皆さんこんにちは、アギョウです!
今回は札幌記念の追い切り診断となります。
それでは早速ホウオウビスケッツから見ていきましょう。

ホウオウビスケッツ
中18週で追い切り19本。7月2日の段階で函館入り、7月23日からは札幌に移動して調整をするなど、この中間は非常に丁寧な調整をしています。
その甲斐もあって2週前の段階で併せ馬を置き去り。最終1週前は岩田康誠騎手が乗って鋭い末脚を見せるなど、今回も良い動きを連発していました。
2走前の金鯱賞と遜色ない仕上がりで、今回も非常に良い状態になっているでしょう。
追い切り評価「S」
ステレンボッシュ
最終追い切りの併せ馬で楽々先着。乗り替わりとなる池添騎手が乗って良い動きを見せていました。
決して悪い状態ではなかったと見ている前走で案外な結果だったのは気がかりですが、今回も状態自体は良さそうです。
前走を見ると早熟だったのかなという感じもしますが、能力的に足りるのであれば、ここでの好走は十分ありそうです。
追い切り評価「A」
コスモキュランダ
最終追い切りの函Wで終い13秒台。乗っていた丹内騎手も物足りないと感じたのか、ムチを入れるシーンもありました。
この中間の調教履歴を見ると、3週前の追い切りをやっていないなど、今回は順調さを欠いていた調整内容になっています。
状態的には微妙な感じで、ここは持っている能力の高さでどこまでカバーできるかになりそうです。
追い切り評価「B」
アウスヴァール
最終追い切りの函Wで終い13秒台。地味な動きになっていました。
昨年の函館記念の時は終い12秒台前半。3ハロン36秒台など鋭い末脚を見せていただけに、これはどうでしょうか。
今回も、昨年の今頃ほどの仕上がりにはなさそうです。
追い切り評価「B」
アラタ
最終追い切りで函W5ハロンの自己ベスト更新。この時は終い12.4秒でまとめるなど良い動きを見せていました。
一昨年の巴賞を勝った時や、2022年の札幌記念と同じくらいの動きが出来ています。
今回は休み明けになりますが、この馬なりの良い状態になっています。
追い切り評価「A」
アルナシーム
1週前の函芝で終い11.3秒。パンジャタワーと互角程度の動きを見せていました。
前走も仕上がり自体は良かったと見ているだけに、ここに来ての大きな上積みまでは感じませんが、今回もシッカリ好調キープです。
追い切り評価「A」
ケイアイセナ
今回の最終追い切りは見せムチをしただけに素早く反応。手前を替えてスムーズに加速していく動きが出来ていました。
時計以上に良いなと感じる動きで、今回も状態自体は良さそうです。
追い切り評価「A」
ココナッツブラウン
中1週のため調整程度の内容ですが、それでも札幌芝で楽々と終い11秒台。軽快な動きを見せていました。
間隔が詰まっての出走ですが、前走から大きなデキ落ちはなさそうで、今回もシッカリ好調キープでしょう。
追い切り評価「A」
シュトルーヴェ
1週前に函芝3ハロン36.8秒。速いラップを刻む動きを見せていました。
最終追い切りは調整程度の内容ですが、それでも手応え十分といった感じの動きで、これは良い状態になっているでしょう。
最終1週前と乗り替わりになるキング騎手が乗ったというのも評価できるポイントです。
追い切り評価「A」
シュヴァリエローズ
1週前にCW3ハロン35.9秒。この時は終い10.9秒でまとめるなど、非常に鋭い末脚を見せていました。
最終追い切りこそ函Wで調整程度の内容ですが、1週前の段階でキッチリ仕上がっているでしょう。
近走こそ案外な結果になっていますが、調教での動きを見ると、重賞を連勝した4~5走前と遜色ない仕上がりでしょう。
追い切り評価「S」
ショウナンアデイブ
最終追い切りの函Wで終い14秒台。地味な動きになっていました。
前走は最終追い切りの坂路で終い11秒台を出すなど、直前まで攻めた調教が出来ていただけに、これは少し気がかりです。
間隔が詰まっての出走になるせいか、現状維持で精一杯といった印象です。
追い切り評価「B」
トップナイフ
去年や一昨年の札幌記念は、札幌競馬場に入厩して現地で調整していましたが、今年は函館で調整する形に変わっています。
これがどう出るかといった感じですが、明らかに札幌記念を目標にしていた去年や一昨年に比べると、どうでしょうか。
調教での動きも前走の方が良かったかなという感じで、今年は函館記念が目標だったのかなという印象です。
追い切り評価「B」
ハヤテノフクノスケ
前走は函芝で一杯に追って終い12秒台。レースで好走こそしたものの、調教での動きは微妙という感じでした。
それが今回は1週前の函芝で楽々と終い11.5秒。前走より明らかに素軽い動きになっています。
これは前走からの上積みがあっても良さそうで、今回は良い状態になっているだろうと見ています。
追い切り評価「A」
ボーンディスウェイ
最終追い切りの札ダで終い12.3秒。抑えるのに苦労するほどの手応えで、時計以上に良いなと感じる内容でした。
函館でのレースだった前走は函館調整。札幌となる今回は札幌調整と、レースごとに移動して追い切りをしているのも評価できるポイントです。
追い切り評価「A」
リビアングラス
最終追い切りの函Wで強めに追って終い13秒台。地味な動きになっていました。
前走や前々走など間隔が空いての出走では必ずやっていた併せ馬を、この中間はやっていないというのも気がかりで、これはどうでしょうか。
ここは良くて近走同様といった感じで、近走より少し下も考えておいた方がいいかもしれません。
追い切り評価「B」
ヴェローチェエラ
1週前の函芝で一杯に追って併せ馬に遅れていました。
勝った前走も2歳新馬に併せ馬で劣勢の手応えになるなど、調教では地味な動きでしたが、併せ馬に遅れるようなことはなかっただけに、これは少し気がかりです。
調教では動かないタイプにしても今回は微妙という印象で、ここは良くて前走同様という感じになりそうです。
追い切り評価「B」