僕が使っている予想理論

今回は僕が現在使っている予想理論説明をしていきたいと思います。

なぜ、インブリードなのか

競馬の血統予想といえば「父が○○だから~」「母父が○○だから~」というのが主流だと思います。

ですが、僕の血統予想はそれとは少し違っていて、その馬がどんなインブリード(クロス)を持っているかを重視します。

そもそもインブリードってなんぞや?って方はこちら
http://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w471.html

ダビスタなんかはやる方は分かると思いますが、馬の生産をする際にはインブリードっていうのは非常に気にしますよね?

ディープと並んで最強馬の呼び声高い、オルフェーヴルはノーザンテーストの4×3。
2019年9月現在、世界最強と謳われているエネイブルはサドラーズウェルズの2×3という強烈なインブリードです。
古くはエルコンドルパサーなど、インブリードがもたらした名馬の名前を挙げれば、枚挙にいとまがありません。

インブリードが競争に与える影響というのは、間違いなく存在するでしょう。

それにも関わらず、馬券購入の際には「ディープ産駒だから~」という人はいても、「この馬はナスルーラの3×4だから~」っていう人は少ないと思います。

これを鑑みれば、まだまだインブリードというのは、オッズ妙味が存在する予想ファクターになりえるのではないかと考えています。

インブリード血統予想とは

ここからは、実際の例を用いて、インブリード血統予想を解説していきたいと思います。

まず、こちらを見てもらいたいと思います。2019年の札幌2歳ステークスのオリジナル出馬表です。

ここで見てもらいたいのが馬コメという欄。上記のターリントンホールを例に出すと「C(×)」という部分です。

まず、前の「C」というのは父父、父母、母父、母母から割り出した、大まかなタイプです。

A~時計の早い瞬発力勝負に強い(瞬発力に長ける)
B~時計の早い持続力勝負に強い(長く脚を使うことに長ける)
C~時計のかかる持続力勝負に強い(パワー・スタミナに長ける)

AB~AとBの中間的な適正を持つ
AC~AとCの中間的な適正を持つ
BC~BとCの中間的な適正を持つ

これは従来の血統予想と、そう変わりはないものになっています。

ここからインブリードを使って、さらにその馬の血統的な特徴を捉えていこうというのが、このインブリード血統予想の肝です。

「血量10%以上」のインブリードが、レース結果に大きく影響を与えるものと定め、「(×)」のような形で示しています。

(A)~瞬発力の要素を高めるインブリードを持つ
(B)~長く脚を使う要素を高めるインブリードを持つ
(C)~パワー・スタミナの要素を高めるインブリードを持つ
(×)~インブリードなし

例に出したダーリントンホールの「C(×)」というのは、つまり「Cタイプのインブリードなし」ということです。

ダーリントンホールの「C(×)」のような場合は、そのままCタイプとして判断しますが、ブラックホールの「C(A)」のような場合は( )の中を優先し、Aタイプと判定します。

C(×)→Cタイプ
C(A)→括弧内を優先してAタイプ

最終的なタイプとして判定したのが馬コメ欄の隣。A、B、C、AC、AB、BCを色分けして表示していますので、そちらを御覧くださいませ。

そして馬場、展開、同一レースの傾向などから必要とされる要素(A~C)を考えて、最終的な印を打っていきます。

+αの要素 騎手について

ここまでインブリード血統予想の説明をしてきたわけですが、インブリード血統予想では本命候補が複数出てくる場合があります。そんなときに馬の優劣をつけるために目をつけたのが「騎手」というファクターです。

こちらも「騎手が~」という人は多くいても、騎手予想をガチでしている人は見かけたことがないなということから、こちらに注目してみました。

先程、同様のオリジナル出馬表です。騎手の欄を見てもらいたいのですが、何やらピンク、水色、黄色に色分けされていますよね。各色の騎手にはこんな特徴があります。

ピンク~芝が得意。芝で期待値が高い騎手。
青~ダートが得意。ダートで期待値が高い騎手。
黄色~外国人騎手。芝ダート問わずに好走率は高いものの期待値は低め。
緑色~2キロ、3キロ減の騎手。好走率、期待値ともに低い。

馬にも芝向き、ダート向きがあるように、騎手にも芝向き、ダート向きがあることを発見しました。

まず、ピンク色は福永騎手、川田騎手に代表される中堅どころのJRA学校出身の騎手が多く該当します。2019年9月現在、騎手リーディングをひた走る川田騎手ですが、芝での単勝回収率が100%を超えているのに対して、ダートは60%しかありません。2019年9月8日の阪神1Rのダート戦にて、川田騎手が単勝1.1倍の馬で負けたことは、このデータに基づいて考えれば、何ら不思議なことではありませんでした。

青色は戸崎騎手、岩田騎手に代表される地方競馬の出身騎手が多く該当します。地方競馬はダートでの戦い。そこで実績を残してJRAに移籍してきた騎手が、ダート戦が得意ということは当たり前といえば当たり前のことです。戸崎騎手はインターネット上で色々言われていますが、芝での単勝回収率60%、ダートでの単勝回収率が97%。ダートに限って見てみると、優秀な騎手なのです。また、最近ではこれらの地方競馬出身騎手の騎乗を参考にしていると思われる、若いJRA学校の出身騎手というのも目立つようになってきています。武豊騎手や横山典弘騎手など、往年の名ジョッキーたちは肉体的な衰えから、芝での成績を徐々に落としていますが、その精密機械とも言える体内時計を生かした、ダートでの逃げ先行には目を見張るものがあります。

黄色はルメール騎手、Mデムーロ騎手に代表される外国人騎手です。昨今の競馬は外国人旋風が巻き起こっているように、外国人騎手たちの好走率というのは素晴らしいものがあります。ただ、その一方で回収率という点では日本人騎手とそう変わりません。これは昨今の外国人旋風を受けて、外国人騎手というだけで馬券が売れる側面があるからでしょう。ルメール騎手はあれだけ勝っているイメージがあるにも関わらず、芝ダート通算の回収率で戸崎騎手と同程度。Mデムーロ騎手に至っては芝ダート通算で単勝回収率58%しかありません。外国人騎手は好走率の高いものの、馬券的な妙味を見出すことは難しくなっています。

緑色は通算50勝未満の2キロ、3キロ減の騎手たちです。2キロ、3キロとハンデをもらってはいるものの、好走率、回収率ともに今ひとつな感じになっており、技術な拙さというのが目立ちます。藤田菜七子騎手も緑色に該当するのですが、芝ダート通算で単勝回収率46%しかなく、買うだけ損な騎手といっても過言ではありません。

以下、実際の集計結果を掲載しておきます。

芝ダート通算の成績(集計範囲:2018年9月13日~2019年9月13日)

芝通算の成績(集計範囲:2018年9月13日~2019年9月13日)

ダート通算の成績(集計範囲:2018年9月13日~2019年9月13日)

騎手的な上積み

今の競馬は昔とは違い「乗り替わり」というのが頻繁に行われるようになりました。日本人騎手と好成績を残した馬が、ルメール騎手への乗り替わりというのは、もはや日常茶飯事です。

そんな乗り替わりからも、馬券的な狙い目があります。

芝のレースにおいて

ダート騎手(青)→芝騎手(ピンク)
ダート騎手(青)→外国人騎手(黄)

ダートのレースにおいて

芝騎手(ピンク)→ダート騎手(青)
芝騎手(ピンク)→外国人騎手(黄)

という乗り替わりのパターンです。

芝レースにおいて、ダートの方が得意な騎手のせいで能力を出しきれなかった馬が、芝が得意な騎手、外国人騎手に乗り代わって、能力全開というのは想像に難くないかなと思います。逆のパターンの然りです。

戸崎騎手→川田騎手という乗り替わりは、一般的な競馬ファンからすれば、一括に鞍上強化というでしょうが、騎手の特徴を知っていれば、芝レースだったら鞍上強化。ダートのレースだったら鞍上弱化と、ハッキリと分かります。

このような乗り替わりによる上積みを「騎手的な上積み」があると称して、騎手予想の必殺パターンになってきます。

以下、実際の集計結果を掲載しておきます。

芝通算の成績(集計範囲:2018年9月13日~2019年9月13日)

ダート通算の成績(集計範囲:2018年9月13日~2019年9月13日)

騎手予想まとめ

芝において
芝騎手(ピンク)>外国人騎手(黄)>ダート騎手(青)=減量騎手(緑)

ダートにおいて
ダート騎手(青)>外国人騎手(黄)>芝騎手(ピンク)=減量騎手(緑)

 

更新日:

Copyright© 【過去データ・キャラ重視】アギョウの競馬予想ブログ , 2019 All Rights Reserved.