【ラジオNIKKEI賞2023】追い切り評価《調教推奨馬はアノ馬たち》

追い切り

皆さんこんにちは、アギョウです!

今回はラジオNIKKEI賞の追い切り診断となります。

それでは早速レーベンスティールから見ていきましょう。

▼当ブログ実績▼

レーベンスティール

最終、日曜、1週前と終い11秒台前半を連発。比較的馬場の内側を通ってのものだったとはいえ、併せ馬に遅れるようなこともなかったですし、悪くない動きは出来ています。

今回は追い切り4本。前走が同じ中6週での出走ながら追い切り8本と、調教本数が減っているのが気がかりですが、動きを見るとそう悪い状態ではないでしょう。

前走以上とまでは言いませんが、今回もしっかり好調キープ。前走ぐらいないし前走より少し下ぐらいは問題なく走れる状態かなと思います。

追い切り評価「A

アイスグリーン

最終追い切りの坂路で楽々と終い最速をマーク。やや間隔が詰まっての出走でも1週前にCWで一杯に追うなど、余念のない調整となっています。

1週前に終い12秒台になっていましたが、これは体重の重そうな助手さんの騎乗でした。近走はCWで終い11秒台前半が出ることもありましたが、これらはすべて北村友一騎手や西村淳也騎手。幸英明騎手などジョッキーが騎乗してのものでした。騎乗者の体重の差を考えれば、今回の1週前追い切りもそう悪いものではありません。

最終追い切りの動きを見る限り、しっかり仕上がっていそうですし、ここは前走同様。しっかり好調キープではないかと思います。

追い切り評価「A

ウヴァロヴァイト

最終追い切りこそ軽く流す程度でしたが、1週前に終い11.2秒をマークし併せ馬に楽々先着。1週前まででキッチリ仕上がっているでしょう。

近走も終い11秒台前半が出ていましたが、これらはすべての馬場の内側を通ってのものでした。それが今回は比較的馬場の外側を通って終い11秒台前半が出ており、これは状態が良さそうです。

今回はシッカリ好調キープで前走と同じくらい。前走より少し上があっても不思議ありません。

追い切り評価「A

アグラシアド

やや間隔が空いての出走ですが、この中間は追い切り3本のみと調教量が少なめになっていました。時計もあまり速いものがなく、実質的に最終追い切りの1本のみで仕上げるような形になっています。

最終追い切りでは坂路51秒台が出ていましたが終い失速。前走は坂路で終い11秒台。その前のミモザ賞の時なんかは坂路50秒台をマークしつつ、今回より失速幅が少なかっただけに、これはどうでしょうか。

調教本数の少なさを考慮すると、やや急仕上げ気味の印象も受けます。

追い切り評価「B

エルトンバローズ

1週前にCWで終い10秒台をマーク。一杯に追われる併せ馬たちを置き去りにする動きが出来ていました。最終追い切りこそ輸送に備えて、軽く流す程度でしたが、1週前まででシッカリ仕上がっているでしょう。

以前、同じ間隔での出走だった4走前の未勝利戦の時は追い切り3本。それに対して今回は追い切り6本と、同じ間隔でも追い切り本数は倍増していました。

ここへ向けて余念のない仕上げで万全の状態でしょう。

追い切り評価S

オメガリッチマン

これまでは速い時計は出せずとも併せ馬を入念にやる調整が目立っていましたが、この中間は坂路で単走という調教が多くなっています。

これがどう出るかといったところですが、今回は単走のみの軽め調教が多かったせいか、輸送があるにも関わらず最終追い切りまで一杯に追う形となっていました。これまでは関東への輸送がある時は、最終追い切りは軽く流す程度だっただけに、これは少し気がかりです。

最終追い切りも、ややエンジンの掛かりが遅く、3歳未勝利に待ってもらうところがありました。良かった頃はもう少しスムーズな加速が出来ていただけに、今回は本調子とまでいかない可能性が高そうです。

追い切り評価「B

グラニット

スプリングステークスの最終追い切りはラスト2ハロンから12秒台を踏んで、長く脚を使って粘り込むような調教をしていましたが、この中間はラスト1ハロンだけ脚を使う、終いだけの調教に変わっています。

これがどう出るか次第ではありますが、レースでも長く脚を使って粘り込むようなタイプだけに、調教でも早めから仕掛けて粘り込むような方が良いのではないかと思います。実際にこの馬が好走したスプリングステークス、サウジアラビアロイヤルカップでは長く脚を使うような調教で高い負荷をかけていました。

ラスト1ハロンだけ脚を伸ばすような調教をしている今回は、レースでも近走ほどの粘りが出ない可能性が高いです。もしかしたらこの夏を何度か使うことを見越した余力残しかもしれません。

追い切り評価「B

コレペティトール

間隔が空いての出走ですが約1ヶ月前から入念に乗り込み、1週前は自己ベストタイとなる坂路51.9秒をマーク。最終追い切りも楽々と終い最速の動きが出来ていました。休む前と遜色ない調教タイムが出ています。

むしろ休む前は現役騎手を乗せて速いタイムを出しているという感じでしたが、この中間は体重の重そうな助手さんを乗せて、同じようなタイムを出しています。同じようなタイムでも時計の価値が違います。

今回は状態が良いのはもちろん、休んでいる間の成長にも期待できそうです。この馬なりに良い状態に仕上がっているでしょう。

追い切り評価「A

シーウィザード

最終、1週前と乗り替わりとなる三浦騎手を乗せて併せ馬。1週前は併せ馬に楽々先着し、最終追い切りは抑えるのに苦労するほどで、終始併せ馬には優勢の手応えでした。

前走はプール調教を多用するなど本調子になさそうな感じでしたが、今回はそんなこともありません。最終、1週前と入念に併せ馬をするのはホープフルステークス、芙蓉ステークス以来のことで、2歳の良かった頃の調整内容に戻っています。

今回の併せ馬を見てもだいぶ復調してきている感じがします。この馬なりに調子は良さそうで、ここで一変があっても不思議ありません。

追い切り評価「A

シルトホルン

最終、1週前と終い11秒台をマーク。この中間は速めの時計を出して負荷をかける調教をこなしてきました。

この馬はあまり速い時計を出さない軽め調教の時に好走傾向にある馬で、1勝クラスを勝った前走。そして間隔が空いての出走ながら勝った未勝利戦の時も最終追い切りは終い12秒台。あまり速い時計を出していませんでした。逆に終い11秒台。速めのタイムを出していた2走前や3走前。新馬戦の時はイマイチとなっており、この馬は調教をやるまでもなく仕上がっているという方が良いタイプなのでしょう。

先程も言ったように今回は速めのタイムを出して、しっかり負荷をかけると形となっており、これはどうしょうか。

追い切り評価「B

スズカハービン

この馬は元々あまり調教では速いタイムを出さないタイプで、これまで終い11秒台を出したことはなかったのですが、今回の最終追い切りで初めて終い11秒台を出してきました。

この最終追い切りでは古馬OP馬のサンレイポケットを待つ余裕を見せ、終始優勢の手応えで進めるなど、今回の最終追い切りの動きは良かったです。1週前にあっさり併せ馬に遅れたのがどうかなと思いますが、最終追い切りの動きを見る限り、そう悪い状態ではありません。

この馬なりに調子は良さそうで、いい状態に仕上がっているでしょう。

追い切り評価「A

セオ

この馬は元々調教では良く動くタイプで、負けた前走も馬なりでCW80秒を切る時計をマークしつつ終い11秒台でまとめる動きが出来ていました。

それが今回の1週前は一杯に追って終い11秒台という感じで、前走ほど動けていません。日曜の坂路調教でも終い失速しており、日曜の坂路で終い失速というのは今回が初めてになります。

前走より上の状態ということはなさそうで、良くて前走同様。個人的には前走より下の状態ではないかと見ています。

追い切り評価「B

ダイシンヤマト

中2週ということもありこの中間はあまり速い時計を出せず、最終、1週前ともに終い12秒台となっていました。未勝利戦を勝った時は中3週でも終い11秒台を連発していただけに、この中間はあまり目立った動きが出来ていません。

これまでは必ずしていた併せ馬も、この中間は全くしておらず単走のみの調整になっているのも気がかりです。

この馬は使い詰めが続いているということもあり、流石にここに来ての上積みはなさそうです。ここは良くて前走同様。個人的には前走より下も十分ありえる状態かなと見ています。

追い切り評価「B

バルサムノート

最終、1週前と坂路で終い11秒台をマーク。道中は抑えきれないほどの手応えで軽く仕掛けだけで一気に加速していく動きが出来ていました。

この馬は坂路で終い重点の調教ばかりをする高野厩舎の馬ということで、坂路のラスト1ハロンでどれだけ加速出来たかが状態的な一つの指標になります。

この馬が全く駄目だった葉牡丹賞の時は0.3秒、前走が0.7秒。そして今回はラスト1ハロンだけで1.2秒も加速する動きが出来ており、勝った前走以上の動きを見せており、駄目だった時とは雲泥の差です。

斤量は重くなってしまいますが、状態的にはこれまでの中で一番走れてよさそうな状態です。ここへ向けて万全の仕上がりでしょう。

追い切り評価S

マイネルモーント

間隔が詰まっての出走ということもあり、今回の最終追い切りは初めてポリトラックでのものとなりました。

今回の最終追い切りは併せ馬に食らいつくという感じで、やや劣勢の手応えでした。叩き2走目になりますが、そこまで上積みがあるようには見えません。

ここは良くて前走同様といったところで、個人的には前走が南Wで終い11秒台を連発するなど、休み明けながらシッカリ仕上がっていたと見ているだけに、前走から少し下の可能性も十分あります。今回は前走と同じないし前走より少し下でどこまでやれるかでしょう。

追い切り評価「B

エマヌエーレ

1週前に坂路49.9秒をマークし自己ベストを更新。最終追い切りでも坂路で終い11秒台を出すなど、この中間は坂路でよく動けていました。

これまでも坂路51秒台など速い時計が出ることがありましたが、これらはすべて体重の軽い騎手が騎乗してのものでした。それが今回は体重の重そうな助手さんを乗せて坂路49秒台。最終追い切りでも終い11秒台を出しており、これは状態が良さそうです。騎乗者の体重を考慮すると、これまでで一番といって差し支えないでしょう。

久々の競馬になりますが、今回がこれまでで一番走れそうな状態です。仕上がりが良いのはもちろん、ココに来ての成長も伺える追い切りでした。ここへ向けて万全の状態でしょう。

追い切り評価S

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