今回は福島牝馬ステークスの過去データ分析となります。
どうも、競馬生活者アギョウです。
今回の福島牝馬ステークスは、出走頭数12頭。
メンバー的にもやや手薄かなという印象を受けました。
ただ同時に、手薄なりに面白いメンバーでもあるなとも思いました。
カワキタエンカ、トーセンビクトリー、レイホーロマンスなど。
あまり華はありませんが、地味な実力馬たちが揃ったのではないでしょうか。
今後の牝馬ステークスシリーズ(牝馬G3)では、よく見かけるメンバーになると思いますから、
これからのことを考えると、これは今後の牝馬界を占う一戦になるのではないでしょうか。
というわけで、今回の福島牝馬ステークスの過去データ分析では、
今回の出走メンバーの中で、過去データ的に有利なのはどの馬なのか。
過去データから浮き上がってくる、意外な穴馬はいないのか。
そこら辺を、中心に見ていこうかなと思います。
それでは、福島牝馬ステークスの過去データ分析に入っていきましょうか。
福島牝馬ステークス 過去データ分析
今回は過去10年間のデータを参照して、傾向を探っていきます。
人気・枠順・脚質・年齢。最後には気になるデータを紹介していこうと思います。
それでは、各データの考察に入っていきましょう。
人気別データ
こちらが、人気別データとなります。
こちらのデータを見る限りでは、11番人気以下の好走が目立ちますね。
11番人気以下の複勝率10%以上というのは、他ではあまり見られない数値。
単勝回収値90、複勝回収値140というのは、その好走度の高さを表しています。
福島牝馬ステークスというのは、荒れる傾向にあるレースなのではないでしょうか。
さて、それでは人気別データを、さらに細かく分析していくため、
今度は「単勝オッズ別データ」の方を見ていきましょうか。
単勝オッズ別データでは、30倍以上の馬たちがいい感じなのではないでしょうか。
勝ちこそ1回しかありませんが、この人気の複勝回収値は軒のみ100オーバーですからね。
特に良績が目立つのが、30.0~49.9倍ですね。
複勝率17%程度というのは、この人気にしては驚異的。
買い目に入れておくと面白いのではないかと思います。
枠順別データ
次に、枠順別データとなります。
こちらの場合もハッキリとした傾向が出ているのではないでしょうか。
福島牝馬ステークスは、内枠有利といって間違いないでしょう。
過去10年の勝ち馬は、すべて1~4枠の馬たちでした。
複勝率に目を向けても、4枠までとそれ以外では明らかな差があります。
福島牝馬ステークスでは、内枠の馬を中心視するべきでしょうね。
脚質別データ
続いて、脚質別データとなります。
これは、逃げ先行馬が有利ということでいいでしょう。
福島競馬場は小回りコースで、前有利傾向が強いとして知られています。
この福島牝馬ステークスも、その例外ではないということでしょうね。
では、この裏付けを取るために、今度は上がり3ハロン別データを見ていきます。
やはり、速い上がりを使えていない馬も台頭していますね。
上位の上がりを使うに越したことはありませんが、~5位くらいでも大丈夫。
~5位が、過去10年最多の4勝となっていて、回収値も上位勢に引けを取りません。
福島牝馬ステークスでは、瞬発力よりも先行力の方が重要なのではないでしょうか。
年齢別データ
そして、年齢別データとなります。
過去10年では、5歳が中心であることが多いようですね。
1着5回、2着5回というのは高水準。複勝率25%程度も申し分ありません。
逆の意味で注目がしたいのが、4歳です。
こちらは出走頭数の割には、あまり馬券に絡めていない様子。
他のレースでは4歳の活躍が目立つだけに、これは特筆すべき点です。
年齢別データの他に、所属別データもここで確認させてください。
過去10年では、栗東所属(関西)馬が有利だったのではないでしょうか。
勝率を始めとした戦績こそ同じくらいですが、単勝回収値は雲泥の差。
栗東所属馬たちが、このレースでよく穴を開けてくれていることがわかります。
今回のレースはどの馬も同じ斥量ですから、斥量別データは参考程度に留めておきます。
気になるデータ
最後に、過去10年で気になったデータを紹介させてもらいます。
福島牝馬ステークスで、気になったのは前走レースについてのデータです。
このデータを見る限り、中山牝馬ステークス組が、福島牝馬ステークスの中心でした。
確かに出走頭数が多いということもあるのですが、それにしても過去10年9勝は優秀だと思います。
これだけのサンプルがあって、複勝率30%程度をマークしているのも特筆点です。
福島牝馬ステークスでは、前走が中山牝馬ステークスだった馬に要注目です。
福島牝馬ステークス 過去データまとめ
ここまでのデータをまとめますと、
・11番人気以下の馬。オッズ的には30.0~49.9倍
・内枠有利。1~4枠の馬を中心視するべき
・とにかく前に行ける馬が有利
・5歳の好走、4歳の苦戦。所属は栗東がいい感じ
・前走が中山牝馬ステークスだった馬に要注目
以上の、5点があげられるかと思います。
まだ、枠順が出ていないことを考えると、
現状で見るべきポイントは、4点に絞られてきます。
となると、現状で過去データ的に有利となるのは、
30.0~49.9倍の5歳の前に行ける関西馬。前走は中山牝馬ステークス。
では、この条件に多く当てはまる、過去データ的強馬とはどの馬なのか。
今回はその馬を、過去データからの「推奨馬」として紹介させてもらいます。
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