋭い末脚を見せていました。
それが今回は終い12秒台までという感じになっており、一番良かった頃と比べると少し物足りない印象です。
やはり久々となる影響が多少なりともありそうです。
追い切り評価「B」