皆さんこんにちは、アギョウです!
今回はシルクロードステークスの追い切り診断となります。
それでは早速ルガルから見ていきましょう。
ルガル
最終1週前ともにラスト2ハロン23秒台。かなり速いラップを刻んでいます。動きも時計通りと言った印象で鋭い末脚を見せていました。
この馬は元々調教ではよく動くタイプで、駄目だったスワンステークスの時も最終1週前ともに23秒台。最終追い切りなんかは23秒台前半が出ていました。
いつも調教ではよく動く馬だけに、ここに来ての上積みまでは感じませんが、今回も相変わらず調教での動きは良いですし、しっかり好調キープでしょう。今回も近走ぐらいは問題なく走れそうな仕上がりです。
追い切り評価「A」
アグリ
前走は坂路50秒台は出ていたものの終い12秒台後半まで失速。結果的に好走しましたが前走は状態的にはイマイチな印象がありました。それが今回は同じ坂路50秒台をマークしながら終い12秒台前半。前走より粘りが増しています。
最終追い切りも軽く肩ムチが入っただけで一気にギアチェンジ。鋭い反応を見せていました。メリハリのある動きが目に付きます。これは前走以上の仕上がりでしょう。
中4週という間隔の割にかなり攻めた調教をしているなという印象で、同じような間隔での出走だった高松宮記念の時と遜色ありません。今回はG1と同じくらいシッカリ仕上げてきています。
追い切り評価「S」
エターナルタイム
最終1週前ともに楽な手応えで併せ馬に先着。時計自体はそこまで目立つものではありませんが、動きの良さは目立っていました。この馬は元々調教ではよく動くタイプで、調教での動きが良いのは今回に限った話しではありませんが、相変わらず調教では良い動きが出来ています。
前走は1600mを使って駄目でしたが、直線まで抜群の手応えで回ってきた割に追ってからイマイチ伸びきれずという典型的な距離が長い馬の負け方でした。調教でもいつも良い動きを見せるスピードたっぷりの馬ですし、今回の距離短縮はプラスに働く可能性が高いです。
仕上がり面に関しては好調キープだと思いますし、ここで一変した走りが出来てもおかしくありません。
追い切り評価「A」
オタルエバー
最終追い切りで坂路49.7秒をマークし自己ベスト更新。これだけ速い全体時計だったせいもあり、流石に最後はバテ気味になっていましたが、今の状態の良さは感じます。連勝の勢いそのままといった印象です。
前走や前々走も坂路51秒台を出しながら終い12秒台前半を出すなど、調教の段階からよく動けていましたが、今回もそれと遜色ありません。
追い切り評価「A」
カイザーメランジェ
2走前に勝った時は最終追い切りで終い11.5秒。今になって振り返ればこの馬としては鋭い末脚が使えていました。
逆に駄目だった前走、そして今回は終い11秒台後半が精一杯という感じで、2走前ほど調教では動けていません。
ここは勝った2走前というよりも駄目だった前走や3走前に近い状態かなと見ています。
追い切り評価「B」
カワキタレブリー
状態が良かったであろう3歳の頃はCWで終い11.0秒をマークするなど、調教の段階から良い動きを見せることが多かったですが、ここ最近は一杯に追っても終い11秒台後半までということが多くなっています。
今回は中1週ということもあり前走から大きく変わった様子はありません。今回も一番良かった頃の状態にはなさそうで、前走同様でどこまでやれるかでしょう。
追い切り評価「B」
サトノラムセス
良かった頃は坂路51秒台も出ていた馬なのですが、時期的なこともあるのか前走では全く速い全体時計が出ていませんでした。今回はそこから中1週。間隔が詰まっての出走ということもあり大きく変わった様子がありません。
この馬も一番良かった頃の状態にはなさそうで前走同様まで。前走ぐらい走って何着になるかという感じになりそうです。
追い切り評価「B」
サンライズオネスト
最終1週前と坂路51秒台を連発。間隔が詰まっての出走ですが攻めた調教をしています。前走も最終1週前と坂路51秒台を連発していましたが、今回も状態的には高い水準にありそうです。
まさにしっかり好調キープでしょう。能力的に足りるかどうかは別にしては、この馬としては良い状態になっています。
追い切り評価「A」
サンライズロナウド
この中間はプール調教のみとなりました。時計や動きなど評価の基準となるものが全くないため、この馬は調教評価はナシとなります。
近走も全く追い切りをせずプール調教のみで挑んでいるのですが、それで良い結果が出ていますし、個人的には前走ぐらい走れてもいいのではないかと見ています。
追い切り評価「×」
ショウナンハクラク
中1週と間隔が詰まっての出走ですが坂路51秒台。手を緩めることなくシッカリ攻めた調教をしてきました。この馬は前走でも坂路51秒付近を連発するなど、元々調教ではよく動く馬ですが今回も相変わらず調教では動けています。
近走は調教で動いても結果が出ておらず、能力的にどうかという部分はありますが、今回もこの馬なりの良い状態にはありそうです。
追い切り評価「A」
ジューンオレンジ
1週前に坂路51秒台。近走は条件戦ということもあってか、そこまで速い全体時計を出していませんでしたが、今回はフィリーズレビュー以来となる速い全体時計を出してきました。これは重賞仕上げと言っていいでしょう。
その甲斐もあって最終追い切りも楽な手応えで併せ馬に先着するなど、良い動きを見せていましたし、これは良い状態かなと思います。今回もフィリーズレビューぐらいは走れそうです。
追い切り評価「A」
テイエムスパーダ
この馬で状態が良かったであろう3歳夏頃は坂路51.0秒という速い全体時計を出しても最後まで失速せずに走ることが出来ていました。それが今回は同じ坂路51.0秒でも終いに大きく失速しています。
2走前のように逃げたのが偶然ハマることはあるかもしれませんが、近走の追い切り内容や今回の動きを見ると、やはり一番良かった頃の状態にはないかなという印象です。
追い切り評価「B」
ディヴィナシオン
最終追い切りは一杯に追って坂路54.3秒。近走は一杯に追ってもあまり速い時計が出なくなっています。この馬で一番状態が良かったであろうオーシャンステークスの時は坂路50秒台と、かなり速い全体時計が出ていただけに、これはどうでしょうか。
近走の成績を見ても、やはり良い状態にはないかなという印象で、ここは近走同様まででどこまで通用するかになりそうです。
追い切り評価「B」
トゥラヴェスーラ
中8週で追い切り9本。この中間はかなり入念な乗り込みをしています。約3ヶ月ぶりのレースだった前走が追い切り8本だったといえば、今回の追い切りの多さが分かるかなと思います。
その甲斐もあってか1週前に坂路51秒台をマーク。最終追い切りこそ流す程度のものでしたが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。今年で9歳ですが調教では大きな衰えも見られず、今回も良い状態に仕上がっているでしょう。
追い切り評価「A」
バースクライ
最終1週前ともに終い11秒台前半。最終追い切りなんかは抑えるのに苦労するほどの手応えで回ってきていました。この馬は終い10秒台が出ることがあるなど、元々調教ではよく動くタイプですが今回も相変わらず調教では動けています。
いつも調教では良い動きをするタイプだけに、ここに来ての大幅な上積みなどは感じませんが、今回もしっかり好調キープでしょう。前走や前々走ぐらいは問題なく走れそうです。
追い切り評価「A」
ホープフルサイン
前走は中5週で追い切り2本。調教本数が少なめになっています。それにも関わらず、前走より時計が遅くなっているのも気がかりで、これはどうでしょうか。
流石に前走より良いということはなさそうで、ここは良くて前走同様までになるでしょう。前走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
メイショウソラフネ
中1週と間隔が詰まっての出走ですがシッカリ時計を出してきました。動きも時計以上に良いなと思わせるもので、間隔が詰まってのデキ落ちなどは感じません。
休み明けだった前走もシッカリ乗り込んで、それなりに状態は良かったと見ているだけに、ココに来ての上積みまではありませんが、今回もしっかり好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
リバーラ
最終追い切りで3歳1勝クラスの馬と併せ馬をしましたが劣勢の手応え。あまり調教での動きは目立ちません。中2週と間隔が詰まっていることもあり前走から大きく変わった様子はありません。
今回も前走同様までかなという印象で、ここは前走ぐらい走って何着になるかといった感じでしょう。
追い切り評価「B」