皆さんこんにちは。アギョウです。
◎ホウオウビスケッツ
・今の充実ぶりが素晴らしい1頭
・中山芝2000は道悪だと前残り
・近走が見た目以上に強い内容
ここからは詳細な推奨理由を解説させてもらいます。
推奨理由①「今の充実ぶりが素晴らしい1頭」
1週前に終い10秒台をマークしました。この日は若干速いタイムが出やすいコンディションでしたが、それでも終い10秒台を記録したのはこの馬1頭だけで、動きの良さが目立っていました。最終追い切りは軽く流す程度でしたが、1週前までで文句なしに仕上がっているでしょう。
フリージア賞の頃は併せ馬に遅れたり、そんなに調教で目立った動きをするタイプではありませんでしたが、クラシックのこの時期を目標にしていたかのように、調教でどんどん動くようになってきています。
ここに来ての充実ぶりが素晴らしい1頭で、ここは前走以上があってもいいかもしれません。仕上がりとしては文句なしでしょう。
推奨理由②「中山芝2000は道悪だと前残り」
中山芝2000の逃げ先行馬(過去5年) | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
---|---|---|---|---|
良 | 126- 111- 100- 577/ 914 | 13.8% | 25.9% | 36.9% |
稍重 | 29- 26- 25- 136/ 216 | 13.4% | 25.5% | 37.0% |
重 | 6- 11- 8- 40/ 65 | 9.2% | 26.2% | 38.5% |
不良 | 4- 4- 6- 16/ 30 | 13.3% | 26.7% | 46.7% |
中山芝2000は道悪になると前残りの傾向が強まります。
過去5年、中山芝2000の逃げ先行馬における馬場状態別のデータを見ると、馬場が悪くなればなるほど複勝率は上げる傾向にあるのが分かります。
中山芝2000は元々前が残りやすい舞台ですが、道悪になると更に前が残りやすくなるというわけです。
皐月賞(逃げ先行) | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
良馬場 | 2- 5- 3-25/35 | 5.7% | 20.0% | 28.6% |
稍重以上 | 2- 2- 1- 9/14 | 14.3% | 28.6% | 35.7% |
皐月賞もその例外ではなく、馬場状態別の逃げ先行馬のデータでは、やはり稍重以上の方が逃げ先行馬が残りやすくなっていました。
中山は最後の直線が短いため、ただでさえ後ろから差すのが難しい競馬場ですが、道悪になってスピードが出にくいコンディションになると、その難易度はさらに跳ね上がるというわけです。
ここは最終コーナーに入るまでには、前に取り付けるような馬でないと上位争いは厳しいのではないかと見ています。
推奨理由③「近走が見た目以上に強い内容」
ホウオウビスケッツの近走は見た目以上に強い内容です。
まず、前走のスプリングステークスについて詳しく見ていくと、前半1000メートル通過タイムが60.5秒未満かつ前半3ハロンが後半3ハロンよりも速かった年。簡単にいえばハイペースの消耗戦になった年というのは、データがある限り調べると過去36年で11回あったのですが、この中で4コーナー2番手以内かつ3着以上だった馬。
要はハイペースだったスプリングステークスを前に行って粘り込んだ馬というのは、過去36年で7頭しかいませんでした。
その7頭というのがエポカドーロ、マイネルシーガル、ダイワメジャー、ミホノブルボン、ウインストーン、フミノアプローズ、バーニングダイナの7頭なのですが、このうち3頭が直後の皐月賞でも勝っていました。
やはりハイペースの中を粘り込むというのは、並の馬にできることではないというわけです。ホウオウビスケッツも先程名前を挙げた7頭と同じ条件をクリアしており、すでに高いレベルの持続力を見せています。
さらに皐月賞を勝ったエポカドーロ、ダイワメジャー、ミホノブルボンと、駄目だったマイネルシーガル、ウインストーン、フミノアプローズ、バーニングダイナには、とある違いがありました。
それが皐月賞でも前に行けていたかどうかです。駄目だった4頭は皐月賞では前に行けておらず、持ち前の高い持続力を活かすことが出来ていませんでした。
逆に、ハイペースのスプリングステークスを粘りこんで、今回の皐月賞でも前に行けた場合は3戦3勝。勝率100%となっていました。
ホウオウビスケッツも、今回前に行くことさえ出来れば、前走のスプリングステークスで見せた、歴代でも指折りの持続力を生かして粘り込むことが出来るのではないかと思います。
また、ホウオウビスケッツが強い内容だったのは前走だけでなく、その前のフリージア賞も非凡な内容です。
2歳、3歳戦の東京芝2000における後半1000メートルタイムのランキングを見ると、なんとホウオウビスケッツは後半1000メートル歴代1位のタイムで駆け抜けていました。フリージア賞でも高い持続力を見せていたのです。
この東京芝2000における後半1000メートルタイムのランキングを見ると、2位はホープフルステークスで3着だった、あのキングズレインとなっていました。
キングズレインは毎日杯こそ体調が整わず惨敗してしまいましたが、まともな状態なら世代でも上位だぞというところをホープフルステークスでは見せています。ホウオウビスケッツは、そのキングズレインよりも高い持続力を見せているのです。
ホウオウビスケッツは随所に世代でもトップクラスの持続力を見せているにも関わらず、地味な血統と前走で負けているせいか、あまり人気にはなっていません。いかにも皐月賞向きというタイプですし、ここは絶好の狙い目なのではないかと予想します。
まとめ
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